長崎県知事の雑でいい加減な「お願い」

5/7、緊急事態宣言発令に伴う「お願い」が出されたので、私なりの意見・感想をまとめました。

1.心に響かない

長崎県知事の記者会見を見ましたが、台本の棒読みが殆どで、心に響きませんでした。
確かに、ミスなく正確な情報を伝える事は大事です。
しかし少なくとも、知事の声を聴いて「よし、知事のお願いに従おう!」とは思えませんでした。
テキスト化された「お願い」も熟読してみましたが、やはり納得できない点が多々ありました。

2.「県民へのお願い①(県外との往来自粛要請)」について

「県民」よりも「県外」へのお願いを

大前提として、「お願いする相手」が間違っています。
言うまでもなく、長崎県民の県外移動よりもリスクが高いのは、「長崎県外からの往来」です。
まずはこちらについての情報発信をすべきではないでしょうか。

「県外」という大雑把なくくり

長崎県よりもコロナの陽性判定者が少ない地域は全国に沢山あるため、リスクの度合いは県外でも様々です。
それを大雑把に「県外」と表記する事に対して違和感を抱きます。
長崎県の方が感染リスクが高い場合もありますが、「県外」の人に対して不正確かつ過剰な反応を起こしてしまうのではないでしょうか。

「真にやむを得ない場合」とは何か?

「やむを得ない」とは、辞書によると「仕方がないこと」だそうです。
しかし、葬式・急病・結婚・仕事・旅行など、人によってその基準は様々であり、明確な指針も示されていないため、分かりづらいと感じます。
曖昧な言葉で濁して移動制限をさせようとする発想は、「テキトー」だと感じもします。

お願いの仕方

上記の点を踏まえ、どうしても「県民の移動」を自粛させたいのであれば、
「医療崩壊を避けるために、出来るだけ感染リスクの高い地域との往来を控えるか、移動した場合は感染拡大を防ぐため、PCR検査や一定期間の面会自粛の配慮をお願いいたします。」
とお願いした方が良いと感じます。

3.「県民へのお願い②(家族以外との会食や飲み歩きの自粛)」について

営業補償が先決

この「お願い」が100%順守された場合、飲食店のお客さんは「家族か1名利用のみ(しかも1回だけ)」になってしまうため、かなりの大打撃です。
これでは飲食店が潰れてしまうのではないでしょうか。
お客さんに「お願い」するのではなく、飲食店が自主的に休業できるように、営業補償をするのが先決だと感じます。
そもそも、飲食店についてもカラオケと同様に、「飛沫感染を防ぐ対策」を徹底する事に力を注ぐべきです。

4.「県民へのお願い➂(カラオケ禁止令)」について

飛沫感染の対策徹底を

「カラオケで多発しているから、カラオケを止めてください」と言うのは、「交通事故が多いから、車に乗るのを止めてください」と同じくらい雑な論理です。
新型コロナは飛沫感染が原因であるため、徹底した一人カラオケスタイルでアクリル板や消毒を施せば、感染リスクは抑えられるはずです。
大雑把にカラオケ自体を禁止するのではなく、カラオケ店に対する飛沫感染の対策を徹底させるべきです。

5.まとめ

感染が広がり1年以上が経ちますが、政治は相変わらず「科学的な根拠」に基づく対策の指導や補償がないまま、的外れで不合理な「お願い」ばかりを繰り返しています。
私たちはこのまま、ずっと黙っていて良いのでしょうか?
最近の状況を見ていると、「正直者がバカを見る」世界になりつつあると感じますし、そのうち「1歩も外に出ないでください」という馬鹿げた「お願い」が出されてしまいそうです。
政治家の号令により、私たちは移動や飲食、娯楽の自由を制限されています。
第4波を巡る政治や行政の「いい加減な態度」に対して、「おかしいぞ」と感じますが、皆様はどう感じますか?

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