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2018年

  • 2018年8月8日
  • 2019年11月3日

私が五島市長だったら-15-市の自主財源を高める

五島の財政 地方は財政が火の車で、国のお世話にならないと成り立たないことを、以前の記事でご紹介しました。 https://nakanishidaisuke.com/2017/10/03/finance-of-goto/ 本日は、その中でも圧倒的に比率が少ない、「自主財源」の内訳と、私が市長だったらそれをどうするか、ご紹介します。 市税 個人市県民税 個人を対象に、県民税と市民税がセットで徴収されま […]

  • 2018年8月2日

農業と漁業の自動化

スーパーデータ活用 台風が東からやってくるほどの、異常気象が多発する時代です。 こんな時代に一番迷惑を被るのは、自然の力に左右される「一次産業」の方でしょう。 今後は、 そもそも生産できるかも分からず 市場で売れるかどうかも分からないものを 「毎年生産し続ける」ということ は、ハイパーリスキーな状態になります。 そこで本日は、最先端のデータ活用が普及した場合の一次産業経営を考えてみます。 生産の見 […]

  • 2018年8月2日
  • 2019年6月19日

五島市の水産事情

海の宝庫・五島 本日は、五島市の水産業の概要についてご紹介します。 漁業就業者推移を見ますと(港勢調査より)、 H5年:2473人 (中略・・・) H25年:1077人 と20年間で56%も減少しています。魚が取れないことに加え、私たちの生活の魚依存度も徐々に減少していますので、 昔と比べて漁師が生き辛くなっている ことが見て取れます。人が少なくなると言うことは、衰退産業であるということです。 採 […]

  • 2018年7月31日
  • 2018年9月18日

五島市の介護保険制度のご紹介

介護保険制度の仕組み 40歳以上の方が受けられる「介護保険制度」は、町や市が(保険者)となり、費用の支払を行っています。五島市の場合は、こんな内訳です。 国(25%) 県(12.5%) 市(12.5%) 第一号被保険者(23%) 第二号被保険者(27%) 本日は、出張で前講講座で聞いた内容と、今後の見通しを紹介します。 充実しすぎなサービス 介護が必要となった高齢者(要介護認定が必要)を要支援1~ […]

  • 2018年7月30日
  • 2018年7月30日

五島市でトークンエコノミー利用のアイデアを考えてみた

ベーシックインカムとしてトークン利用 前回の続きです。 https://nakanishidaisuke.com/2018/07/30/token/ 五島で生活するうえでの一つの問題として、 家賃の高さ が挙げられます。福江の街中だったら大体3万~7万くらいと、 都市部とあまり変わらないジャン!? っていう物件もあります。 https://nakanishidaisuke.com/2018/06/ […]

  • 2018年7月30日
  • 2018年7月30日

トークンエコノミーの勉強会に参加してきました

独自の経済圏 先日、トークンエコノミーの勉強会が、五島でも行われたので、参加してきました。 ブロックチェーンの基本的なお話から始まり、トークンエコノミーとは何か? っていう部分まで紹介していただきました。ブロックチェーンについては、 非中央集権 台帳をみんなで管理する 価値を担保するものはない という特徴が挙げられ(ググレれば大体出てきます)、ブロックチェーンを基盤としたトークンエコノミーは、 小 […]

  • 2018年7月30日
  • 2018年7月30日

「つながり孤独」と人間の心理

人間社会 SNSを介した「つながり孤独」が大きなテーマとなっている時代です。NHKの番組はこちら。 番組では、「現代の若者の多くがSNSを利用している」ことを前提に、 SNSに繋がっていないと不安な人もいる SNSで他人と比べて孤独を感じる人もいる という問題が提起されています。 これは若者だけでなく、人間の心理に深く根ざしたテーマですので、原因を考えてみたいと思います。 SNSに繋がっていないと […]

  • 2018年7月17日

情報技術と産業用ロボの導入で変わる農林水産業

補助金漬けの代名詞 農林水産業は、日本の一次産業の中で、政府から手厚い保護を受けています。 競争力の強化に向けた設備の導入 関税による国内製品の保護 収入減少に対する政府の補填 などなど。飲食とかサービス業からすると、 (沢山補助金が貰えていいなー) という形で、羨ましがられている感じさえします。 さて、そもそもどうして、日本の農林水産業は、「手厚い政府の保護」を受けなければならなくなったのでしょ […]

  • 2018年7月17日
  • 2018年7月17日

五島市の林業の取組みを紹介

過去の定例議会から、「五島市の林業」の取組みをまとめました。 五島市の29年度施政方針 林業について、 市営林で林齢の高い森林で主伐を行い、跡地に植林をする。 安定的な木材の生産が可能となる資源の構成に努める。 利用間伐を推進し、公共施設及び公共工事への活用と島外出荷による利用を促進し、島内製材所や工務店との連携により、地域経済への波及効果が高まるように努める。 森林整備に不可欠な路網については、 […]

  • 2018年7月17日

個人は逃げる時代~「一所懸命」からの解放~

日本人の価値観 日本人は古くから、「一所懸命」の呪縛に囚われている気がします。 古くは『ご恩と奉公』の関係によって、武士が土地に縛られていましたし、現代の生活様式を見ても、日本人のDNAに染み付いているのではないでしょうか。 例えば、一度加入した部活は引退まで続けることが良しとされ、学校で言えば皆勤賞が表彰されたりします。 会社の中では、勤続年数に応じた表彰なんて言うのもありますよね。 「継続は力 […]

  • 2018年7月12日

「地方創生」の「ザオラル」はMPの浪費

地方創生 日本の政治ネタとして、「地方創生」という言葉が使われることが多く、地方をテーマに「限界集落」や「消滅可能性都市」といった言葉が生まれています。 ところでこの「地方創生」ですが、具体的な取組みが実を結んでいるのでしょうか? 今回は、中央の大号令で、全国の地方に「ザオラル」をかけている国の方針について、その効果を考えてみたいと思います。 ※「ザオラル」は仲間を蘇らせるドラクエの呪文。復活する […]

  • 2018年7月10日
  • 2018年7月10日

石木ダム問題を考える

半世紀に及ぶテーマ 本日は長崎県でも大きなテーマとなっている「石木ダム」について考えます。7/10の長崎新聞では、 長崎県と佐世保市、反対地権者らの間で平行線をたどる論争に、司法は9日、「必要」との判断を示した。 と紹介されています。 長崎県と佐世保市:ダム作りたい 反対地権者:ダム作りたくない との争いに、司法が判断を下した結果です。 そもそもの問題は、いつ始まったのでしょうか? 日経新聞による […]

  • 2018年7月10日
  • 2020年9月12日

移住で心配な「災害時の行政対応」が問われる時代

台風、大雨、地震 2018年7月は、西日本を中心に猛烈な大雨に見舞われ、100名以上の方がお亡くなりになられました。 自衛隊、ボランティア、自治体職員といった様々な方々が「災害対策」として乗り出している状況ですが、事後対応のスピードが成否を分けます。 そこで本日は、行政が今後どうやって災害に対応していくべきなのか?と言う点を考えてみたいと思います。 ポイントは、シェルターの確保と、技術活用です。 […]

  • 2018年7月10日
  • 2018年7月10日

五島市の畜産のご紹介

市役所出前講座 役所の方が出張で来てくれる勉強会を開催しました。 本日はその中で、「五島市の畜産」についてご紹介します。 毎月奇数月に、五島では「子牛の競り」を行っています。 私も昨年参加してきました。 https://nakanishidaisuke.com/2017/03/19/calf-auction/ 当時と比べると、子牛の平均価格は80万円前後と、高めに推移しているようです。 販売先は、 […]

  • 2018年7月6日
  • 2018年7月6日

延命サービスに先端技術をフル活用した場合

高齢者とどう向き合うか? 今、全国の市町村では、「高齢者の見守り・介護・医療」が大きなテーマとなっています。 本日は、倫理的な問題を全て排除した上で、最先端の技術を延命サービスに使ったらどうなるか、という点を考えてみます。 延命サービスとは具体的に 高齢者の見守り(70-80歳くらい) 高齢者の病気予防(80-90歳くらい) 高齢者の延命(90歳以上) という感じです。 健康管理は通院不要 今後は […]