延命サービスに先端技術をフル活用した場合

高齢者とどう向き合うか?

今、全国の市町村では、「高齢者の見守り・介護・医療」が大きなテーマとなっています。

本日は、倫理的な問題を全て排除した上で、最先端の技術を延命サービスに使ったらどうなるか、という点を考えてみます。

延命サービスとは具体的に

  1. 高齢者の見守り(70-80歳くらい)
  2. 高齢者の病気予防(80-90歳くらい)
  3. 高齢者の延命(90歳以上)

という感じです。

健康管理は通院不要

今後は健康管理をするために、わざわざ病院で検査をする必要はなくなります。

それは現在よりも高い頻度&低いコストで検査をすることが可能になるからです。

具体的には、人体と家の中に、埋め込み型のマイクロICチップが普及します。

人体に埋め込まれたチップは、健康に関するデータをリアルタイムで計測します。

脈拍・血圧・体温といった体内のデータですね。

それに加え、トイレの中にもチップ(及び計測器)が導入されると、排出物の状態から、健康度合いの測定も行うことが出来ます。

そうした流れを受けて、

「日常生活をすること」=「リアルタイムにデータ送信」

という健康管理手法が一般化します。今でもNIKE+では、ランニングのデータをサーバで管理していますよね。その拡張サービスのようなイメージです。

位置情報の提供サービス

体内にICチップを組み込むことが出来れば、「高齢者の見守りコスト」は格段に低くなります。

これはリアルタイムで高齢者の位置情報が分かるということです。

例えば、普段とは異なる場所に高齢者が移動した場合、即座に病院や介護者への通知を行うことが可能となり、迅速な対応が可能となります。

「本日、○○歳の、Aさんが、行方不明になりました。」

という、ご近所の捜索放送は、なくなっていきます。

病気の予防はAIで

日常生活でサーバに送られるデータは、過去に人類が蓄積した膨大な「医学データ」と突合せされます。そして導かれるのは、

○○さんは、今後○年以内に、○○の病気を煩う可能性が高いです。

という「病状の予測」です。それを踏まえ、最適な予防プランの提示がされます。

××の治療をすることにより、××の発生を抑制できます。

こういった予測は、過去の蓄積を元に統計的・科学的に導かれるため、人間の判断よりも正確です。

それは牛さんの耳にICタグを付けるのに似ています。

  • 予期せぬ移動に伴う捜索リスクを低減
  • 病気の発生に伴う健康リスクを最小化

させるための装置として、マイクロICチップとAI(ビッグデータ予測)が活用されます。

延命サービスとして「脳マッサージ」

そうした延命を図っても、人間はいずれ死にます。

それでも長く生きていたいという方向けのサービスも、登場します。終末期で、病気の痛みや心身の病に苦しむ患者さんに対して、

脳に電極を繋ぎ、快楽物質を供給し続ける

というサービスも出てきそうです。

データ収集、データ分析、そして最適な脳への刺激、という技術が組み合わされば、SFの世界がもうすぐにでも実現できそうな勢いです。

私が言いたいのは、

「こういう世界が素晴らしいよね!」

って言うことではなく、

(好き嫌いに関わらず、そうなっていくんだろうなー)

ということです。

それは馬車が自動車に置き換わるのと同じくらい、自然な流れのような気がします。

 

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