2022年3月の長崎県議会を傍聴した感想

今までは市議会ばかりに注目していましたが、知事が変わった事もあり、県議会に興味が湧いてきました。

そこで、3月17日~18日に行われた方の一般質問を全員聞いた上での感想です。

質問は広く浅く

今回は8名の議員が質問しましたが、その多くは「広く浅い」質問でした。

  1. 冒頭:議員が20分の五月雨質問
  2. 回答:各担当課から20~30分
  3. 残り:議員が10~20分程度質問

という感じでした。

五島市議会と比べると、時間配分はおそらく同じ1時間ですが、テーマ数が多すぎるのではないかと感じました。

五島市議会の場合、質問項目は大体3~4つくらいで、多くても5つくらいの印象です。

今回、小林議員の質問項目が一番少なく、深く突っ込んだ質問をされている印象でした。

【2022年3月/長崎県議会議事メモ】小林克敏議員

結局言いたい事は?

質問項目が多いと、議会を傍聴している側から見て

  • 結局どの質問が一番気になったのか?
  • 何が一番聞きたかったのか?

の部分がぼやけてしまうと感じました。

勿論、議会では視聴者の印象に残るパフォーマンスが大事という訳ではありませんが、ある程度視聴者を意識した「見せ方」も大事だと思います。

その辺りのバランスは難しく、私自身も市議会で気を付けたいと思いました。

知事の答弁は控えめ?

選挙の時は元気がよかったイメージですが、議会ではとても大人しい印象を受けました。

関係者としっかりと話し合い、進めていきます

というのが知事の基本答弁スタンスのように感じました。

まだ就任したばかりで、政治行政もないため、分からない事ばかりだろうと思います。

そうした中では、滅多な事は言えないため、慎重な姿勢になる事は仕方がないと思います。

ただ、自ら先頭に立ち、県政を引っ張りPRしていくという表明でしたので、

大石カラーが出るであろう「6月議会」への期待が高くなったようにも感じます。

公約は実現可能?

今回、山田朋子議員から

子育てに必要な財源を市町村でどう分担するのか?

という質問に対して、

これから検討していく

との知事答弁でした。

【2022年3月/長崎県議会議事メモ】山田朋子議員

つまり、公約では様々な分野で

○○します

と述べていましたが、財源を含む実効性の裏付けはなかったという事です。

長崎県は財政的にも厳しいとの現状認識でしたので、早くも公約の実現に黄色信号?とも感じました。

それと同時に、選挙で掲げるマニュフェストとしては、バランスシートのように考えて

「○○します + ××止めます = 財政的に均衡」

と表現した方が良いだろうと感じました。

有権者としては、その辺りの視点も持たなければいけないだろうと感じました。