【2024年2月/長崎県議会議事メモ】外間雅広議員

長崎県議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、時間がかかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。

1.知事の政治姿勢について

(1)ビジョン、総合計画などの施策に挑む知事の姿勢について

外間. 新たな転換、デジタル化を捉えつつ、未来大国、未来への期待感を抱いていただき世界に存在感を目指す知事の想いが反映されていると思い、期待が高まっている。事業の推進に当たっては、関係部局が一丸となる事が考えるが、どのような姿勢で臨むのか。

知事. 従来の枠を超え、市町や関係団体と一体となって相乗効果を発揮したい。様々な地域課題の解決に向けたDXの促進、戦略的情報発信、地域活力の確保に向けた育成、ダイバーシティの推進を掲げている。人材を育てる、産業を育てる、の柱に沿った対策を行い発展を図りたい。

(2)こども施策について

外間. 子供分野は安心安全に健やかに成長し、多様な活躍に繋げるとある。子供の居場所設置を期待する。R6に予算を計上しているが、具体的にはどうすすめるのか。

子ども政策局長.居場所づくりとして、遊び場、支援拠点を子供場所として捉えている。国も指針が取りまとめられ、子供が生きていく上で不可欠としている。まずは市町や関係団体の状況を確認して支援策を検討し、持続可能な仕組み構築を考えたい。

外間. 子供が気軽に訪れる場所が増えていく事や、支援が届く事を期待するが、県だけでは進める事が出来ず、活動団体との連携が必要。官民連携で進めるためにどのような事を考えているか。

子ども政策局長.子供、若者の意見を取り入れながら、地域の実情に応じて進める。長崎県青年育成会議と連携して、ネットワーク構築を進めて周知啓発を進めたい。

(3)国際親善について

外間. ポルトガル、ベトナム、オーストリア、韓国・・・とトップセールスを行っている。英語が堪能な知事ならではの事。昨年はポルトガルで政府要人と会ったが、その後の来県に繋がっている。ベトナムとの関係強化をしている。佐世保の子供たちもベトナム訪問。知事の人的ネットワークが様々な交流に繋がると思っている。知事の考えは。

知事.国内の人口減少の中で海外の活力を取り込むことが必要。6か国を訪問して交流促進、輸出拡大に向けたトップセールに取り組んできた。長崎県人会35年である事から、インバウンド、経済交流、NPT準備委員会に参加して人脈構築、平和発信に取り組みたい。ポルトガル政府の関係者を呼び、更なる検討を進める。機会を捉えて交流を推進する。

外間. 大石知事も就任して2年になる。当時最年少知事という事で、全国最年少知事と認識しているが、メリットはどんな事かと常に考えており、フットワークだと考えている。海外、佐世保の米軍基地にも数十回訪問してアメリカと日本との平和を結んでいるように感じる。まさに語学のあるフットワークの軽い知事、トップセールスを行っている。多くの県民から評価が高いと認識している。世界規模のスポーツ大会などの誘致に繋がり経済波及効果を生んでいると思う。おもてなしの施設を保有している所もある。知事公舎、県としても要人と話すおもてなしの場が必要と考える。県としての考えは。

総務部長.来賓のおもてなしは、応接室や民間を活用している。国内外の要人をもてなす場所の確保は伺っている。迎賓館でおもてなしを受けているので必要性は認識している。今後更に議論を深めたい。

外間. コンセンサスは必要と認識するが、ぜひともおもてなし機能の確保の検討を。

2.石木ダムの整備について

(1)地域振興策と水源地域整備計画について

外間. 自然災害が頻発する中、佐世保市に安全な水源を確保する必要性が高まっている。早期に完成させなければならない。ダム周辺地域の振興も大切。具体的に今後のスケジュールは。

土木部長.2月9日に受けた要望。川棚町長から、3総代の要望を十分に考慮してほしいとの事。今回の要望を踏まえて地域振興策を進め早期作成に努めたい。

外間. 早くお示しする事が重要だが知事の考えは。

知事.ダム建設に合わせて振興策は大切。素案はR6に示したい。地域振興策のイメージを持ち理解促進に繋げていきたい。

外間. 整備計画を策定との事なので地元の要望に沿えるように検討してほしい。

3.特定複合観光施設(IR)区域整備について

(1)今後の取組について

外間. 認定しないとの結果が出た。日本創生モデルを目指して、官民が力を入れてきた。強い思いで取り組んできた。認定されず大変残念。観光振興の起爆剤になると主張してきた。知事がH26の3月議会で表明して以降、協議会を設置して構想の作成、九州一体となった機運醸成を迅速に進めてきた。九州はひとつという理念の元、オール九州で取り組んできたことは、(聞き逃し)

知事.オール九州が大切である事から、ご理解と協力をお願いしてきた。九州知事会において、区域認定を求める決議の他、推進協議会でも機運の醸成に加え、取り組みが進められてきた。関係者に感謝申し上げたい。国には客観的な指標が示されない場合、相当ハードルが高く、多大な労力、コストが必要。現状は再申請の判断は困難。

(2)佐世保市との連携について

外間. 今後どう考えるか。

知事.世界遺産、国立公園、農林水産物を有している。今年度から宮島市長と私で政策ミーティングを実施し、不妊治療支援、長崎ぴーす文化祭、連携して取り組むことを確認。基地を活用した街づくりは、新たな支援制度を創出。インフラ整備、ハウステンボスを基軸とした振興に取り組みたい。

4.道路行政について

(1)西九州自動車道について

外間. 最も重要な幹線道路。災害時の命の道で重要路線。早期完成の決議もされた。一部区間はR7の完成とも言われるが見通しは。

土木部長.国土強靭化の118億を計上して2号トンネル、松浦1号トンネルが貫通するなど、進捗している。R7の開通見通しも国から発表があった。防災機能の効果などに大きな期待をしている。早期完成に向けて全力で取り組む。

(2)東彼杵道路について

外間. 佐世保市と東彼杵を繋ぐバイパスとして計画され、地域間のアクセス向上、災害時のためには重要な路線。今後その必要性が高まると考える。建設促進大会が開催され、500名の地域の人が集まり熱い思いを感じた。ルート範囲も示され環境影響評価がされているが進捗は。

土木部長.R4年12月までに評価手続きが完了し海側のバイパスが完了。今後は都市計画決定を行う県で引継ぎ、本日から広告縦覧を開始している。早期事業化に向けて要望をしてきた。

(3)都市計画道路 春日瀬戸越線について

外間. 主要渋滞箇所に指定され通勤通学に支障をきたしている。都市計画道路の整備が進められており、地域も完成を望んでいる。計画変更の説明会が開催され進捗が図られているが、今後の見通しは。

土木部長.R2に事業化した道路は用地取得を進めて進捗2割。変更区間のための地元説明会を進めている。引き続き進める。

外間. 現在、トンネル、高架橋など急ピッチで工事が進められている。佐々インターから佐世保大塔インターの進捗、見通しは。

土木部長.4車線工事はH30からNEXCOが整備している。これまでに2本の道路が完了して進捗が完了している。R6~9年度にかけて改めて発表があった。円滑に進むように協力する。

5.基地対策・防衛問題について

(1)基地対策と国民保護の取組について

外間. 今年度から新課が設置さえた。防衛力の抜本的強化を掲げ、軌道展開能力を向上させている。安全保障環境はロシア・台湾・北朝鮮など緊張の度を高めている。佐世保港の課題があるものの、経済面での効果が期待される。基地対策、国民保護の関心が高まっている。取り組み、成果は。

危機管理部長.基地と地域の共存を図るため、国への要望、自衛隊員の定住促進に取り組んできた。弾薬庫は14億が計上された。基地を活かした街づくり500万円を来年度予算案に計上。国民保護は五島、諫早で避難訓練を実施した。離島を含めた全体での能力向上を目指す。基地地策の重要性は高まっているので着実に進める。

(2)自衛隊員の増強について

外間. 国は防衛力強化のためには自衛隊員が能力を発揮するのが不可欠という考えの元、女性活躍の整備を進めている。離島を始めとする地域活力の低下が課題だが、自衛隊員がいる事はコミュニティの活性化に大きいと考えている。自然災害においても自衛隊員は心強い。

危機管理部長.大規模災害、救急搬送に尽力いただくなど、頼もしい存在であり経済にも大きく貢献している。これまでも取り組み、大村に1個連隊が決まり、定員増も予定されている。基地との共生補助金では、誘致検討も経費としている。自衛隊員の増加に繋がる誘致は、市町の意向が大切だが積極的に取り組んでいる。

6.県立大学について

(1)情報セキュリティ学科の活用について

外間. デジタル化の進展により、IT人材が求められており、情報セキュリティの重要性は益々高まっている。県立大学は課題を見据え、セキュリティ学科を新設して定員を80名に増加させた。サイバーセキュリティ対策の演習室、共同ラボなどのセンターの供用を開始している。これまでの取り組みの成果は。

総務部長.情報セキュリティのプロとして即戦力で活躍できる人材を育成しており就職率100%。県内IT企業の育成、プログラミング教室など地域貢献にも寄与。

外間. 共同研究をしているのはセキュリティ以外のゼネコンもあると聞く。大学にはどのような効果があるか。

総務企画部長.学生の意欲向上、スキルアップの向上に繋がっており、教員の資質向上も期待できる。高校生に知ってもらい、受験生の増加にも繋がる。優秀な人材確保に繋げたい。

(2)県内就職の促進について

外間. 地域や社会が求める人材の育成が重要。県立大学は地域に根差した教育、交流会、合同説明会の開催など、様々な対策に取り組んでいる。現在、5学部9学科が設置されているが、学科の特徴は異なっている。県立大学ではどのように取り組むのか。

総務部長.就職率向上に向けて、県内外の割合、ニーズに応じたアプローチが必要との事。座談会、企業開拓、個別面談を実施している。特色に合わせて強化して支援していく。

7.ながさきピース文化祭2025について

(1)進捗状況について

外間. 愛称、ロゴの決定など準備が進んでいる。五島列島の神楽、じゃんがらなど特色ある資源があるが、本県の文化の価値を再認識する事が地域の活性化に繋がると期待。事業計画案が示されるなど、開催まで600日を切った。進捗は。

文化観光国際部長.県実行委員会の設立、キャッチフレーズ、等を行ってきた。市長や関係団体との意見交換を重ねている。順調に進捗しているが、今後も機運醸成のための広報に注力する。

外間.188人と聴いている。本県の文化の魅力に接して頂き大きな効果になるのでは。県としての取り組みは。

文化観光国際部長.県内各地を巡り、歴史や文化に触れて食や観光に触れる事が大事。SNSや専用HPで情報発信。

(2)開会式について

外間. あるかす佐世保で開催される。多数のお客さまが来るが、日本と海外の交流として栄え、独自の文化を育んできた県である。文化をみんなに、は障害のあるなしに関わらず参加できる。メッセージもしっかり発信して頂きたい。歴史・文化の演出がされたと思っている。

文化観光国際部長.演出に長崎らしさを盛り込みたい。

8.離島の通信環境について

(1)光ファイバの整備について

外間. 離島を多く抱える本県は、技術革新がいちじるしいデジタル技術を取り入れて地域課題の解決が重要。R4末調査では、光ファイバは99.5%とされるが、未整備地区もありインフラは必要不可欠。二次離島もある事から、細かい整備も必要だがどのような対策をするのか。

企画部長.県内のブロードバンド整備として光に力を注いでおり、99.5%を整備し一部が未整備。宇久高校では衛星通信を利用した設備を導入して充実させる。市町と連携しながら整備したい。

ーー(最後10分程度聞き逃し)ーーー

 

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