離島の医療体制の逼迫と住民への説明

奈留島にて

3月27日、「奈留医療センターの介護事業廃止と同センターの現状」について、人口2000人規模の奈留島での説明会に参加しました。

○背景
介護事業廃止について、令和2年6月の議会で関連議案が否決され、「住民への説明不足」が指摘されていた。
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/goto/SpMinuteView.html?council_id=96&schedule_id=6&minute_id=25&is_search=true

○説明会要旨(病院企業団から)
・住民への説明会が遅れてしまった事を申し訳なく思う
・ケアマネが急遽辞めた後、人材を探したが見つからなかった
・奈留医療センターの介護事業を廃止し、利用者と相談窓口を他の事業者へ引き継ぎたい

〇中西からの質疑
Q. 人材確保に向けてどのような情報発信や公募をしたのか?
A. ハローワークで公募したり、県への相談を実施した

Q. 事業廃止の住民説明会以外で、どのように情報周知を?
A. 広報誌で行う予定

Q. ネットの情報公開が不足していると思うので、頂いた資料をネットで公開しても問題ないか?
A. 問題ない

〇住民からの質疑
Q. 病院食が冷凍食品であるため、食事の改善してほしい

Q. 理学療法士が五島中央病院から月に1回しか来ないので、もっと頻繁に来てほしい
A. 五島中央病院もリハビリで手一杯な状態だが、先方と協議していきたい

Q. 奈留島の衰退を受け、もう少し住民の目線に立って物事を考えてもらいたい
A. 努力します

〇参加市議からの質疑
Q. 看護師の確保について、県からの派遣も含めて確実に増やすために取り組んで頂きたい
A. 努力します

Q. 『奈留の医療体制を充実させる』約束で診療所になる事を受け入れたが、現状は担当者が変わり、約束が反故にされている。企業団としてどのように受け止めているか?
A. 現状は医師不足、看護師不足のため、上五島からも派遣してもらっている。奈留だけでなく、企業団全体で確保に向けて活動していきたい

〇中西所感
二次離島の医療・福祉人材の確保に向け、五島市でインセンティブ(給与増や住まいの無償提供など)を付ける必要があると感じました。
今後とも、二次離島の医療サービスの在り方については情報収集し、より良い在り方を模索してきたいと思います。

関連資料