移住で失敗する2つの要因~生活費と人間関係~

地方に移住したいけど、生活が成り立つか不安・・・

慣れない土地で、人間関係が構築できるか不安・・・

こういった疑問に答えます。

 

私は2020年の2月20日で、「移住3年目の壁」を超えました。

島に移住して来た方の中でも、様々な理由でこの壁を乗り越えられずに去ってしまった人もいます。

そんな中で、私は良いご縁にも恵まれ、ドぎつい不幸にも遭遇せず、ラッキーな方だったのだと感じます。

移住した方がその土地を離れる理由は様々ですが、移住先は楽園ではありません。

必ずしも全ての人が、移住者にウェルカムではありません。

その上で、「移住の失敗」と「回避策」について紹介です。

この記事を読むことで、「そもそも失敗とは何か?」「どうすれば回避できるか?」をイメージできるようになると思います。

「移住の失敗」とは何か?

結論から言うと、人それぞれですので、明確な答えはありません。

あくまで私なりに整理すると、

移住先で、望み通りの人生を送れていない状態

であると総称しておきます。

こんなはずじゃなかった・・・

という状態です。

その要因を私なりに2つに分解してみます。

要因1. お金と時間に余裕がない

田舎でのんびりスローライフ

は多くの場合、幻想です。

都会でない場合は、仕事の賃金も都会ほどの水準ではなく、そこそこの都市では生活費も本土と大差ない場合もあります。

更に身の回りでやるべき事(畑仕事・近所付き合い・災害対策・行事など)も、沢山あります。

それに、土地は安いですが、変動費も高い場合があります。例えば私の暮らす五島市だと

  • バスがないからガソリン代が高い(本土+20~30円)
  • 都市ガスではないプロパンガス代が高い

固定費が都会と変わらない場合、下手すると可処分所得は田舎の方が高くなる場合もあります。

こうした事から、結果的に残業の時間が増え、「仕事に費やす時間」が長くなってしまう可能性もあります。

要因2. 人間関係が上手く行かない

これは職場でのケースが多いと聞きます。

同じ日本人でも、生まれや年齢が違えば「カルチャーショック」は存在します。

特に一緒に仕事をする場合だと、それは猶更かもしれません。

回避策1. 生活コストを見積もる

移住する前に、あなた(と家族)の「生活費」を想像してみましょう。

空き家バンクがある自治体は、活用してみるもおススメです。

支出は割と分かりやすいですが、問題は収入ですね。

仕事が決まっている場合は、労働条件を事前に確認しておくと、安心に繋がります。

現在は国の支援も手厚いので、自治体の窓口に相談し、移住先で使える支援金や助成金がないか、確認するのがおススメです。

移住前に知っておくべき「支援金」~五島市を参考に~

回避策2. 人間関係は期待値を下げる

私は移住して来た方と多くお話をしますが、

職場での人間関係に、もやもやを感じている移住者

は、決して少なくありません。特に職場が老舗の地元企業であるほど、その傾向は高いようです。

日本には、その土地独自の風習・慣習・物事の進め方・人付き合いがあります。

私はそれ自体、悪い事ではないと思います。

しかし、働く側とのギャップがあるのも事実。

そこで移住する人へのアドバイスとしては、

期待値を最大限に下げる事

を推奨しています。

例えば外国人と一緒に仕事をするとき、最初から分かり合おうとしても100%無理です。

同じ日本人でも、方言の連打で言葉が通じない場合もあります。

ですから、「自分は海外に来た」「最初は分かり合えなくて当然」くらいの心づもりが良いでしょう。

移住者は特別な存在ではない

全国各地で移住ブームのようなトレンドですが、五島に至っては移住はそれほど珍しいものでもなくなっています。

都会になくて、島にある良さは、なんといっても人との繋がりです。そのため、まずは人脈を増やすことが大事だと感じています。

その中で、移住者は「品定め」されます。

どういった基準でされるかと言うと、

  • 嫁や子供はいるか?
  • 仕事はしっかり持っているか?
  • その土地で骨を埋める気があるか?

これらの質問で試されているのは、「移住先で腰を据えて頑張れそうなやつかどうか」という事です。

こうした点がクリアになっていると、移住先の人たちとの距離感もぐっと縮まると感じます。

オンリーワンになれる移住暮らし

移住者/島民問わず、島にはいろいろな「変わった職種」の人たちがいます。思いつく限りでも

  • スピリチュアルカウンセラー
  • 占い師
  • 本処の店主
  • ラッパー
  • 遊漁船の船長
  • 移動式カレー屋さん
  • ニュージャンルのお宿

などなど。他にもたくさんの面白い職種の方がいます。

私自身、もっと島の人との距離感を縮めたいという想いから、グラウンドゴルフデビューを果たしました。

私は五島で、将来に対する明るい可能性しか感じていません。

それはこれから、間違いなく起こるであろう「大きな変化」の受け皿となるだけのポテンシャルが、五島にあると感じるからです。

さいごに

移住について、

「そもそも失敗とは何か?」「どうすれば回避できるか?」

についてご紹介しました。

しかし、私は失敗を経験する事も、貴重な経験になると思っています。

 

私も島で、「市長選挙に大敗する」という大きな失敗をしました。

それでも何とか生きていけています。

 

移住に興味を持つこと・情報を収集する事

 

その行動自体が、成功への大事な一歩だと感じます。

この記事を読んでくれた方が、移住で失敗を経験しても、先々に大きな成功を治める事を願っています。