福江港大津地区埋立地土地取得事業の経緯に関して

事業概要

福江港大津地区で進められている浮体式洋上風力発電の浮体部の建造について、当該事業者から建造ヤード用地を購入する意思が示されたため、県有地である当該用地を市が県から取得し、その後事業者へ売却するための土地購入費を計上する。
併せて、福江港及び岐宿港の埋立工事に当たり、旧福江市及び旧岐宿町が埋立地の一部を購入する旨の書類を県に提出していたことから、県からの要請もあり、福江港大津地区埋立地の一部の土地を取得するための土地購入費を計上する。

本日の委員会では、

  • 確約書の履行のために土地を購入をする
  • 合併以来、県から購入しなさいと圧力をかけられてきた
  • 市は当時の造成価格(福江港28,700円)よりも現在の実勢価格(8,000円弱)が筋だと交渉してきた

との答弁でした。

以下、長崎県議会でのやり取りです。

長崎県 平成24年 11月定例月議会 予算決算委員会 12月05日-02号

https://ssp.kaigiroku.net/tenant/prefnagasaki/MinuteView.html?council_id=533&schedule_id=4&is_search=true&minute_id=20

◆山田[博]委員

2、長崎県港湾整備事業会計について。
(1)対象となる土地の管理状況について。
対象となる土地の管理状況について、幾つかお尋ねしたいと思うのですが、まず最初に、管理している土地の中で、まだ売却をしていない土地の面積は幾らか、それだけまずお答えください。
◎村井土木部長 港湾整備事業会計についての未売却地の面積のお尋ねでございます。昭和42年に発足したこの会計でございますけれど、未売却地は、現在7地区ございまして、34ヘクタールとなっております。主なものが、神ノ島地区で18ヘクタール、小江地区で6ヘクタール、三重地区で4ヘクタール、沖平地区で3ヘクタールとなっておりまして、既に605ヘクタールの売却地造成ということでございます。
以上でございます。
◆山田[博]委員 驚きましたね。インターネットで見ている県民の皆さん方も、長崎県港湾整備事業会計におきまして、まだまだ売却されていない土地が34ヘクタールと。その面積は、長崎のビッグNスタジアムの何個分になりますか。わかりませんね。
それでは、別の形でお尋ねしたいと思います。土木部長、私の地元の福江港もこういった港湾整備をしているんです。そうしたら、出てきたのが、当時の福江市長と知事が平成6年3月8日に確約書を結んでいるんです。どういった確約書を結んでいるかというと、「福江港改修事業に伴う大津地区の土地再開発用地5万1,000平米については、埋め立て竣工後、概ね3年以内に福江市において買収することを確約します」とあります。この存在が間違いないかどうか、それだけお答えください。お願いします。
◎村井土木部長 確約書という形で存在しております。
◆山田[博]委員 これは、土木部長、間違いございませんね。さっきは歯切れがよかったけれど、これを言ったら、えらいトーンが下がりましたけれども、土木部長、間違いございませんね。こういったことが存在していると。
つきましては、これは実行されているか、されていないか、それだけお答えください。
◎村井土木部長 土地の売却という形にはなっておりません。
◆山田[博]委員 これは平成6年です。今は、平成何年ですか。平成24年じゃないですか。今まで、これについて、県として確認したかどうか、それだけお答えください。要するに、この確約書を守ってくださいと、どうするんですかということできちんと確認したかどうか、それだけお答えください。
◎村井土木部長 当該地区の一部には下水道の計画等がございまして、その辺についての打ち合わせは随時しているところでございます。
以上でございます。
◆山田[博]委員 随時やっているということで、いいですか、平成6年から随時やっていて、今、平成24年ですよ。そうしたら、ずうっと毎年毎年、どうするんですか、どうするんですかとずうっと聞いたんですか。聞いていても、平成24年までやっているんですか。
私に言わせると、今のやりとりを聞いていて、県民の皆さんは納得しませんよ。平成6年からこういったことをやっておきながら、全然やっていないということは、進んでないじゃないですか。進んでないということは、要するにやってないということと一緒なんですよ、これは。そういうことで、土木部長、そこはやっぱりどうなんですか。正直言って、やれるのか、やれないのか、その点、お答えください。
◎村井土木部長 今、確約書の話があったわけでございます。今の話は特別会計用地の話になってきているわけでございますけれど、これについては、当然、市町からの要請によって造成した土地でありますので、基本的には地元の市町が、ここのところを使いたいということで話しているところでございます。そういった関係上、基本的には市町と相談しながらやっていくということでございます。
以上でございます。
◆山田[博]委員 土木部長、いつものように歯切れがよくないですね。歯切れがないですね、はっきり申し上げて。(発言する者あり)
土木部長、要するに、私は何が言いたいかというと、こういった確約書をしながら前に進んでないということは言語道断ですよ。どっちが悪いのか、悪くないのかわかりませんけれども、少なくとも、土木部長の隣の方、私の質問に対して、何かおもしろくないんでしょうかね。それで、土木部長、これはしっかりやってもらいたいと思いますよ。
それで、私がお尋ねしたいことは、こういった状態で約束をしながら、確約書を交わしながら、34ヘクタールの未売却用地の中にこういった事例があるのかないのか、それだけお答えください。あるのか、ないのか。
なんでこれを言ったかというと、私も五島市選出の県議会議員として恥ずかしい限りですよ、これは。当時の市長と知事がこういった確約書を交わしながら、平成6年にこういった文書を交わし、印鑑も押しているのにもかかわらず、それがまだ実行されていない。また、それをずうっと放置している方も問題ですよ。有効活用してないんだから。面積は幾らあるんですか。これは5万1,000平米ですよ。(発言する者あり)100平米とか、10平米とか、私の家とかなんかの面積じゃないんだから。それからすると、県民の皆さん方も何をやっているのかとなりますよ。これは、私も地元に帰ったらいつも言われるんです。「博司君、福江港にあれだけ土地があるけど、何に使うんですか」と、「いやいや、下水道用地に使うと言っているんですよ。当時の市長と知事が確約したんですよ」と。「それはいつね」「平成6年です」と。「今は何年ね」「平成24年ですね」、「それをずうっとやりよっとね」と、「うーん、やっているんじゃないですかね」と言ったんですよ。そうしたら、「あんたはばかか。今、何年しとるとね、そんなことを。しっかりしなさい、あんなたは何ね」と、「何ですか」と、「あんたは県議会議員だろうが」と、「はい」、「県議会議員はもっとしっかりやりなさいよ」とお叱りを受けたんですよ。だから、私は質問しているんですよ。
土木部長、こういったことが34ヘクタールの中にあるのかないのか、それだけお答えください。ないことを私は期待しているわけでございますが、しっかりとお答えください。
◎村井土木部長 最初にお答えしました34ヘクタールは、港湾整備事業会計の方のことでございまして、先ほどの福江港の話は特別会計の話でございます。
特別会計の方は、市町からの要請で造成しておりますので、市町との約束があるということでございますけれど、事業会計の方はそういう状況ではございませんので、この34ヘクタールについては、そういった地元の市町との約束があるという状況ではございません。
以上でございます。
◆山田[博]委員 ないことがわかりました。本当に安心しました。私も地元に帰ったら、しっかりと報告ができると思います。