【2022.3/五島市市議会メモ】経済土木委員会3日目

五島市の市議会(委員会)では、議事録が公開されておらず、委員会の中身はブラックボックスです。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではなく、個人的なメモです。

1日目、2日目の議事メモは、他の委員会と日程が被っているため、傍聴できていません。

発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もありますので、ご注意ください。

日時:2022/3/14 10:00~14:00

参加議員:野茂議員、谷川議員、網本議員、椿山議員、松本議員

傍聴議員:江川議員、中西

地域づくり協働班

地域未来会議の創設について

少子高齢化により、地域活動が出来ない、税収減、民間の撤退などの課題
→買い物が出来ない、移動が出来ない。
補完する仕組みとして街づくり協議会が発足。13組織、公民館単位で設立。
町内会、老人会、PTAを束ねて部会ごとに活動をしている。
事務局は支所職員、集落支援員を設置している。
設立して7年目になるが、設置意義が浸透していない状況。

原因は行政の縦割り、重複する組織の乱立。担い手が足りない中での地域づくりを考えていかなければいけない。

そこで、市民共同会議を立ち上げることになった。

住民の主体性が大事になるが、それを根付かせることを基本方針としている。
市長から、会議に諮問をしようと思っている。地域づくりの在り方、支援の在り方を話し合って作っていきたい。

基本方針を作りやっていきたい。

総合戦略の中に盛り込み活動。

網本.13個ある街づくり協議会だが、7年経って設立すると言う事は、なぜ今現在必要なのか?
基本方針が今までなくてどのように活動してきたのか?

A.遅いのではないかというご指摘だが、従来は街づくり協議会で絆づくり交付金で後押しをしてきた。
地域の課題解決に結びつく活動を自由にやってくださいという事だったが、中々組織が多くて活動ができなかったり、周知不足もあった。
あり方検討会議をしてもらったが、まだまだ参加をしてもらった人にしか認識されていない状態だった。
今の現状を打破するためにも、市全体の方針作りが必要だと考えた。

網本.市民にはなぜ浸透していないのか?私も壱岐、平戸の方に行くと、SNSで情報発信をしている。浸透しにくい面があると感じる。
任期を早く辞めたいという人も少なくない。トップがやる気がないと出来ない。企画をするのが役目だと思うが、それで理解してよいのか?
A.広報の問題、充て職問題という事を踏まえて今後どういう風にやっていったらよいか、市民共同会議の中で方向性を示していきたい。

網本.30名というのは五島市全部でと言う事だが、任命はどのようにするのか?
A.街づくり協議会の中から推薦をして頂き、5名程度公募をして入っていただきたい。幅広い年代に入っていただきたい。

網本.4月になってから公募するのか?
A.時期は内部の課題整理をしているが、なるべく早くやっていきたい。

網本.基本方針はいつまでに策定するのか?
A.4年度中には骨子を作り上げて議会に説明をしていきたい。

松本.組織図がピラミッド型になっているが、トップの人が揺るがない心を持っていけたらなと思う。反対する人も中にはいる。
A.最終的にやるのは市民。時間もかかるが、住民の方がリーダーシップを取れることを期待している。

補正予算

網本.関係人口創出の業務委託の中身の説明は。
A.2年ほど前からわーケーション事業費。今年度はコロナで都市部からの募集が困難になり減額。情報発心に注力した。

網本.社会資本整備交付金の空き家活用促進は、R1年にこれを使って五島を出たと言う事だが、移住者が市外に転出した理由は。
A.子供が生まれるという事情があった。都市部でもう一度という理由だった。

網本.五島市は若い方が五島に来て子育てをしたいという家族が多いと思うが、子育てに不安があるのか、どういう風な理由か聞いていたか。
A.今回のケースは教育環境、子育て環境で都市部が良いとの事だった。ほかの人は良いと言っている面もあるので、PRをしっかりしていきたい。

移住定住促進班

当初予算

移住定住の相談体制を充実させる。地域づくりは街づくり協議会を円滑に進める。ワーケーションは行政主導から地域主導にしていきたい。

網本.予算書は地域共同課だけで出来ないのか?
A.3年、4年前にも同じような指摘があったが、ページ数を示してから開くのを待ってするようにする。

網本.委員会の始まる前に、ページ数だけでも教えてほしい。
A.事務局の方と調整していく。

網本.地域プロジェクトマネージャー事業の詳しい説明を。
A.総務省が取り組んでいる事業。協力隊の大きい事業を束ねるような認識。各地に入って課題解決、企画立案をマネージャーにやってもらう中間的な役割を期待している。

網本.支援員の人たちを集めて活動をすることも含まれているのか?
A.支援員が企画立案が出来ない面もあるので、人材育成も含めてより良い事業を作っていきたい。

網本.街づくり研修業務委託はどういう感じで行うのか?
A.活動報告会を2年度から行っている。自慢話形式で行い、年に2回予定している。研修の際の委託料を計上をしている。

網本.委託先は?
A.R2~お願いしている団体。

網本.先進地の事例の活用は?
A.視察を通じてレベルアップも考えている。

網本.地域おこし協力隊の起業は?
A.奈留支所が任期満了になるので、支所の職員が島なび屋を改修して、飛沫対策のついたてを立てたりする予算。拠点は上五島に住む予定。

網本.奈留高校支援業務委託料の内容は。
A.人件費と活動費。学生が寮事業、多世代交流の活動費を計上している。

網本.奈留島の支援事業は期間関係なく給料が出るのか?
A.市が委託している期間は活動費が出る。

網本.地域ブランディング事業はどういうことをするのか?
A.奈留島で住民とアーティストを島外から呼び漁網を編んで地域の方がふれあい、展示することで奈留島の風景を捉えなおす事業。

網本.今年度で何年目になるのか?
A.今年度で2回目となる。

網本.空き家活用促進事業とあるが、今回は何件くらいの活用を見込んでいるのか?
A.100万円×15だったが、移住者改修も50万円で区分分けしている。

網本.地域の絆再生事業交付金は13地区をすべて合わせているのか?地区ごとには?
A. 前年度実績をベースに、街路灯、電気料金補助金があるが、それ以外の事業の分の金額が大きい地区に多く配分している。多いところで500万円、少ないところで150万円。

網本.各地区の予算をどのように決めているのか?
A. 既存事業と、それ以外の事業で沢山使っている実績がある場合は配分を計算して翌年度に配分している。色々な活動を頑張っている地区は多めに配分している。

網本.共同課としてどのようなチェックをしているのか?
A.2月ごろに翌年度の予算が挙がっているが、その金額の範囲内で組み立てをお願いしている。

網本.集落支援員事業について
A. 人件費は特別交付税の措置がされ、活動費を計上している。

網本.現在すべての地区に支援員がいるのか?
A.福江、みどりに1名、その他は1地区に1名の集落支援員。1年~2年で集落支援員を募集する地区もある。長いスパンで携わる地区もある。

網本.支所プロジェクトの玉之浦地区だが、生物多様性保全推進事業の中身は?
A. 環境省の交付金を活用し、玉之浦町みらい拠点協議会が実施する事業の名称。その事業の中で3つ行い、1つはエコガイド、鹿革製品事業、自然教育開発事業。市も4分の1を負担している。

網本.玉之浦みらいづくり協議会の設立の経緯、メンバーは?
A.R3に設立され、環境省の交付金を受けることをきっかけに立ち上がった。島舎人、たまんな収穫祭のたまフェス、有害駆除の隊長、玉之浦支所が構成員。

網本.環境省の交付金を民間個人で見つけて申請したのか?
A.環境省の出先機関からの紹介があり、そちらで申請して交付された。

地域振興部スポーツ振興課

当初予算

網本.ぎばっと委託料のシステム改修委託料の内容は。

A,ぎばっとは去年の4月から運用している。ポイントを付与して特産品を贈呈している。利用者が増えるにあたって機能が追加できるように、それにかかるクーポン機能の追加により地域経済の活性化につなげたい。

網本.どれくらいの人が利用しているのか?

A.1398人。福江地区が779人で一番多い。

網本.参加者を増やすための方法は?

A.昨年は職場に訪問が出来なかったが、今後は企業の従業員の方に活用してもらい、営業に行こうと思っている。グラウンドゴルフにもアプリを紹介していきたい。

網本.入れ方が難しい場合がある。紹介しながらアプリを入れる指導もするべきだと思う。スポーツ振興の推進についての考えは?

A.スポーツ合宿の誘致を行い宿泊費・交通費の補助をしている。地元の学生が競技を生で見てもらうために来てもらう。

網本.今年度に入ってどれくらいチームが来ているのか?

A.36団体来ている。今月末にも来るので40団体くらい来る。

網本.スポーツ観戦ツアーは、旅費から観戦費のすべてを負担するのか?募集は?

A.食糧費は自己負担。R3は応援隊の方から貸し切りバスの提供があった。施設の無料配布もあり、子供1万円で35人を観戦ツアーに行っていただいた。

網本.バスケは無料招待か?

A.来年度B2リーグに紹介する可能性が高い。五島市で開催が出来ないかの提案もいただいているが、協議が進まないので、長崎の方に行く形になる。

 

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