こちらの記事の続きです。
どうすれば、介護人材を確保できると思うか、五島市内の事業者様からの声を一部紹介します。
人材確保・定着の支援
海外人材
- 奨励金の支給
- 宿舎の借り上げ補助金
- 外国人技能実習制度の活用
- 介護・福祉の専門学校の設置
国内人材
UIターン
- 自治体での住居の確保(空き屋・市営住宅の確保)、市民税などの免除制度
- 介護従事者への給付金の支給(例:1年間務めたら10万円)
地元採用
- 若者向けにYouTubeチャンネルに動画掲載
- 地元の子供たちへのPRと教育(施設の見学や体験を通じて興味を持ってもらう)
- 地域住民向けの介護セミナー(介護の面白さや認知症ケアについて知れる内容)
共通事項
- 介護関連の資格取得に対する支援
- 処遇改善(介護職員の賃上げ支援・補助金の支給)
- 長期従事する者に対する還元や補助を与える仕組みづくり
業務効率の改善に向けた支援
- 福祉用器具の購入に対する補助金
- 現場の負担軽減、効率性・生産性の向上に繋がる支援
その他
- やる気のある事業所を増やし、真剣に取り組む事業所を応援する
- 経営困難事業所の情報提供
- 五島介護のブランド化=NLC(ノーリフティングケア)やユマニチュードケアなどの応援
- 正看護師、介護福祉士、リハ関連の学校を作り、若い人材が残れるようにする
- ルール整備(常勤換算の緩和)
所感
人が足りていないから、どうやって補充するか、という議論が多かった気がしますが、
雇用の流動性を低く抑えるという意味では、
いかに長く、良い職場で働いてもらうか?
という観点も必要だと感じました。
そのため、実際に介護の現場で働く人たちからの意見を聞く事も必要だろうと感じました。