地方議会をネット中継するメリット~五島市を事例に~

地方議員の質を上げるためにどうすればよいか?

というテーマの記事です。

今回はその方法の一つとして、

「地方議会を中継すべき」理由のご紹介です。

全国の地方議会では、未だ議会中継をネットで見れない場合もありますので、そのメリットを五島市の事例でご紹介します。

メリット①いつでもどこでも誰でも

言うまでもなく、ネット中継のメリットは、いつでも誰でも見れる点です。

議会は昼間に行われることが多いので、多くの働く人は見る機会がありません。

そして多くの場合、議会中継はケーブルテレビのみで放送されている場合があります。

しかしそれでは、地元の契約している人しか見ることが出来ません。

私も他の市町村の質問を勉強のために閲覧したりしますが、ネットがあると大変助かります。

メリット②アクセス数の把握

更にネット中継をすることにより、いつどこで、誰がどのくらいアクセスしているかも見える化されます。

議員の一般質問は「やって終わり」でフィードバックがされないことが殆どであるため、アクセス数を分析することにより、

市民の関心がどこに高いのか、検討することが出来ます。

五島市では、毎月初めに議会事務局に送られるアクセス数のデータがあるので、分析してみました。

その結果、

選挙の改選前後で議会への注目度が大きく変化した

事が分かりましたので、紹介します。

ネット中継のアクセス数の変化

生中継データ

ネット中継のアクセス数は、議会事務局に送られてくるデータから調べることが出来ます。

五島市の場合、「議会の一般質問時間におけるアクセス数」は、

2021年2月に改選される前の直近3回分の平均が491件でした。

改選後の3月議会では、同アクセス数が1276件となり、数値は2.6倍に増えました。

3月議会における時間帯ごとのアクセス数は以下の通りです。

各時間帯の質問者と質問内容はこちらから確認できます。

http://www.goto-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_days_list&gikai_id=142

アーカイブデータ

同じく議会開催期間中、過去の議会に対するアクセス数は、改選される前の3回分の平均が208件でした。

改選後の3月議会では、同アクセス数が1254件となり、数値は6倍に増えました。

対象月合計
2021年3月1,254
2020年12月213
2020年9月152
2020年6月260
6月~12月平均208

まとめ

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

ネット中継のメリットは、

  1. いつでもどこでも誰でも見れる
  2. アクセス数の変化を分析し、議員の質問作成能力を高めることが出来る

点です。

皆様の自治体でも、委員会も含めたネット中継の導入が出来ないか、検討をしてみてください。

個人的には、お隣の新上五島町で早いところ議会中継が開始されることを期待しています。