【2021.6/五島市市議会メモ】松本議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります

新型コロナウイルス感染予防対策について

オゾンを活用した対策ができないか

Q. 2020年2月の出来事。横浜港にクルーズ船が到着し、新型コロナの拡大が始まり、人々を苦しめ経済を悪化させるとは予想できなかった。

オゾン発生装置の活用が出来ないか。オゾンは自然界の大気中に存在し大気を浄化し強酸化作用がある。

雑菌やウイルスの不活化・除去に使われていることから、残留性がない特徴を持っている。効果についての研究は行われ、低濃度でも効果があることが医科大学において実証されている。

実証結果を受け、すでにオゾン発生装置を導入し、新型インフルエンザに感染しにくい環境を備えている。

このオゾンガス発生装置は導入されている。ホテル・タクシー会社でも導入され活用されている。

期待できる効果は主に3つあり、室内で感染リスクを低減でき労力削減が出来る。効果はコロナだけでなくインフルやノロにも有効であるため、使用する機会がある。

有効ではないかと考えているが、仮にワクチン接種が完了しても感染症対策は必要と考えている。

観光客への対応として飲食店での感染拡大防止に有効。フェリーやJFへの配置も考えられる。

小学校や中学校など教育の現場にも導入し、消毒作業が大変な場こそ、導入に適していると考える。

オゾンガス発生装置の導入の考えをお聞きしたい。

市長.現在市は施設の出入り口でのサーモカメラや修史消毒液の設置や空気清浄機での除菌やガイドラインに沿った対応をしている。

オゾンを活用した対策に向けた提案は、効果やコストを総合的に検討していきたい。

Q. オゾンに対する知識は十分ではないが、勉強させていただいた。感染対策にかなり効果が高いとの事なので、検討をしてもらいたい。

学校の現場で導入できないかと思っているが、教育長の意見は?

教育長.コロナ感染防止対策に伴い業務が増えていることは事実。業務削減の提言に感謝を申し上げたい。

オゾン発生装置は狭い施設では空気洗浄用としてすでに導入実績もあるが、県内の学校では実績がない。

学校のような施設では予算面で課題も多い。新型コロナ終息後でも、利用について検討を進めてまいりたい。

水産振興について

漁業後継者問題をどう考えるか

Q. 高齢化により担い手不足・人手不足が喫緊の課題。漁業後継者問題について、現状の水位は。

産業振興部長.漁業者数はR2年2149名。10年前は2922名であり、773名、26%の減少となり、今後も減少が見込まれる。

Q. 持続可能な発展が危惧されるが、どのような支援をしているか。

産業振興部長.平成17年度から育成事業を活用し、自立支援をして30名が入っている。初期投資を減らすために交付金を活用し、支援を行っている。

新規事業は5年間漁業経費支援を行っている。今後も確保に向けて取り組んでいる。

Q. 今後も育成をお願いします。小学校・中学校にもPRし、後継者支援をお願いします。

漁業者の一員であるため、出来る限り協力していきたいと思っている。五島の沿岸ではアジ・サバ・いさきなどがある。

給料日なので、ぜひ魚を買ってください。

市長.農業と水産を比べた場合、農業の方が強いと感じる。研修制度は2年間あるが、国の方ではないため、市の方で独自に5年間ある。

漁家指定の場合は小さいころから大変さを肌で感じているため、漁業の現場に戻ってこない場合がある。

今後とも漁業振興に努めていきたい。魚市に行くと若い人も入っているので支援していきたい。

高度救命救急センターへの搬送について

Q. 12時前後に来院し、センターへの搬送が必要と判断された。悪天候のためドクターヘリでの搬送が不可能であった。

要請を行ったが自衛隊も防災も搬送が可能であり、2時間半かかっている。

患者の搬送にかかった時間が8時間40分。酷い天気ではなかったが、ヘリの搬送が不可能であった。

消防庁.病院から直接要請が出来るが、奈留島であれば救急車を使うので、県に防災ヘリ、自衛隊ヘリへ要請を行い、県が出動をお願いする。

運行決定は各機関が行うことになっている。

悪天候時の対応は

Q. ヘリと同時に海上保安庁への要請が出来ないか?

消防庁.同時要請は前向きに検討しているとの事だった。今後も市民の安心安全のために対応していきたい。

Q. 迅速な対応を取ってほしく、離島の課題として捉えてほしい。天気に弱いので、迅速な判断をお願いします。

巡視艇までの搬送にお付き合いいただきありがとうございます。

海上保安庁所長は細身の人だったが、どんな荒波であっても巡視船は搬送可能であるとの事だった。

誰がいつお世話になるか分からないので、しっかり取り組んでいきたい。

台風や大雨に備えた福江川のしゅんせつの進捗状況は

Q. 漁船の損傷を防ぐための対策は?福江川と福江港の対応状況は。

建設管理部長.豪雨被害が頻発する中、福江川についても振興局で対策事業が着手されている。3年後には総合福祉センターの伐採をまもなく実施する予定。福江側は流木止めネットを設置する。

Q. しゅんせつ作業を行うとの事で、お願いします。ネットかロープを敷設できないか。

建設管理部長.流木がせき止められ、氾濫が助長される可能性が高いので設置は厳しい。

Q. 致し方ないが、流木が流れ込まないような対策を考えていないか。

建設管理部長.福江側は予算の範囲内で行っていきたい。

Q. 河川から流れた流木が海面に浮いている状態であり、船の交通を妨げている。早めの対応をよろしくお願いいたします。

 

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