ネット規制から考える行政の在り方

子供とネット規制

最近どっぷりYouTubeに浸かっている中西です。

本日のテーマは、ネット規制の在り方についてです。

大人に負けず劣らず、子供はYouTubeに夢中になる傾向があります。それに対して、

  • 依存症的な傾向
  • 不適切なコンテンツの閲覧
  • 勉強する時間が無くなる

といった事を懸念される親御さんも多いと感じます。

YouTubeでは、事業主であるGoogle側で子供向けのチャンネルも解説しています。

香川県のゲーム時間規制条例

日本では、香川県がゲーム時間を条例で縛るというルールが出来ました。

これを巡っては賛否両論が出ましたが、私の意見としては

曖昧な前提に基づく、行政のおかしな介入

だと考えます。

【参考記事】

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2002/03/news088.html

その理由は以下の3つ。

  1. 前提の「依存症とゲームとの因果関係」が不明確
  2. 家庭に対する時間制限は「大きなお世話」
  3. 責任の所在はなぜか「保護者」に帰属

という点です。

親が使える情報は沢山ある

ネット利用が前提の社会ですので、一義的には親がしっかりとフィルターをかけてあげる必要があります。例えばYouTubeでは、子供向けの設定が可能です。

https://wakaruba.com/youtube-regulate/

そもそもなぜ、子供のネット利用時間が増えたかと言えば、親の働く時間が増えたからです。

自分が働いている間、家事をしている間、「子供の面倒」を見なくて良いのは、ある意味では楽です。

行政としては、「子供をほったらかしにしなくても済む」ように、親の可処分時間向上に向けた支援やサービスを考えるべきです。

まとめ

本日の結論としては、

  • 曖昧な根拠による公的ルールの適用はナンセンス
  • ネット利用の無制限は良くないので、家庭内のルールが必要
  • 行政の関与は、規制ではなく「子育て親の支援」に注力すべき

です。親に対する責任を一方的に押し付ける条例は、誰のための条例なのか、判然としません。

 

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