五島市長選挙
選挙まではや1年。
今までは
「市長選挙にでます!」
「え、無理じゃないの!?まー、頑張ってね。。」
というようなやり取りが多く、選挙は市民の問題ではなく、むしろ私自身の問題でした。
でも、
- 五島の病院がなくなったり
- 五島の教育体制が維持できなくなったり
- 五島での暮らしが悪くなったり
という事は、全て私ではなくて、市民一人一人の問題なんです。
五島の集落を回っていると、
この先、どがんなっじゃろか。。。
と、不安に思っている人も少なからずいます。
中には、
ここはもう、限界ばい。
という諦観に捕らわれている人も少なくありません。
不安は尽きない
誰が市長になったとしても、政治的な不安は根本的には解決されません。
根源的な不安を解消するのは、政治ではなく宗教の役目なのかと思います。
今後はその融合形態が現れるかもしれません。
それはさておき、五島に住む人の暮らしが何とか成り立っているのは、国や県といった様々な庇護者から、外部的に支えられているためです。
最悪の場合、五島は国から見放されて、経営を維持していく事が出来なくなるかもしれません。
しかしそうなった時、今のままの政治力では、五島市は単独で市民の生活を救う事ができません。
私はここが一番大きな問題だと思います。
家庭で言えば、巨大な地震に対する備えが出来ていないのと同じです。
五島市が外部への依存リスクを減らし、少しでも自己免疫力を高める。
これが政治的に目指すべきテーマだと思います。
これからの世界を鑑みると、
- エネルギー問題が深刻化したり
- 大規模災害が発生したり
- 国からの補助が減額されたり
という形で、「私たちの生活」が脅かされる機会が、嫌でも増えると考えられます。
これは好むと好まざるとに関わらず、発生確率の高い事象です。
そうしたリスク満載の令和時代に対して、
- 有権者が政治のシステムを選択するという行為が
- 「これからの生活」を選ぶ有権者のテーマになればよい
と思っています。