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2018年

  • 2018年7月12日

「地方創生」の「ザオラル」はMPの浪費

地方創生 日本の政治ネタとして、「地方創生」という言葉が使われることが多く、地方をテーマに「限界集落」や「消滅可能性都市」といった言葉が生まれています。 ところでこの「地方創生」ですが、具体的な取組みが実を結んでいるのでしょうか? 今回は、中央の大号令で、全国の地方に「ザオラル」をかけている国の方針について、その効果を考えてみたいと思います。 ※「ザオラル」は仲間を蘇らせるドラクエの呪文。復活する […]

  • 2018年7月10日
  • 2018年7月10日

石木ダム問題を考える

半世紀に及ぶテーマ 本日は長崎県でも大きなテーマとなっている「石木ダム」について考えます。7/10の長崎新聞では、 長崎県と佐世保市、反対地権者らの間で平行線をたどる論争に、司法は9日、「必要」との判断を示した。 と紹介されています。 長崎県と佐世保市:ダム作りたい 反対地権者:ダム作りたくない との争いに、司法が判断を下した結果です。 そもそもの問題は、いつ始まったのでしょうか? 日経新聞による […]

  • 2018年7月10日
  • 2020年9月12日

移住で心配な「災害時の行政対応」が問われる時代

台風、大雨、地震 2018年7月は、西日本を中心に猛烈な大雨に見舞われ、100名以上の方がお亡くなりになられました。 自衛隊、ボランティア、自治体職員といった様々な方々が「災害対策」として乗り出している状況ですが、事後対応のスピードが成否を分けます。 そこで本日は、行政が今後どうやって災害に対応していくべきなのか?と言う点を考えてみたいと思います。 ポイントは、シェルターの確保と、技術活用です。 […]

  • 2018年7月10日
  • 2018年7月10日

五島市の畜産のご紹介

市役所出前講座 役所の方が出張で来てくれる勉強会を開催しました。 本日はその中で、「五島市の畜産」についてご紹介します。 毎月奇数月に、五島では「子牛の競り」を行っています。 私も昨年参加してきました。 https://nakanishidaisuke.com/2017/03/19/calf-auction/ 当時と比べると、子牛の平均価格は80万円前後と、高めに推移しているようです。 販売先は、 […]

  • 2018年7月6日
  • 2018年7月6日

延命サービスに先端技術をフル活用した場合

高齢者とどう向き合うか? 今、全国の市町村では、「高齢者の見守り・介護・医療」が大きなテーマとなっています。 本日は、倫理的な問題を全て排除した上で、最先端の技術を延命サービスに使ったらどうなるか、という点を考えてみます。 延命サービスとは具体的に 高齢者の見守り(70-80歳くらい) 高齢者の病気予防(80-90歳くらい) 高齢者の延命(90歳以上) という感じです。 健康管理は通院不要 今後は […]

  • 2018年7月4日

2025年問題~共倒れリスクを避けるには~

「2025年問題」の中身 日本の社会では、今後も加速度的に高齢化が進展し、ますます「支える側」の負担が大きくなると予想されています。 国も従来の働き方を見直すなど、対策を打ち出していますが、状況としては焼け石に水、と言う感じです。 変化の割合に対して、対応が追い付いておらず、全国各地では今後、「介護をする人」と「介護をされる人」の「共倒れリスク」が上昇すると考えられます。 この現象は、経済的にも社 […]

  • 2018年7月3日

クロマグロ規制で変わる「漁民のあり方」

マグロ規制と漁民の怒り 長崎をはじめ、全国的な問題となっている「マグロ規制」について、簡単に紹介します。 ポイントとしては、 クロマグロの漁獲量に対する国際的なルールがあり、 マグロの漁獲量が日本全体で規制される中、 一部の業者だけが「早いもの勝ち」で獲れるのはおかしい! 「まき網漁業」だけが許されるのはオカシイ! といった不満が高まっています。 この問題は、長崎県の県議会や壱岐市の市議会でもテー […]

  • 2018年7月3日
  • 2020年3月8日

壱岐市の原子力防災に関して

原発の30km圏内 離島の中でも、壱岐市は原発の半径30km圏内に位置するため、長崎県地域防災計画で対応が必要とされています。 範囲は島の3分の1程度ですが、避難対象範囲の人口は、全体の半分以上を占めるとされています。(詳細はこちら) 壱岐市の市議会(H30.3月)によると、壱岐市は、「防災計画」を作成し、原子力防災訓練を毎年実施をしています(H30年度で6回目)。 しかし、そもそもの話ですが、 […]

  • 2018年7月3日
  • 2018年7月3日

長崎県の財政健全化に向けた取組みを分かりやすく紹介

長崎県議会(H30.3月)の議論を基にして、長崎県の財政状況と、その取り組みを分かりやすく紹介します。 基金の取り崩さないように 議員の発言によると、長崎県は 県税収入の割合が低く、非常に厳しい財政状況にある そうです。そのため、蓄え(貯金)を取り崩しながら財政運営を行っているそうです。基金の残高は 平成28年度末には263億円と、ピーク時の半分以下にまで減ってきている そうです。長崎ピンチ!です […]

  • 2018年7月2日
  • 2018年11月1日

地方創生で「人口減少対策」という方便を辞めるべき

「人口減少対策」という方便 現在、私が住んでいる五島市を始めとして、全国の田舎は「人口減少対策」に腐心しています。 全体的に人口が減る中で、パイの奪い合いのようなことをしていますが、集客に成功しているのは首都圏のみです。 「Iターン」とか「田舎回帰」とかいう流れも聞こえますが、まだまだメインストリームとはなっておらず、「一部の人たち」の選択に留まっている状態です。 ところで、全国的に行われている「 […]