「バッタを倒しにアフリカへ」の大事なメッセージ

  • 2018年5月15日
  • 2018年5月15日
  • 書評

昆虫、好きです。

報告が遅れましたが、わたくし、昆虫が好きです。

はい。それで久しぶりに昆虫関連の本を読んだので、ご紹介します。

で、この本を「どんな人に紹介したいか?」ってことですが、一言で言うと、『岐路で迷っている人』です。

  • 本当に好きな事をやり続けるか?
  • 現実的な路線に妥協するか?

人生でそんな選択を迫られる局面って結構多いですよね。

特に男性。お金、家庭、子供と言った現実的な足かせが邪魔になって、中々大胆な決断が出来ない場合もあります。

この本のタイトルを見れば、作者がどちらの路線を選んだのかは一目瞭然ですね。

もちろん、そこには数多くの試練やトラブルが待ち構えています。

ただ、どんな選択をしたにせよ、「予期せぬ苦労やトラブル」はするもんだと思うんですよね。

昆虫が生き残る世界

世界中で最も多い種は、昆虫であると聞きます。

例えば明日、核戦争が起こって人類の半分以上が死滅したとしても、昆虫は平然と生き残るでしょう。

それは昆虫が生存戦略として、多様性の道を選んだからです。

大きくなくても、数で勝負。

これからの人類も、大きな戦争がなければ、数そのものはドンドン増えていきます。

そうなったときに、機械も登場するし、ロボットも幅を利かせてきます。

ある意味で、「動物的な人間」が生き辛くなる時代です。そうなったとき、私たち人間がロボットに勝てる部分って何でしょうか?

クレイジーな聞こえ方かも知れませんが、

他人から見れば理解不能な情熱

ではないでしょうか。

昆虫の形だって、実にバラエティーに富んでいます。

私たちから見れば、意味不明な昆虫が今日まで生存しているのは、この世界が「多様性」を許容しているからです。

多様性が広がる社会

社会全体がロボット化すると、全てが単純な論理で全てが動きそうな気がしますが、実際は逆です。

働く必要のなくなった人間の中から、

変なヤツラ

が沢山出現するようになります。そうすると、人は人とは違った

「クレイジーさ」

を求めるようになります。具体的に言うと、

  • 言われたことを器用にこなす優等生

よりも、

  • 勝手に変なことを始める異端児

の方に、世間の注目(=情報とお金)が集まるようになります。

それは時代の変化と共に、「人間がしなくてもいい事」の割合が加速度的に増えていくためです。

ですので、この本の革新的なメッセージにも通ずる部分かも知れませんが、

好きな事を続ける情熱と勇気を持とう!

という部分が深く刺さります。

 

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