【2024.3/五島市市議会メモ】議会最終日

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。

日時 2023/12/22 10:00

追加議案の送付

教育長の任命

16名の議員による投票(無記名式による賛成、反対の賛否を問う投票、一人ずつ投票箱へ賛否を表明)

賛成12票 反対4票により信任可決。

総務水道委員長報告

2024年3月議会ー予算委員会

教育委員長報告

介護特別会計

反対討論

江川 所得の低い人が減額され、高額所得者には負担増となり、私が普段主張していることだが、本当に増えているのかというと、中間層の負担が多いのではと思い反対。基金の取り崩しは評価。複雑な基準で算定される。離島地区では高齢者が安心して暮らせる施設は必要だが、職員の不足で縮小廃止される状況。介護保険導入には反対の運動が広がった。五島市では複数年の待機が必要となっており訪問介護も利用しづらい。これ以上、高齢者の保険料負担が増えると、少ない年金から天引きされるサービスが利用できない状況になりつつある。過疎地域で単独運営は厳しくなる。国の制度とすべきという考えから反対。

賛成討論

柳田 介護保険制度は介護離職問題を背景に、社会全体で支えることを目的に創設された。市町村ごとに介護保険料は異なる。推移は五島市、H25をピークに2872名と減少している。高齢者は増えているにもかかわらず、認定者数を抑えることができているのは、ミニデイなどの効果。給付費も上がっており、処遇改善もあり必要なものであると捉える。計画策定にかかる改正であり、介護を必要とする被保険者が計画的に進める実施計画。介護保健事業の予算総額は4.9%減額で計上されている。第8期の推移を見込み基金を繰り入れての予算編成となっている。基盤の整備を計画的に進めるための実施計画に基づく条例改正案。よって、賛成。

賛成多数で可決

産業経済委員長報告

割愛

国保健康保険税特別会計

意義なく原案可決

本山財産区・交通船事業

意義なく原案可決

土地取得事業特別会計

意義なく原案可決

当初予算の予算委員長報告

割愛

レベル4が解禁されることから、五島市の取り組みが注目されている。本予算に賛成であるとの意見が述べられた。

当初予算への修正案

中西 ドローン事業を削った予算の提案について

本事業に反対する理由は、3つあります。

1目標のない予算提案

今回のドローン事業は、目標設定がない段階で予算提案をするのは問題と考えます。議案質疑では、KPIは予算を頂いてから詰めていくとの事であり、国への申請を行う4月までには設定したいという事でした。

目標設定が曖昧な状態で予算を計上すべきではなく、国への申請後にすべきではないかと考えます。

さらに委員会では、事業者からの説明として、補助期間の終了後も「しっかりやっていきたい」という回答があったという事ですが、どういった形で五島で採算を取っていくのか、あまり見えてこない。

2利用実績

前回の議会で指摘した通り、利用実績が乏しい事と、今後もレベル4を取得したとしても、陸路で運搬可能な場所での大幅な利用者数の増加は見込めないと考えています。

レベル4による利用者の増加を見込として、利用者数が1069名の見込みになるとの答弁でした。これはあまりにも非現実的な、楽観的な見方ではないかと考えられます。

昨年6月の補正予算では、賛成意見の一つとして「利用料金の低廉化と利便性の向上」が挙げられました。しかしながら、料金が低廉化するという事は事業者の売上が減る事であり、公的な負担をしない限り、持続可能ではありません。

3先行投資としての位置づけ

別の理由として、「ドローンの将来性に対する先行投資」という意見もありました。しかしこれも、災害用なら災害に適したドローンがあり、本事業で使用されるドローンが災害時に最適なドローンであるかも大いに疑問です。オペレーションの面でも災害時を想定した訓練がされているのか、明確ではありません。

確かにドローンには将来性があり、様々な可能性がある事も事実です。

しかしながら、商業目的に対して公的な支出がされる以上、しっかりとしたニーズが見込める事が必要です。

以上の理由から、修正案を提案いたします。

反対討論

山田 修正案に反対。新たな買い物手段の一つとして利便性の向上を図る重要な事業。労働者不足も重大な問題。ドライバーの労働時間もあり、2024年問題が懸念されている。人手不足の解消につながると期待できる。災害時の非常事態を想定したライフラインの確保に繋がる。ドローンで物資を支援することは、買い物手段の確保・災害などの非常事態に複合的な役割がある。以上のことから、安心安全な事業であると考えている。

賛成討論

網本 この事業は6月補正でも修正が提案された。9月の一般質問でも、買い物難民のための予算ではなく、将来的なことも含めて出てきた予算であり、買い物難民予算ではないとした。現在困っている事業に対しての予算ならば納得するが、1民間企業の事業に対して民間事業につける予算であるのか。一般財源を投入することは納得できず、予算を有効に活用するために見通しを持って執行すべきであり、経済的・合理的な方法を再検討すべき。

賛成討論

江川 修正に賛成・原案に反対。昨年6月に指摘した通り。9月議会では買い物弱者のためではなく、ドローンを活用する中で、選定させて頂いた。認識が違う部分は容赦いただきたいとの答弁。買い物は自己責任でやっていただきたいとの答弁だった。利用状況は良くならず、買い物支援に必要な人のニーズに立っていないからだと考える。ドローンの実証は買い物支援と区別して別の予算で実証すべき。移動販売支援が増額されたことは評価している。市民の負担軽減策、子育て支援など、均等割は5割が実現している。全額免除で負担軽減をすべき。現物給付の予算措置を求める。割引の拡大、移動手段の確保、評価できる事業もあるが、前述した理由で反対する。

賛成討論

修正案に賛成、原案に反対。市議会として事業の進捗などについては探究する必要があると考えている。以前も反対した。12月の定例会で事業者をお呼びして話を聞いた。住民説明会が1月中旬から6ヶ所で説明されると聞いて、市民の代表として説明会に参加させてくださいと、事業者にお願いしたが、参加されることで、市民が萎縮してしまうと弁解がされた。理事者の皆様はどのように考えているか。説明会が開かれなかった理由はレベル4の認可が降りなかったため。レベル4の取得が出た後で、議案を上程しても良いと思う。

賛成討論

片峰 (途中聞き漏らし)

人口減少や高齢化が進む中で、将来的に維持するのが困難であると認識。買い物の一つの手段として必要と考える。レベル4で人家の飛行が可能となり配送が可能となる。利便性が向上して継続して利用すると考える。

反対討論

草野 修正案に賛成で討論。6月の修正案を出した時、否決された。その時は他の予算もあったので原案に賛成した。市民に対して大きな責任がある。名前を少し変えて中身が変わらない予算が計上された。必要であるならば国費で行うべきであるという思いで減額修正案に賛成している。今回もまた議会の中で修正案が否決されたとすれば、今予算の中には大事な予算が盛り込まれている。それも一緒に反対というわけにはいかない。また来年1年間、色々な形で注視して見ていこうと思っている。もし修正案が否決された場合は仲間と一緒に注視していく。修正案が否決されたら、原案に賛成する。

国民健康保険税

反対討論

江川 国民健康保険は皆保険の最後のセーフティーネットであり、組合けんぽより高く、保険料は1番高いという矛盾が深刻化。資格証明書の発行が続けられており、早期発見により医療費の削減につながる。発行を中止すべき。一人一人への均等割が課されている。国に対して廃止を求めた結果、就学前の均等割は、国の制度で5割軽減が実現。就学前は全額免除で軽減すべきと考える。

起立多数 原案可決

介護保険事業

反対討論

江川 既に述べたので以上の通り。

起立多数 原案可決

後期高齢者保健事業

反対討論

江川 年金が下がり続け、生きるために必要なものの値上げが止まらない。限度額の引き上げは認められない。短期保険証が発行されているが、有効期限には届けられている。発行の必要性はないと考える。医療機関への受診控も考えられる。納税相談は別途すべきと考える。

起立多数 原案可決

診療所事業特別会計

意義なく可決

大浜財産区・本山財産区特別会計

意義なく可決

港湾整備特別会計

意義なく可決

交通船事業特別会計

意義なく可決

下水道事業特別会計

意義なく可決

土地取得事業特別会計

意義なく可決

五島市水道会計

意義なく可決

市長から挨拶

市長 R6の当初予算合わせて49件審議していただいた。適切な決定を頂いたことに御礼を申し上げ、市政運営に活かしたい。

子牛競市が開催され58万の平均価格で10万円アップ。持ち直したものの、長期的には下落傾向であり生産者は厳しい状況。

産地間競争のために懸命に取り組んでいることから、経営の安定に向けて支援する。

アミュプラザ長崎で、飲食店29店舗のうち参加した五島市のグルメフェア開催。9業者の物産品が開催される。

五島市出身の大学生に参加いただき、魅力発信をしてもらう。

五島つばき祭りの30回を開催。外堀公園で神楽やちゃんここ、石原詢子さんの歌の披露で賑わった。2月25日のマラソン、市長杯を開催して7548名が参加した。引き続き椿の島のPRをして交流拡大を目指す。

全国椿サミットが松江で開催され、五島市での開催が決定。道後温泉の松山が椿シャンプーを宿で実施してPRしている。つばきの地域振興を語り、椿をテーマにした成長ストーリーがYouTubeで公開された。五島市のPRで多くの人に興味を持ってもらった。リユースフェアを体育館で開催して資源ごみの衣類の中から無料で譲渡して1000kg中、850kgの衣類が再使用することになった。ゴミの減量化にご理解ご協力を。

福江空港の特定利用空港の候補地として32ヶ所、長崎と福江が選定された。国から説明を受け、自衛隊や海上保安庁が円滑利用に関するとりきめを設け、自衛隊や海上保安庁の円滑な利用に資するように整備するとのこと。年に数回の訓練を想定するとのこと。管理者の同意を持って、年度内に指定するとのこと。長崎県の管理なので、県に対して状況提供を求めて対応していたきい。

4月28日は補欠選挙の投票日。棄権することなく足を運んでもらいたい。期日前投票所があるので、利用してほしい。

職員の退職の紹介。

私自身の去就として、世代交代が必要と判断して市長を辞職すると述べた。残された任期の間、市政発展のために職責を全うしたいと思うのでご理解とご協力をお願いしたい。

 

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新市長に実現してほしい事を募集しています。