五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。
日時 2023/3/6
目次
奈留医療センターの体制について
人材不足の改善を
松本 冬の寒さも和らいだが健康にお気をつけください。248名、265名の小中学生が卒業。十年前と比べると200人減少。学校統合も予定されており、教員や関係者も減らされると思われる。経済の逼迫に繋がると思う。もっと対策が必要。五島市独自の少子化対策を講じるべきと考える。今年二人の介護士が退職し十人体制。来年度はさらに減少する見込み。昨年調査を要望し、看護師の負担が増えている。病院企業団との協議ができないか。
市長 医療従事者の人材不足、4月より2名が勤務予定。看護師確保のため、資金を貸与しており金額を見直して増額。市は企業団の医療人材育成のための経費一部を負担。奨学金の返済応援のため、医療従事者の確保に努めている。職員宿舎の整備も協議中。引き続き関係機関と連携しながら確保に努めていきたい。
松本 病院が人材不足になれば医療体制に支障が出て、よその病院に搬送するしかない。2名の看護師が配置との事だが、維持してほしい。病院の縮小に繋がる不安を持つので、五島病院と共に人材確保に力を入れてほしい。
五島中央病院から看護師を派遣できないか
市長 中央病院も人手不足であり、派遣する余裕はないとのこと。
松本 人材確保ができないままで病院が回るのか聞きたい。医療ミスや事故が起きないことを望んでいる。奈留医療センターから五島病院に対して患者の受け入れを拒否しないようによろしくお願いします。看護師が確保できない場合、看護助手を育てる事も視野に入れてほしい。五島中央病院も10数名の看護師が退職するとのことだが、何かあってるのか。
福祉保健部長 看護師が足りないと病院は回らないので、そうならないように努力するしかない。退職者が多いのは、コロナの状況で厳しい状況だったと聞いている。協力していただいて医療体制は維持できている。
市長 コロナ前には福岡・県外に確保活動に動いていたが、コロナで活動ができなくなった。五島中央病院は中核的な存在であり集中してしまった。感謝の言葉しかないが、厳しい時には一部病床を休止したりした。そうしたことがない限り、受け入れを中止はしない。看護師が確保できない場合は看護助手は考えるので、五島病院には伝えていきたい。
緊急搬送に備えた海上タクシーの整備をできないか
松本 看護師は酸素ボンベ、輸液、ポンプを持って船に同乗しAEDが必要な時もある。看護師2名、医師や研修生も乗り込む。五島病院到着まで最低100分かかる。時間短縮と看護師の負担軽減に向けて対策が必要。搬送時の時間短縮に対する市の考えは。
福祉保健部長 前提として海上タクシーは個人の資産。容易に設置できるものは可能かもしれないが、出入り口の拡大は運用に大きく支障が出て営業補償も必要であるため難しいと考えている。
松本 仰ったことは私でもできる。荒れた海の時もある。看護師は点滴を持って酸素ボンベを股に挟んで搬送する。患者は地べたに寝ているような感じになる。この時代にそうしたことがあって良いものかと思う。出入り口は患者を乗せる時に狭い。天気が悪い時は揺れると聞いている。出入り口はお金がかかると思うが椅子くらいはどうか。
福祉保健部長 海上タクシーとしても利用しているので、救急用に改造に了承を頂き、回収期間は休まなければいけないことが課題と考えている。
松本 患者を安心して運べる体制を取ってほしい。長崎県西海市ははやて 3号があり1億5千万円。職員の移動・災害発生時の救助として使われている船がある。最新の機器を搭載してバリアフリー、タラップも装備している。空気清浄機で感染症対策も徹底している。五島の樺島・久賀島・奈留島も過疎化になる中で、こうした船ができたらと思っている。
奈留小中学校及び奈留高等学校について
教職員住宅の現状について
松本 7時半に学校に行き16時半まで勤務。家では持ち帰り仕事。先生方もストレスが溜まると思うが、快適に過ごしてもらうためには教員住宅の改修を配慮すべきではないか。奈留島はどう見ても古い。住居で違いがあり、仕方なく済んでいるという感じ。教員住宅の建て替えとは言わないが、リフォームできないか。
教育長 教職員住宅の要望を聞き、予算の範囲内で営繕工事をしている。予算も限られているので、福江島内のアパートと比べて住み心地が良くない。実情を把握してリフォームを今後計画的に考えている。
松本 奈留小中学校も立派になっているが、住宅でやる気が失せる。ある先生が「もう少し良いところに住みたいが、言えば贅沢と言われそうなので言えない」との声もあった。奈留島に転勤したい人が増えるようにしてほしい。
水産教室の拡充を
松本 どのような水産教室を行なっているか。
教育長 県と市が進めている水産教室を実施。内容は講和と魚の裁き方、総合学習での海岸清掃。奈留高校も教育の一環として学習をしている。
松本 奈留高校からどうして私たちは磯遊びやシュノーケルができないのですが、との問い合わせがあった。漁民と市の協力があれば実現できると思った。海を活用してのびのびと学校生活を送ってほしいと思う。最終的には海を体で体験し、逞しく育ってほしい。島全体での取り組みが必要。卒業時に五島の海で育ったということで、小型船舶の免許を取得してもらいたい。漁業や客船に就職したら嬉しい。身体で学ぶ取り組みをしてほしい。アンケートに対する市の意見は。
教育長 地元教材を生かした活動はふるさと教育の発展に繋がる。今後も関係機関と団体に協力をいただきながら体験活動を住うじつしたい。少しでも子供たちの興味関心に基づいた内容になるように、店員
松本 将来的に役立つと思うで促進を。玉之浦小学校では自分たちで餅米を作っている。
教育長 地域に可愛がられた子どもは地域を愛するようになるとされる。なるが第二の絆に感られるように取り組む。奈留は貢献する大人が多いようだ。潜水が得意な松本議員にも協力していただきたい。
地球温暖化対策について
地球温暖化防止対策イメージ作品の今後の活用について
松本 213件の方の募集があり素晴らしいロゴが集まった、
五島チャンネルでも取り上げて作品も公表されている。
作品を見てもらうための詩の考えは?
総務企画部長 イメージ作品は標語、ロゴマーク、など合計200店舗。考えるきっかけになる。
HP、広報誌でもPRしている。
最後に一言。舞い上がれに伴い観光客が見受けられる。今年は修学旅行生も増えている。教会、バラモンを結びつけてほしい。どんどん仕掛けて五島の発展に繋げてほしい。主題歌のタイトルは私が初めて覚えた英語。主題歌は良い曲なので港で流せないか。海は魚も高騰しているが漁業者が儲かっているわけではない。福江港の桟橋にはワカメがびっしゃり生えている。新港町もびっしり生えている。