【2023.3/五島市市議会メモ】網本議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。

日時 2023/3/7

農業振興について

五島市の農業政策の方針は

網本 高校生は3年間のマスク生活。規制の中での生活であり、マスクのない生活もそう遠くない。椿まつりで賑わいも戻りつつある。壇上から4点を質問。

市長 総合戦略の農業振興において生産基盤の強化や地域資源の活用を掲げている。経営基盤の強化・有害鳥獣対策、椿油の地産地消を進めている。

網本 R4の定例議会に続き質問する。ロシアのウクライナ侵攻で状況が変化している。化学肥料の値上げで環境が大きく変化。私なりに農業振興を勉強しながら問題提起をしている。従事者の高齢化により、基幹産業はこのままで良いのか。どのように対応するかが危惧される。2月21日の新聞では農業経営が取り上げられ、畜産農家とイチゴ農家の記事があった。高齢の従事者が離農するのではと危惧しているが、対策はどのように考えているか。

産業振興部長 農業者の就農は対策済み。生産基盤の拡大のため、人手不足に対応する取り組みを進めていきたい。

網本 12月の質問でも同じ答弁だったが、24.5%の残りの従事者が十年もすると支えていくことになる。生産高を確保し基盤整備をしても、持続してやっていけるかと危惧している。基幹産業を持続するには従事者を増やさなければならない。担い手の育成とあるが、残りの従事者で五島市の基盤整備や規模拡大で乗り切っていけるのか。

産業振興部長 新規就農者は増やさなければならず、今ある事業者だけで乗り切ろうとは考えていない。

網本 総合戦略では「規模拡大・農業法人の販路拡大支援をする」と政策があるが、世界はウクライナ問題で大きく変わっている。戦争前の総合戦略で果たして、五島の農業は環境変化に対応していけるのかと思うが、どうか。

産業振興部長 総合戦略を大きな柱として取り組んでおり、毎年アクションプランを実施している。アクションプランの中で時代のニーズに沿った形で進めたい。

網本 早急な取組をお願いしたい。長期的にやっていかないと生産は上がっていかない。素早い対応をお願いします。

みどりの食料システム戦略への取組は

市長 国はCO2、化学農薬の低減などを推進するもので重要と認識。有機農家が年々増えており、6.5Haが使用されている。デメリットを踏まえた上でのPRに努めていくが、環境保全型農業交付金を活用して機運の醸成を測る。

網本 農水省は2050年までにオーガニック市場の拡大を目指している。市政方針の中で緑の食料システムに基づく方針が示された。予算書を見るとその金額が見当たらないが、五島市はどう取り組むのか。

産業振興部長 JA、共済で組織する技術部会があり、化学肥料の低減に向けた検証をしている。どういった農業が最適であるか、検証をしたい。

網本 世界・日本・五島の農業環境が急激に変化している。昨年の検証はどうなっているか。

産業振興部長 長期的なスパンになると思う。すぐに変えるわけにはいかないので、技術屋さんの指導を仰ぎながらやりたい。

網本 環境保全型農業に力を入れるとのことだったが、農林課として農家にどう指導しているのか。

産業振興部長 有機への取り組みとして、裾野を広げるために周知を行い、取り組む人が増えればと思っている。市として有機農業に特化しましょうとは言えない。

網本 今の慣行農法をやりながら有機農家を増やすことが大事と考えるが、積極的に市の政策として増やしていくことが大切だが周知徹底方法は。

産業振興部長 5団体ある中で、意見交換会をしていない。それぞれがいろいろな取り組みをしておりやり方が異なっている。意見を聞いて一緒になって取り組むところは取り組みたい。

網本 意見交換の機会がないとのことだが、協議会を作って勉強会をしないと増えていかないと思うが、部長としてはどう思うか。

産業振興部長 まずは場を設けて意見交換をやっていきたい。

網本 早急に意見交換・勉強の場を設けてもらいたい。

新規就農者育成について

市長 研修生受け入れ体制の整備を行っている。国の次世代育成事業を活用し19名を支援。就農後のフォローアップをしている。農業をやりたい人材の確保が喫緊の課題であるが、肉体的・精神的なハードさもある。PRをして各種事業を推進する。

網本 いすみ市に行政視察に行った。住みたい田舎ランキングで総合1位。たくさんの移住者がおり、有機農法を全面に押し出し、給食の導入にも取り組んでいる。若者世帯・単身でも1位。子育て部門で1位。五島市もランキングでベスト5に入っているが、総合部門でも3位以内を期待している。いすみ市は市長をトップに環境保全に取り組んでいる。食に対してでも、五島の島と言うことに対しての考えは。

市長 自然が相手であり心配事も多く生業にするには厳しいと思う。有機となると、草の管理もあるので、高齢の方に薦めるのは難しい。農業生産法人にも取り組んでもらっているので、若手の農業後継者に勉強してもらい、やる気になってもらわないといけない。従来は作るものを決めていたが、今後は作るものを工夫しながら地域競争に打ち勝たなければいけない。農産物も有機農業で作ることが商品価値を高めることになるので、若手に対する取り組みをしたい。

網本 いすみ市も最初は有機農法をしていなかった。難しいかもしれないが、これに取り組んでいかないと乗り遅れると思う。市長が旗を振り、環境に対する取り組みが農業、給食に繋がる連鎖が出ている。今後、そういう取り組みが必要と思うが、東京事務所でも話を聞いたら、自然環境と食が多かった。さらにオーガニックの野菜がふんだんにある島とすれば魅力が向上すると思う。世界遺産、ジオパーク、日本遺産を先頭に立ってやってきたので、先頭に立ってひっぱって欲しい。

市長 全く知らないのでいすみ市は分からないが、これから総合戦略がR6で終わりとなる。R7の検討の中で取り入れていきたい。

産業振興部長 本年度、先進地として宮崎にいく予定が叶わず、南島原市を招いて勉強会をする予定。

網本 いすみ市に行った時は、南島原市は職員が同行した。意見交換をしたが、有機で進んでいる南島原もまだまだ勉強不足とのことだった。有機栽培も市長のリーダーシップで進めていけば観光にも繋がり知名度アップにつながると思うので要望する。

持続的な畜産業の推進について

市長 離農が進む中、補助事業を活用した成果が出ており繁殖メス牛の頭数が増えて、R3末は5000頭近くになった。家畜売り場での出荷を増やし所得の安定を図る。R4の競りでは600程度増える。今後も継続的に推進する。

肥料代、餌代の高騰に対する支援をしているが依然厳しい状況。五島市臨時経営支援を当初予算に計上した。生産コスト低減の取組支援を今後も継続する。

災害に強いまちづくりの推進について

網本 防災無線の更新により聞こえにくい地域の改善を質問するが、どのような防災無線の見直しをするのか。

総務企画部長 より伝わりやすく効果的な方法を協議したい。防災担当以外の職員も交えて議論したい。既存の無線を更新するのか、新たな設備を取り入れるのか、他の自治体を参考にしながら進めたい。

網本 屋内と屋外を合わせて防災無線だと考える。今回の更新にあたり、整備方法の検討はトータルの検討をするのか。

総務企画部長 総合的に検討する。

網本 市民の皆様に聞こえるように、コミュニティFMを使って伝える方法も競技したいとの事だったが、どう進んでいるのか。

総務企画部長 FMは有効な手段の一つだが、受信できる範囲が狭い。FMラジオを市が導入するかは総合的に判断したい。

網本 いかに市民に行き渡るかを質問している。その中でFMもあるだろうと提案したが、協議はどのように進んでいったのか。無線のラジオが高いとの話もあったが、もっと簡単に聞こえるラジオに対する進捗は。

総務企画部長 FMラジオと協議して、こちらの要望・条件については差し控えさせて頂きたい。個別受信機に限らず、FMも含めて総合的に検討したい。

網本 6月になると災害の季節になる。聞こえないことがあると厳しいと思う。どういう基本整備方針が良いのかと決める。スパンはどうなっているのか。

総務企画部長 機器の部品交換は9年でR5年度中に方向性を見出したい。

網本 早急にやってもらわないとと思うので早く対応して頂きたい。

防災行政無線の更新により聞こえにくい地域は改善されるのか