0から政治家になるには?~若手の政治家志望者に向けて~

ねこ

若くてお金もない、地盤もない、人脈もない、実績もない、そんな人でも政治家になる事は可能でしょうか?

もし可能である場合、具体的にはどうしたら良いでしょうか?

こうした疑問に答えます。

結論から言うと、0からでも政治家になる事は可能です。全国にはそうした事例も沢山あります。

まずは私自身の選挙経験についてご紹介し、その後に具体的な方法(お金・人脈・地盤への対処方法)を紹介します。

この記事を読むと、「何も持たない若い人が政治家になるために必要な事」が網羅的に分かるかと思います。

私の選挙経験

私は移住先の島で、0からの政治家を目指しています。

地盤もない、お金もない、輝かしい実績もない、という状態で2020年の五島市長選挙に臨みました。

一般的に、選挙には「3つのバン(地盤・看板・鞄=おカネ)」が必要であると言われています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E3%83%90%E3%83%B3

私には一つもそれがありませんでした。

結果は大敗でしたが、政治家になるには必ずしも「3つのバン」が必要ではないと感じました。

五島市長選挙~新人候補・中西だいすけの敗因を徹底分析~

全国の事例

若い人は一般的に、「3つのバン」がありません。しかし全国には、

  • 北海道の夕張市長を務めて北海道知事になった鈴木直道氏

https://www.naomichi-suzuki.com/

  • 全国最年少(28歳)で市長になった東修平氏

https://twitter.com/azumashuhei?lang=ja

  • 知事選挙への出馬に意欲を示す千葉市の熊谷俊人氏

トップページ

  • 36歳で福岡市長になった高島宗一郎氏

https://ameblo.jp/so-takashima/

など、若い方が活躍されているのも事実です。

一方で、こうした事例はまだまだ少数で、政治家の全体的な平均年齢が高いのも事実です。

この事から、「3つのバン」はあれば有利だけど、ない場合でも「絶対不可能ではない」という事が分かります。

政治家になる方法

1. おカネ問題を解決する

費用の内訳

選挙に出るにはお金がかかります。私の場合だと

  • 供託金(100万円。無事に返還されました)
  • チラシなどの広告代
  • 事務所費用
  • 選挙グッズ代(マイクや旗、たすきなど)
  • 選挙カーの費用(スピーカーや看板)
  • 選挙期間中の弁当代や船代
  • 政治活動期間中のガソリン代・食事代

が出費として大きかったです。活動する期間にも依りますが、合計すると大体300万円くらいです。

費用を最小化する方法

お金がない場合、これらは最小化する事が可能です。

典型的な例だと、N国の立花代表のように、「情報発信はSNSやYouTubeだけで行う」方式を取れば、費用は最小化できます。

私の例で最小化を考えると、

  • 供託金(必要)
  • チラシなどの広告代
  • 事務所費用
  • 選挙グッズ代(マイクや旗、たすきなど)
  • 選挙カーの費用(スピーカーや看板)
  • 選挙期間中の弁当代や船代
  • 政治活動期間中のガソリン代・食事代

と、ほぼ全ての出費を抑える事ができます。この事からも、大勢の人たちが集まる「従来型の選挙」では、出費が大きくなります。

ネット選挙を100%にすれば費用は最小化できますが、デメリットとして、

ネットを使わない有権者(高齢世帯)に対して声が届きずらい

という点があります。お金がない候補者は、「選択と集中」が求められます。

費用を捻出する

政治家になるための費用を捻出するためには、大きく

  • 自分の貯金を取り崩す
  • 自分で働いて稼ぐ
  • 外部から資金を募る(後援会への寄付・借金)

という方法があります。

私の場合は、自分で半分、外部から半分ずつくらいでした。

自分で稼ぐ方法として、オンラインショップで物販を始めるなどの方法もあります(私は失敗しました)。

外部から資金を得るためには、後援会への寄付のお願いや、政治資金パーティーなどの方法があります。

2. 地盤・人脈を制する

地盤と人脈について、「政治活動前」と「政治活動中」の2種類を紹介します。

政治活動前~失うリスク~

あなたが「政治家になる」と決めた時、周囲の人(家族や友人)は応援してくれるでしょうか?

応援してくれれば問題ないですが、多くの場合は反対されます。

それは良くも悪くも、「政治家は社会的コストが高い」からです。

もしも選挙に落ちた場合、「不名誉なレッテル」を関係者の一同で背負う事にもなります。

それでもあなたが政治家を志す場合、近い人との関係が悪くなったり、場合によっては切れる可能性があります。

政治家になるためには、まず「周囲への根回し」をしっかりしましょう。

政治活動中~行動あるのみ~

覚悟が決まったら、いよいよ政治活動です。

周囲の人から見ると、地盤も看板もないあなたが選挙で勝つのは、「ほぼ無理ゲー」です(私の場合もそうでした)。

私の経験上、地盤も看板もない若い方が政治家になるためには、

いかに自分が頑張るか

ではなく、

いかに周囲を巻き込むか

が大切となります。私の場合は感覚として、

自分の頑張り(8割) > 周囲の巻きこみ(2割)

だった感じがするため、大きな敗因です。地道な戸別訪問や街頭演説も大事ですが、

  • 地元の政治的な有力者
  • 地区の代表的立場の人
  • 既に政治家であなたを応援してくれる人

にはとにかく沢山会いに行きましょう。

私の経験では、「人脈を作るための行動量」が、そのまま結果の数(票数)に反映されます。

3. 継続する

選挙に出ること自体は、費用の最小化が可能です。

地方選挙の場合、新車を1台買うよりも小さな出費で済みます。

副業やリモートワークの普及など、お金を稼ぐ手段が多様化しているので、お金のハードルは徐々に下がっています。

それに加え、今後は社会全体がより一層デジタル化さるので、従来の

  • 選挙カー
  • 街頭ポスター
  • 大量の印刷物

は徐々にネットで置き換わる可能性が高いです。(まだまだ時間は掛かりそうですが。。。)

それよりも難しいのは、人間関係を失うリスクを背負い、新たな関係性を築くことです。

そして最も肝心な事は、「地道に継続する」事です。

 

選挙とは、「人間関係をたくさん結ぶ競争」みたいなモノです。

候補者の中で、より多くの人間関係を構築できた人が勝ちます。

 

政治家になるには、それを粘り強く続けることが一番大切ではないでしょうか。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

最後におススメ本の紹介です。

市長選挙の最新記事8件