【2020.3/五島市市議会メモ】橋本議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

記載分は、2020年3月10日の内容です。

https://www.city.goto.nagasaki.jp/s001/010/010/010/100/20190316160308.html#01

※内容は必ずしも全てを反映している訳ではなく、正確でない部分もありますので、ご容赦ください

 

観光戦略と自然環境整備について

Q. 椿サミットの開催に伴い、名所を調査し、五島の自然を素晴らしいと感じた。同時に、ポイ捨てゴミの多さに気が付いた。

市長.市内管内の環境美化に取り組みありがとうございます。

観光入り込み客30万人を目指す観光戦略は

市長.世界遺産を中心に誘客をする。営業範囲を広げ、遺産や景観、新たな特色あるツアー造成に努めたい。世界遺産と共に、滞在型観光の促進も観光客数の増加に寄与している。効果的な情報発信に努める。修学旅行も積極的に取り組み、鐙瀬の開発、外国人誘致にも努める。官民一体となって取りくむ。

道路、公園等の草刈りを委託する際に、ごみ回収も含めた契約にできないか

Q. ポイ捨てされたゴミや缶が多い。五島の各地でゴミ袋を持って回収作業を行った。驚くほど多くのゴミであった。ゴミ回収も含めた契約に出来ないか?

建設水道部長.町内会や団体と契約を結び実施している。公園・林道の草刈りは作業員を雇うため、任用通知書の明示を考えている。国道・県道は担当部署と協議する予定。

Q. 佐渡市の場合、個人旅行が25%少なく、個人観光客のニーズを満たしていない可能性がある。と分析されている。団体旅行と個人旅行の分析は?

地域振興部長.五島市も同様だが、600名の方に聞き取りを行った。団体旅行が8%、家族や友人が92%だった。おもてなし協議会のアンケートでは、3年間の推移をみると個人型旅行が年々増加している。

Q. 蕨~五輪までは枯れ枝が道路の障害となっていた。撤去作業に時間を要し、フェリーに乗り遅れた。久賀島の市道の枯れ枝対策は?

建設水道部長.山間部の道路は、樹木が張り出す事が多い。本来、道路上空の枝は地権者が管理する事になっている。が、適正な管理が困難なケースが数多くあるので、危険性がある場合は、最小限の範囲に限り、地元の同意を得ながら伐採をしている。通常の道路管理で気付いた分は撤去するが、通常時目が届かないケースが多く、地元の協力が不可欠。連携を強化し、適正管理をしていきたい。

Q. 大瀬崎灯台の園地の途中でゴミを沢山拾った。ゴミ捨て場になっているが、大掛かりなゴミの回収をすべきではないか?

玉之浦支所長.年に3回ほど除去作業を行っているが、十分ではなかったかもしれない。大瀬崎園地は観光名所なので、定期的な見回り、環境美化に努めていきたい。

Q. 漁津ケ崎公園の周辺の道路には多くのゴミがあり、「ポイ捨て万歳」とでもいえるような状況だった。

岐宿支所長.漁津ケ崎では、毎年6~12月に草刈り業務契約委託の中でゴミも回収してもらっている。委託業務の範囲外の部分について、イベント前の作業時に改修をしたい。

Q. ツバキ公園では、劣化した紐や白いテープや空き缶やペットボトルを拾った。業務管理で使うモノが多かった。農道を走ってみたが、ゴミが全く回収されていなかった。管理委託業務の内容は?

建設水道部長.掃除が行き届かない箇所があったと実感している。業務委託は契約書を提示して行っているが、公園の周辺は行き届いていなかったため、支持を徹底した。

Q. 上五島の椿園を見学したところ、ゴミはなく、キチンと管理されていると実感した。業者の委託先の再検討をすべきだと思うが見解は?

建設水道部長.入札は基準に沿って行っているが、その意見も参考にさせて頂く。

Q. 久賀の椿園を見に行ったが、ゴミが多かった。聖母の大椿のイベントでは、ルートで大量のゴミがあった。放棄された冷蔵庫や農業用備品は撤去すべきではないか。

三井楽支所長.冷蔵庫は不法投棄。手順を踏んで撤去。農業者は土地管理者に処理を依頼した。

Q. 琴石椿群は草刈り作業への補助金が出されているが、ゴミだらけだった。ティッシュも数多く放置されていた。上五島の場合は椿林が見事であり、ゴミもなかった。ゴミの回収を指導すべきではないか。

農林水産部長.琴石の群生地は、毎年交付金を活用し、雑草木の草払いを行っているが、市からの委託業務ではないため、事業説明会の際にお願いという形で考えている。

黄島の細ケ岳、奈留のトンボロとビーチロックの漂着ごみ回収計画は

市長. 改修~分別まで実施している。黄島は年に2回業者に委託。トンボロは、両地区とも県の事業を活用して取り組む。

Q. 登山ガイドブックで1時間観光を楽しんだ。見事な石垣と洞窟は別世界のようだった。溶岩支柱の成り立ちの不思議さに魅せられた。観音様までの通路は地元の人たちによって整備され、満喫できた。延命院で登山証明書も貰える。

ゴミが回収されれば最高の登山ルートになるため、今後とも努力をお願いします。

奈留島の千畳敷は漂着ごみだらけだったが、取り組みは?

奈留支所長.長崎県の事業を活用し、地元の住民と一緒に回収をした。

Q. ジオツアーで奈留島に行き、前島で胸がウキウキとしたが、漂着ごみの多さにショックを受けた。

奈留支所長.トンボロ地形は様々な条件が揃う事で出来る。周辺の環境が変わると実現できず、全国的にみても貴重。後世に残したい大切な自然遺産。

Q. 漂着ごみが多すぎる。ビーチロックの成り立ちとその価値は。

奈留支所長.カルシウムが発生するメカニズムはハッキリわかっていない。奈留島にあるビーチロックは長崎県で初めて見つかった。縄文時代に人の営みがあった事を知る手掛かりになる。

Q. ゴミの回収計画はあるのか?

奈留支所長.ビーチロックを行く途中までの道は、長崎県の事業により、地元住民を雇って回収をする予定。

Q. 富江のヘルシーウォークコース周辺は、漂着物が多すぎる状況だった。冷蔵庫は改修すべきでは。

冨江支所長.不法投棄ゴミの抑止は看板で啓発。毎年改修事業とキャンペーンを行っている。ボランティアでの清掃活動でも手伝ってもらっているが、一部の方の不法投棄が行われている。

Q. 沖縄北部の邑久ビーチでは、漂着ごみが山積みにされていた。観光客30万人を目指すのであれば、ゴミを無くすことが大切。総点検して、観光地に優先的に使うべきでは。

市長.今から観光客を迎えるときに、それだけのゴミが多いとは、申し訳なく思う。ジオパークは全域が対象となると申し上げたが、そこには大量のゴミがある。現在、国の補助制度で1億円を使って対応をしているが、仕切れない部分がある。可能な限り予算を確保してやっていきたい。不法投棄をしっかり予防・啓発していきたい。

ポイ捨てに対する市民啓発について

イ ごみがリサイクルされた場合の収益額と埋立て処分された場合の経費は

市長.埋め立て処分の費用は25000円。リサイクルした場合、売り払い代金の単価(アルミ)は33700円。

Q. リサイクル率No1の大崎町は、捨てればゴミ、拾えば資源と合言葉でやっている。看板が設置できないか。

市民生活部長.現在市が設置している看板は、「ポイ捨て禁止」「不法投棄禁止」を設置している。不法投棄されているゴミの中でも金銭にならないモノもあるので、今まで通りでやっていきたい。

Q. ゴミを捨てると経費が掛かるという意識を持たせることが大事だと思うがどうか。

市民生活部長.不法投棄は啓発を行っているが、軽い気持ちで捨てる人もいる。法律で定められた犯罪なので、今後も継続して対応していきたい。

Q. 奄美は世界遺産を目指している。2年前に沖縄観光をした時、ゴミを見る事はなかった。ゴミのない沖縄旅行は楽しめた。外国人の多くが自然を楽しみたいという調査もある。観光客の受け皿作りとして、ゴミ対策に気を付けて頂きたいと強く指摘する。

ロ 資源ごみの売払収入を奨学金制度などで市民に還元しては

市長.1800万円をリサイクルセンターに使っている。なまごみ処理機補助金や、雑紙の補助に行っている。

笹岳登山道の整備について

Q. 1入り口付近のゴミが多い 2.樹木の説明版が散乱 3.登山ルートが棄権 4、今なら修理しやすい 5.トイレやベンチの老朽化 6.誘導版が必要

市長.近年、イノシシの出現により、防護柵を設置している。議員ご指摘の状況改善について、対策機関と協議する。

スポーツ振興課の職員増について

Q. きめ細やかな対応に満足しているとの声もあるが、道路脇には大量のゴミがある状態だった。五島の景色を楽しめる環境ではない。職員数の増強が必要。

市長.スポーツによる交流拡大に取り組んでいる。きめ細かな対応が好評をいただいている。定員適正化改革に基づき、それぞれの見直しを行った。スポーツ体制は増員を図ってきた。今後も優先的に取り組む事業を選択・集中し適正な配置に努める。

Q. スポーツ合宿のランニングコースの20kmを走ってみると、路上にポイ捨てのゴミが畑一杯に見つかった。スポーツ合宿の実績と予定は

地域振興部長.ゴミを拾って頂きありがとうございます。今年の実績は123団体、5200泊。昨年と比べると、8団体増加、1000泊以上の増加。3月に入って実業団の合宿が2団体。新型肺炎の影響で3団体キャンセル。ジュニアの合宿は自粛。

Q. 沖縄に行った際は、ビーチのゴミは回収されランニングコースは走りやすそうだった。合宿地のメッカであると感じた。今、全国の自治体が誘致にしのぎを削っている。ゴミ拾いと石の除去に努めているが、職員が少なすぎると指摘してきた。スポーツ振興班の職員増について、再度答弁を。

総務企画部長.スポーツ合宿誘致はこれまで体制の強化を図ってきた。職員でなければできない業務やサービスに注力をしてもらってきた。今後も業務の住み分けを行い適正な人員配置に努めていきたい。

Q. ゴミはポイ捨てだけでなく、砂利や石、泥もある。合宿選手のために箒で取り除いた。最低2日に1度は点検をすべきだと考えるがどうか。

地域振興部長.事前に下見、誘導版の設置を行っているので、ゴミの確認も行っていきたい。

保安林の松くい虫による被害対策について

Q. 三井楽の対策は。

市長.防除対策として薬剤の散布をしている。今の時期に伐倒の特別駆除をする予定だったが、現状は一部の地域しか出来ていない。

黄島小学校の設置について

Q. 3歳のお子さんが在籍しており、3年後には学校が必要なのでは。

教育長.以前、黄島にも小学生があったが、H12に休校となった。その後も対象児童がおらず、廃校とした。3年後の就学児童については、まだ意向を伺っていない。

学校の役割は集団性を育む事なので、人と関わる事、集団の中での安心感を高める事が学力の基盤ともなる。まずは保護者の意見を聴き、適切に対応していきたい。

Q. 福江小学校に行く予定だが、二重生活なので家賃を心配している。家賃代の補助は出来ないか?

教育長.旧福江市では、赤島、黄島を廃止した関係で、機会均等の視点から寄宿舎を設置して管理してきたが、今回は既に学校がない状況の中での話となる。具体的な要望を伺っていないので、丁寧に話を伺っていきたい。

Q. 福江島に引っ越して、福江島の学校に通ってくださいとの市道で会った。今後はIターン者が二次離島で暮らせるような環境整備をしてほしい。

 

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