令和の時代をどう生きるか?

働く事と生きる事

五島は「仕事がないから」人口(特に若い世代)が減っていると聞きます。

ところが最近では国境離島新法により、働く場所は増え、むしろ人手不足が深刻化しています。それに加え、全国的にみると

  • 非正規の労働者の割合が増えている
  • 海外からも安い労働力が増えている
  • 技術の発達により一生安定の仕事は存在しない

という新しい状況が生まれています。そうした状況を踏まえると、政治としてはベーシックインカム的な「脱労働」の部分を推進していくべきだと考えますが、中々現実的には進んでいません。

そうであるならば、個人としては政治に期待するのは得策ではなく、リスク分散として

  • 副業的な収入の手段を探す
  • 自分で小さな事業を始める

という作戦が現実的です。

実際、その方向性で生きている方も多く、現実的な方法論は、インターネットや書籍に沢山溢れていますので、割愛します。

これからの時代は、「何をしているか?」というWhatの部分よりも、「どう生きているか?」というHowの部分の方が大切になります。

その理由は、Whatの部分が安い労働力や機械で置き換え可能になるからです。

実際、ただ「メシを食べて生きていく」だけなら、100円ショップで食材を調達し、田舎の安い家を借りれば、生活コストを安く抑える事が可能です。

つまり、「働かざる者、食うべからず」の法則が、徐々に薄れていくという事です。

これからは今以上に、「人間的な」部分に焦点を当てて、生きていった方が、充実度が高まると思います。

そのためには、自分の強みとか趣味・嗜好を見つける事が肝心です。それ以前の問題として、

自分の人生をどうしたいか?

という点が大切だと感じます。これは年齢に限らず、いつでもどこでも設定可能です。これを考える上では、色々な正反対の軸を思い浮かべると良い気がします。例えば

  • 笑う頻度の多い人生 VS 笑う頻度の少ない人生
  • 友達の多い愉快な人生 VS 友達の少ない孤独な人生
  • やり切った感のある人生 VS 不完全燃焼な人生
  • 自分で決定した人生 VS 他人に選ばされた人生
  • 没頭する人生 VS ぼうっとする人生
  • 自由な人生 VS 急かされる人生
  • 健康な人生 VS 病の多い人生

どちらの方が望ましい人生か考えて、それに沿うような行動を思いつく限り実践していく方法です。

自己決定をすることにより、自分が取るべきポジションが自ずと見えてくる気がします。