中国共産党は崩壊するのか?

  • 2018年11月21日
  • 2019年11月3日
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技術の最先端・中国

独裁体制を一段と強化している中国では、技術的な分野への投資でも野心的な目標を掲げています。

具体的には、「インターネットプラス」という構想を掲げたり、製造業の競争力強化政策である「中国製造2025」という理念だったり。

電子商取引の活況は、たびたび新聞でも報道されています。

ニュース報道を見ていても、国家全体として、イノベーションを加速させ、技術推進国としての地位を確立させようとしている感じです。

「監視社会」のツールとして

ただ一方で、人手を介さずに処理を行うAI活用・ビッグデータ活用は、中国という「膨大なデータ資源」を有する国では非常に効果があります。

  • 町中の監視カメラによる顔認証技術
  • GPS解析による個人情報の取得
  • 購買履歴の分析による嗜好の判断

こうした監視は中国だけでなく、アメリカでも同じように行われていました。(今もおそらく)

https://nakanishidaisuke.com/2018/05/03/surveillance/

中国は崩壊する?

以前の記事でも紹介しましたが、中国は

「最先端の技術を活用して監視体制を敷く世界最大の国」

です。しかしながら、独裁体制はいつの世も腐敗を避けられません。多くの人はそうしたことを指摘し、

中国はいつか崩壊する

と予想を立てていますが、実態としてはそう簡単に事が運ばない気がします。

例えば独裁政権が妥当された「アラブの春」を見ていると、多くの人民が困窮や経済的な不安を背景として、政権の転覆を断行しました。

しかし中国では、都市を始めとして、多くの職場があり、経済の循環が実現しています。そうなったとき、中央政府のいない「無政府状態」を市民が望むかどうかは、大いに疑問です。

都市の人々の気持ちとしては、

政権が転覆すると、中東みたいな大混乱に陥る気がする

という不安があるかと思います。一方で、貧しい思いをしている農村の人たちも、武力行使を行う前に鎮圧される可能性が高いので、現状維持のスタンスの方が圧倒的に多いでしょう。

ですので、農村の方も都市の方も、

「政権転覆に要するコストが莫大に高い」

ということで、計画自体が望まれないでしょう。

そうなる前に、人々は緩やかに中国からの脱出を図るのではないでしょうか。

国際的なつながりのある国々の間では、その「橋渡し」的な役割をする団体も増えてくると考えられます。

 

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