シェアハウスのすゝめ

365日のシェアハウス生活

私は会社員時代、丁度1年間だけ神奈川県の東神奈川駅にあるシェアハウスに住んでいたことがある。

そうした場所に住もうと思ったきっかけは、「王様のブランチ」という番組でたまたまシェアハウスの事が紹介されたからだ。

それに加え、それまで住んでいた武蔵小杉の家も飽きてきたから、という感じである。

私は1年間のシェアハウス生活を通じて、「ここの人達と知り合えて良かったなあ」と心から思えた。

今回はそのシェアハウスの素晴らしさに関して、皆さんにオススメしたい理由を交えて紹介したい。

1. 年代の異なる人と知り合える

これが一番大きな理由なのだが、まず私の交友関係について述べておきたい。

私の友達は主に、中学、高校、大学、そして会社の同僚、といった世界だけに限定されていた。

そこでは「同じ年代」、「同じ学力」、「同じ価値観」を持ったような人達としか、私は関わりを持っていなかった。

勿論、バイトや部活動を通じて「それなりに」年代の違う人達と関わってきたのだが、程度はたかが知れている。

それに比べると、シェアハウスで生活を共にする人達というのは、年代がバラバラ。

一番上の人だと私の母親と同じくらいの歳の人もいるし、勿論私と同い年くらいの人もいる。

その中で感じたのは、「こういう考え方もあるんだなあ」という世界の広がりのようなもので、私にとっては大変刺激的だった。

しかし考えてみると、現代の日本の社会にあって、「違う年代の」人達と交流を持てる機会などあるのだろうか?

異業種交流会とか、お金を払ってその場限りの出会いの場にも参加した事があるが、その場限りがほとんど。

「同じ空間に住んでいる」という一種の連帯感は、シェアハウスでしか感じる事ができない。

家にビールを持って帰って、「今日は誰かいるかなあ」と思ってリビングに顔をだすのが仕事後の楽しみでもあった。

何しろそこには、一切の利害関係やしがらみがない。

一言で言えば、緩くて居心地の良い関係性という感じ。

2. 相談相手が増える

利害関係がないという点とも関連しているのかもしれないが、ここでは気兼ねなくオープンに何でも相談する事ができる。

私は相談というよりはむしろ世間話をするのが好きだったのだが、一緒に住んでいる女性の中には、年配の方に人生の悩みを相談している人がチラホラいた。

そういう「頼れるママ」的な存在の人がいるのは大きいと思うし、交友関係の場を仕事以外にも作れるという点は非常に大きな心の支えになるのだろう。

困った時のライフラインというか、逃げ道としての相談相手は、多いに越した事はない。

3. 安く飲める

私はお酒を飲むのが好きだ。

武蔵小杉を去った理由の一つもそこにはあるのだが、外出して飲みに行くと結構高いのである。

しかしシェアハウスでは、コンビニで安いビールを数本買ってリビングに顔を出せば、誰かしら話し相手がいる。

そして終電というものも気にせずに、盛り上がったら夜遅くまで話し込む事ができる。

言うなれば、毎日が宅飲みのようなものである。

そんな場所で1年間を過ごす事が出来て、私はすごく良い経験をした。

まとめ

「シェアハウスが素晴らしい」というのは、些か軽率なのかもしれない。

場合によっては、嫌な人がいたり、同居人同士の仲が悪い場所もあるのかもしれない。

ただ少なくとも、

  • 年代の人達と交流ができ
  • 相談相手が増え
  • お酒を安く飲める

環境こそが、シェアハウス。

私はもっと、色々な場所にシェアハウスが出来れば出来れば良いなと思っている。

酒を飲むのが好きで、人とお喋りをするのが好き人にとっては、この上なく居心地の良い場所だ

私はラッキーなケースなのかもしれないが、シェアハウスに住んで人間的な広がりが増えたように感じた。