対馬市議会議員選挙で感じた離島の課題

針谷ひろき候補の応援に対馬に来ました。私にとっては3回目の対馬訪問でした。

最初は内閣府のアイランドホッピングツアーで訪問し、その次が知人と2人で環境学習のために訪問。

今回は選挙戦4日目に丸々1日選挙カーに同乗して選挙活動のお手伝いをしました。

長崎県の離島として最大の面積を誇る対馬は南北に広く、各地を回るまでの運転時間に多くの時間を費やしました。

候補者本人は、もっと街頭演説の頻度を増やしたいと仰っていましたが、中々広いとそれも難しいのがジレンマです。

演説はできるだけ多くの人に聞いてもらいたい内容で、5/14最後の演説は大変力のこもった熱い演説でした。

ご本人の出生と離島との出会いにも触れられ、都会生活に対する違和感や島暮らしの良さについても共感できました。

社会福祉士として働く中で感じた、福祉分野への政治的関心の低さに対して危機感を抱き、立候補に至ったというお話は大変説得力がありました。

そして政治は強い者のためではなく、弱い者のためにあるというお話は、政治の本質をついた主張であると感じました。

他の候補者のパンフレットや公約も読みましたが、針谷候補ほど自身の経験と政策が一致している候補者はいないように感じました。

例えば人口減少に対する子育て支援は大体どの候補も訴えるテーマですが、具体性があまりないように感じました。

新上五島町も同様ですが、これからの対馬における議会での議論、そして情報発信が促進される事に期待したいです。