国民健康保険税
私も会社員を退職してからお世話になっている国保。全国の地方議員が集うオンライン勉強会・対話集会があったので参加して来ました。その中で感じた事、改めて知った事を書き記しておきます。
全体を通じて
- H30から保険者となった都道府県の統一化に向けたスケジュール感は全国でバラバラ
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000194118.pdf
- 国庫負担率が下がっており、同収入の健康保険組合と比較して負担が倍になっている
- 制度を維持するためには国の役割と財政的な支援が果たす役割が大きい
- 人口減と高齢化のトレンドが止まらない地方自治体の対応には限界がある
自治体ですべき事
- 事務の簡素化
- 使われているお金の中で適正な医療が為されているかどうかのチェック
- 医療費の抑制に向けた健康への取り組み
国保の抱える問題点
- 地域間の格差(県内での医療資源が偏在しているため、税と給付の公平感が問題)
- 世代間の格差(若年世代の負担感が大きい)
これから調べたいと思った事
- 国保加入者の通院に関する費用額とか入院とかのデータ
- 長崎県が示している県の国保の状況
オンライン勉強会は離島住民にとっては助かる一方で、夜の遅い時間帯の勉強会は集中力を維持するのが難しいと分かりました。私自身も、国保の重税感に喘いでいる市民の一人ですので、高齢化が避けられない中では被保険者の負担軽減がまず大事だと思います。医療費の抑制に向け、健康増進への取り組みが被保険者の負担軽減に繋がるので、実効性の高い取り組みを提言する事が必要かなと感じました。