楽しく学ぶゼロカーボン教室
五島市で開催されたゼロカーボン教室に開催されると聞き、参加して来ました。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/s053/20240318191113.html
当日は多くの親子連れが参加され、どちらかと言うと大人よりも子供向けの教室だと感じました。
私はたまたま午前中、高浜の海岸清掃に参加したのですが、海外からの漂着ごみに加えて、日本のゴミも多く混じっています。
子供たちは確かに、これから気候変動の影響を大きく受ける世代ですので、環境教育は大事だと思います。
しかしながら、学校やメディアを通じて、気候変動に対する危機感は、間違いなく現役世代よりも高くなると見込まれます。
そう考えると、啓発活動や教育が必要なのは、環境に興味が向かない大人ではないだろうか、と思いました。
五島市では、ゼロカーボンを目指して再エネの推進や、今後はエコ家電への買い替えを促進していく方針です。当日配布された資料によると、
- 再エネ電力への切替
- 電力の自家消費
- 省エネオール電化推進
- 電気自動車の普及
- 建物の脱炭素化推進
- 市民の理解増進
という柱が掲げられています。ただし、まだまだこれらの方針は、実践が進んでいるとは言えない状態です。
化石燃料を主体とする従来の家電や車から、エコな製品に乗り換える事は、多大なコストがかかります。
そう考えると、私たちにできる事は些細な事しかないのかもしれません。
市民の理解増進も勿論大事ですが、行政的にはまだ「些細な事」を積み重ねる余地が大きいようにも感じます。
コストや手間の問題はありますが、ゴミ分別の在り方に関しても、行政的な見直しが必要な次期だと感じます。