【2023.12/五島市市議会メモ】片峰議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。

日時 2023/12/13:15ー

玉之浦診療所医師の定着化について

今後の計画は

片峰 玉之浦では最後の夕日鑑賞会を行なっている。最初はネーミングが違っていた。1991年は20世紀最後の夕日鑑賞会。今年で25年目。もし興味があれば足を運んでいただければと思います。R3年3月で山下先生退職後、代診の後、常勤体制が退職し現在は代診となっている。常勤医師の定着を求めるが今後の計画は。

市長 玉之浦診療所の医師は、R4年に採用した医師が10月に退職。通常はすぐに常勤を配置するが、医師会に相談しながら進めてきた。巡回診療車両の運行をしており、モバイルクリニックもあり公募は行なっていなかった。引き続き検討を行なっていく。

医師の雇用条件は

片峰 7か月勤務していただいたが、短期間で退職されて住民も不安を感じていた。市の配慮もあり、空白期間ができずにやっていただいた。病気を抱えた方は決まったお医者さんに診ていただきたい想いがある。採用するにあたり契約条件は。

福祉保健部長 医師免許以外の特別な要件はない。定年前に退職する場合は1か月以上前までに申し出が必要。後任がすぐに見つかるとは限らないので、後任が見つからない場合は診療ができなくなるため、他に求めるしかない。遠隔医療に理解がある人を求めたい。

片峰 医師空白期間は作ってはならない。条件の中に、次の先生が見つかるまでに、と加えた方が良いと要望。1日も早い定着化を望んでいる。モバイルクリニックに精通した先生が来ることを望むが、カネミ油症もあるので、そのあたりを理解される先生を望む。

カネミ油症事件の早期解決について

未認定被害者、二世・三世問題について、市の考えと今後の対策は

片峰 発生から55年。救済法は成立したものの、課題解決には程遠い。五島市の考えは。

福祉保健部長 次世代被害者の救済、基準の見直しをするよう、国に働きかけることを要望。国に粘り強く訴える。県独自の実態調査が実現し、未認定患者の救済に繋がることを期待。患者からの相談対応を盛り込んだ支援行動計画を立てる。

片峰 長崎新聞に、保健センターの展示物が規模縮小して移転したと。経緯と理由は。

福祉保健部長 移転理由は、R4子供未来課に伴い、保健センターにあった展示スペースがあり、がラスケース内の貸し出し管理ができず、離れたところから読み取ることができなということを受けて移設を検討してきた。歴史資料館、図書館を検討したが、スペースの問題で文化会館を移転場所として決定。展示スペースが縮小されたとあるが、展示資料の選定は長崎大学環境学部の生徒が選定して展示している。個人特定を避けるなどの配慮をしている。本は図書館に寄贈している。古い書物は希望書に貸し出したり、破損を防ぐため不特定に貸すことは想定していない。今回はより見せる方法に変更している。今回の展示は被害を風化させる意図はない。被害の実態や食品公害を伝える。次世代への継承は重要と考えており、より身近に紹介していただきたいと考えている。

片峰 人類始まって以来の大きな食品事件。絶対に風化させてはいけない。確かに外部から見た目と内部のちがう。しかし、五島市の会があるので、そういうやり方をしていただきたい。カネミに関しては、私も被害者である。私は議員でなかったら、死ぬまで公表するつもりはなかった。五島市の会の中に入り活動する中で、風化させてはいけないという思いが強くなっている。文化会館の写真も大分薄くなったのかと。保健センターの写真は私も見るのが辛かった。難しいと思うがやっていただきたい。被害者の中には、発がん確率が高くなる。私は5人兄弟。長女が60で癌で高い。次女も抗がん剤、リウマチに苦しんでいる。そういう人たちの救済、未認定被害者。昔は道路がなく渡船だった。土木を作りに下宿した人が、殆どが認定されて1人だけ認定されずに苦しんでいる。1日も早く救済していただきたい。

カネミ倉庫、カネカ及び国に対する市長の思いは

片峰 市長の考えは。

市長 展示の変更について、意見を伺わなかったことはお詫び。カネミ倉庫に対して、加害者であるとはっきりしているので、救済に全力で取り組んでいただきたい。カネカに要望活動があることは理解しているが、最高裁で決着している事実もあるので、市としての意見は控えたい。国に対しては、未認定、ジセイダイの基準を見直して救済していただきたい。県で実態調査も含めて、引き続き国に要望していきたい。

片峰 私個人の考えとして、カネミ倉庫は会うたびにお金がない、何もできないとの1点張り。PCBを作ったのはカネカが製造して販売していた。裁判で負けても、被害者には何も保障していない。国に対しては、油症事件の数ヶ月前、ダーク油事件があった。この時に西日本の鶏が変死した。この際に厚労省に伝えていれば、事件は行なっていない。五島市の会に所属して出席しているが、全く進展が見えない。国の役人は異動するたびに振り出しに戻る。科学的検知の一点張りだが、何一つ治療薬ができていない。被害者は時間がない。そのために、救済法を作っていただいたように、政治力を使うしかないのではないか。被害者の救済に向けて動いてほしい。

市長 科学的根拠がない。血液中の濃度が基準以下だと、門前払いをされたりしてる。水俣のれいの様な考えが取られなかったり、症状に基づいた判断がされているのを見ると、なぜカネミだけという思いがある。国、県に訴えて頂きながら、ずっと被害者の会と力を合わせて進めていきたい。私自身としてはそういう思いである。

片峰 被害者の体からPCBを取り除く技術はないので、よろしくお願いします。

買物・交通難民対策について

玉之浦地区にチョイソコが運行していない理由は

片峰 未だ運行されていない理由と今後の計画は。

産業振興部長 地域交通の方針として、地域と地域を結ぶ幹線は路線バスと考えている。玉之浦地区では集落間の移動が少なく馴染まないと考えている。地域内の移動は地理的条件が関わっている。路線バスを利用しながら地域にあった移動手段を検討したい。

片峰 路線バスも減便されて中々厳しい状況だが、ライドシェアが1番、周辺部はライドシェアが有効だと思い提案している。国も動き出しており方向性が出てきたが、考えは。

今後の対策は

ライドシェア導入について市長の考えは

市長 先日も答弁した通り、過疎地域における公共交通を維持する上で有効な手段と考えている。一つ一つの集落の人口が少なくちょいそこを入れるのが難しい状況。玉之浦が1番先かなと思い、考えなければいけない。今日の新聞にも載っており、来年4月から地区を限定して始めてみようかと、政府が検討を始めたと。今日の新聞では都市部を中心にとあった。地域を限定する中に、五島市も入れていただき、準備をしなければいけないと思っている。シミュレーション、検討はしていきたい。

片峰 国の動向を見ながら、同時進行で行けるように調査研究をしてもらいたい。五島市独自のルールづくりもしていただきたい。買い物難民に関しては、そこそこ揃っているお店は1軒しかなく続けるのが厳しいが、1軒はほしいと思う。固定したお店があることで足を使うことになる。広島の廿日市市の山間部に朝原地区がある。行政と企業がコラボして無人スーパーを設置している。市民同士のコミュニケーションが取れたりしている。こういった取り組みも視野に入れて検討してほしい。

中央町商店街にトイレを設置できないか

片峰 公園までは遠すぎる、コンビニは借りづらいとの声がある。市の有料駐車場にトイレの設置ができないか。

産業振興部長 市での設置は困難と思う。商店街のトイレは空きスペースを利用したが、一部の利用者のマナーが悪く外した。商店街組合の中で、バス停付近でのトイレマップの提示を行っている。末広公園、東公園を使っていただければと思う。

片峰 末広公園、東公園は遠い。市民全員が利用できると良いと思うが、そのマップもなぜ今頃そういう要望が出るかということだと思う。病院、バス停におくとか工夫してやって頂ければ、と思う。今後の課題として検討していただきたいと要望している。

公用車の更新状況について

片峰 更新要項があれば。

総務企画部長 ない。乗れなくなるまで乗る。

片峰 管外視察をした際に、出迎えをしてもらい、五島市の送迎用ワゴン車を見たが、あれほど古い車両は見たことない。ちょっと寂しい気がした。匂いもしてシートも破れたりしているが、更新の予定があれば。

総務企画部長 各課で共有できるワゴン車の準備をしていきたい。

片峰 嵯峨島小中学校の給食運搬用の公用車はハンドルがとても重い。それと油が強い。給食もそれで運ぶということだったが、更新の予定は。

教育長 お気遣いありがとうございます。もう少し使えるのではないかということで、今年4月に車検を受けた。安全が1番だと考えて、使用頻度が多い車は校長から教育委員会に相談する形になると思う。更新が必要になれば更新したい。

片峰 早速動いてください。道路が狭くてパワーステアリングでないと運転が厳しい。

ハチクマの渡りについて

観光資源としての位置づけは

片峰 圧巻の光景を見るために多くの観察者が訪れているが、観光資源としてどう位置付けているか。

地域振興部長 貴重な地域資源である。例年多くの方が訪れる。貴重な観光資源と捉えている。ビジターセンター・HPでも掲載している。

片峰 最初の頃は全くわからず地元の人もトンビだと思っていた。地元の青年部で観察者との付き合いが始まった。市民に対して認知度が低いと思う。周知とかはしているのか。

地域振興部長 ビジターセンター・HPで紹介。2018年に30周年を迎えて観察会を実施。12月10日には、今年のハチクマの報告・講演会を実施。40人に参加していただいた。

片峰 広報誌に載せる手もあるのでよろしくお願いします。渡が発見されて40年になる。当初から来島されている方がいるのはご存知か。

地域振興部長 ハチクマの写真集を出版している。利用している。知名度アップにも繋がっている。各地区公民館にも所蔵して、資料として活用して感謝している。

片峰 野鳥の会を通して全国に発信したり、観察者を増やしたり交流人口の拡大をしたり、貢献していると思う。お礼や感謝状をあげてもおかしくないと思うが。

市長 この場でどうするかとは申し上げづらいが、お気持ちは受け止めさせていただく。

片峰 広島の方でクリーニング屋をしていたが、廃業してから年に2回来ている。

小中学校の授業等での取り入れ状況は

地域振興部長 ふるさとに愛着を持つ人の育成のために、ジオパークのふるさと教育の中で学習をしている。その中で大陸と近いということで紹介している。

片峰 ハチクマの渡りをはじめ、世界遺産、日本遺産、ジオパークなどを学ぶことができる環境を作ってほしい。島に戻りたいという子供が増え、それが更なる地域振興につながると考えている。

教育長 教育委員会はふるさとに誇りと愛着を持つ教育に力を入れている。ハチクマの渡りも大きな誇りになると思う。最近までハチクマは知らなかった。今後、ますますそういう教育を進めて五島に残るUターンして帰る人を育てる教育に頑張りたい。