【メディアが伝えない】長崎県知事選挙の争点と投票先の選び方

令和4年2月20日に投開票となる長崎県知事選挙についてです。

長崎県民

どんな人が出るのか分からない

誰に投票すれば良いか分からない

そんな方のために、メディアが伝えている争点と、伝えていない争点のまとめです。(1月11日時点)

選挙への関心度は?

長崎新聞社が昨年12月、県内有権者500人に関心度を5段階で問うと、

「大いにある」「ある程度ある」と回答したのは計64%に上った。

一方、「全くない」「あまりない」は計31%、「どちらともいえない」は5%。

とされています。

https://nordot.app/852004454524862464?c=174761113988793844

選挙の構図は?

1月11日現在の候補者は以下の通りです。

候補者の支持団体

中村氏支持

  • 自民・県民会議(長崎県議)
  • 県農政連
  • 連合長崎
  • 長崎県内市民団体 など

大石氏支持

  • 自民党長崎県連
  • 長崎県看護連盟
  • 県医師連盟
  • 薬剤師連盟 など

宮沢氏支持

  • 日本共産党の長崎県連(自主的応援)
  • SDGs時代の新しい長崎県知事を誕生させるプロジェクト など

メディアが伝えている争点

長崎新聞が県民アンケートとして報じている争点のまとめです。

県政への評価

長崎新聞によると、

アンケートでは、中村県政の評価について五つの選択肢を設定した。最も多かったのは「ある程度評価する」(34.2%)。「大いに評価する」(5.8%)と合わせて40%が前向きに捉えた。これに対し、「あまり評価しない」(21.4%)と「全く評価しない」(5%)は計30%に満たなかった。残る「どちらとも言えない」は33.6%だった。

https://nordot.app/851629901012287488?c=174761113988793844

暮らしの満足度

県内での暮らし満足度を5択で質問。「大いに満足」「どちらかといえば満足」が計75・6%に上った。

理由として多く挙がったのは、生まれ育った地元への愛着や豊かな自然など。その一方、「非常に不満」「どちらかと言えば不満」は計13・2%にとどまり、「どちらとも言えない」は11・2%だった。

との結果です。

https://nordot.app/851629901012287488?c=174761113988793844

石木ダム建設事業

石木ダム建設については、

六つの選択肢で質問。「反対」「どちらかと言えば反対」と答えたのは計30.8%。「賛成」「どちらかと言えば賛成」は計20%だった。

残る選択肢のうち「計画を聞いたことはあるが判断できない」としたのは41.8%に上り、問題を縁遠く感じる人が多数いた。そもそも「計画の存在を知らない」層も7.4%いた。

https://nordot.app/852721469611524096?c=39546741839462401

大石氏は、石木ダム建設事業については

(県と反対住民が)話し合う場を設けるべき。知事として現地に赴き、住民の思いに耳を傾け方針を決定する。結論ありきでは意思疎通は難しい

と述べています。宮沢氏のFBによると、

今年2月に行われる長崎県知事選挙に出馬することにしました。
理由は現在佐世保市の隣町の川棚町で行われている石木ダムの建設計画を止めるためです。
と述べています。

IR誘致

IR誘致については、

六つの選択肢のうち「賛成」「どちらかと言えば賛成」は計47・2%。これに対し「反対」「どちらかと言えば反対」は計33・2%だった。

https://nordot.app/853084502235693056?c=174761113988793844

現職の中村法道氏(71)と医師で新人の大石賢吾氏(39)はいずれもIR誘致を推進する考え。

会社社長で新人の宮沢由彦氏(54)は賛否を明言せず、見直しも検討するとしている。

とされています。

メディアが伝えていない争点

IRや石木ダム以外の点で、県民の関心が高いテーマに関して、選挙までに報道や討論がされると予想されます。

大きなテーマとしては、

  • 長崎県の人口減少対策はどうするのか?
  • 新型コロナ対策をどのようにするのか?

それに関連して、成長戦略と社会保障が大きなテーマとなりそうです。

具体的には、

  • 県民の所得向上/雇用促進に向けた対策は?
  • 医療・介護・福祉・子育て支援の充実に向けた対策は?

というテーマが争点となりそうです。

争点に基づくフローチャート

考慮すべきポイントは幾つかありますが、知事選挙の争点を簡潔なフローチャートでまとめました。

知事を変えるメリット

  • 「長崎県が変わる」機運が高まり、従来にない「新しい」政策が展開される
  • 大石氏の場合、医療現場の声がより県政に届きやすくなる可能性が高まる
  • 宮沢氏の場合、SDGsをより重視した政策が展開される可能性が高まる

知事を変えるデメリット

  • 新人候補の政治経験がないため、従来の県政運営に支障が出る可能性がある
  • 農業関連団体、漁業関連団体の声が従来よりも届きにくくなる可能性がある

 

上記はあくまで仮説ですが、私のイメージとしては

  • 中村氏:従来通りのペースで安定的に走る
  • 大石氏:従来通りの方向性で加速して走る
  • 宮沢氏:従来とは異なる方向性に転換して走る

という感覚です。

ぜひともご自身で、長崎新聞、西日本新聞と言ったメディアだけでなく、SNSで候補者の情報を調べてみてください。

中村氏情報

https://www.facebook.com/houdou.nakamura

大石氏情報

https://www.youtube.com/channel/UCkIe7qgbhd3-mZJ8sj3zR3A

https://www.facebook.com/kengooishi1982

宮沢氏情報

https://www.facebook.com/profile.php?id=100076397315642

 

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