地方議会の一般質問を1年間続けて分かった事

久しぶりのブログ投稿です。

本日は一般質問についてです。

2月に当選して市議になり、12月で4回目の一般質問を終えました。(内容は後日アップします)

議会をTVやインターネットで閲覧してくれた方からは、割と好意的な感想を頂き、嬉しく思っています。

ただ、個人的には

もっとこうすれば良かったな~

と思う部分が少なからずあります。

そこで本日は、一般質問にどのような準備をしているのか、感じている事を書いてみたいと思います。

議会はほぼ「原稿の棒読み」

定例議会の殆どの内容右派、原稿の棒読みです。

そのため、私は全員が同じ場所に集まる必要はないし、出席する人の数も減らして良いと思っています。

一般質問では、議員も準備を行いますが、理事者の回答作成にも多大なる時間的コストを払っています。

議員からの質問通告が出てからは、

  1. 回答部署の担当割振り
  2. 各課から議員に対して、質問の詳細の聞き取り
  3. 答弁の作成&すり合わせ

これを出来る限り緻密に行います。国会の場合はこれが深夜まで及ぶことが問題視されていますが、地方議会も準備が大変です。

一般質問はプロレス

今回、12月議会ではA4用紙に10枚ほどの質問原稿と、裏表3枚の資料を配布しました。

原稿を作るメリットは、

自分が主張したい事を正確に伝える事が出来る

一方で、

  1. 「棒読み感」が出て自分の言葉として伝わりづらい
  2. 理事者の答弁に対する「切り返し」がしづらい

というデメリットがあります。

今回の私の質問に対しては、市長も

五島市の経済、バケツの穴は広がり続けている

という答弁でしたので、

いやいや、本当にそれでいいんですか??

と、もっと突っ込んだ質問をすべきだったと感じました。

2年目に向けた改善点

1年目の一般質問では、調査や分析に基づくエビデンスの提示は出来ていたと感じましたが、

原稿を準備し過ぎたことにより、議論の臨場感が欠けているようにも感じました。

五島市では、一般質問の時間は30分が与えられていますが、

目的もなく「ただ30分間質問し続ける事」は、理事者に対しても傍聴者に対しても、最も不毛です。

1年目は割と準備をしてきましたが、2年目は

  • 一般質問の「原稿」の枚数を減らし、「議論」するための空白を残す
  • 理事者の負担を減らすため、〆切の一週間前までに質問通告を出す

これを心がけたいと思います。

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