【2021.6/五島市市議会メモ】網本議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります

たい肥センターについて

畜産農家が主体となる経営体制は

市長.良質なたい肥を安定的な供給を行い、農業の生産性向上を目指すことを目的にH20~実施している。

Q. 基幹産業の一翼である畜産は現在、国・県・市の手厚い補助体制で好調に推移している。

その中で、奇数月に競りが開催され、6月に開催されたが、子牛の平均価格の増減は?

産業振興部長.月ごとの価格については資料を持っていないので、後ほど。

価格は上昇していたが、前月対比からすると落ちている。

畜産農家からの牛ふんの集荷方法について

市長.畜産農家から連絡を受けた順番に集荷している。

Q. 今回の子牛の価格は3月は上昇、6月は平均70万円台をキープしている。

五島市の農業売り上げの70%を畜産が占めている。行政的な支援の後押しもあり、若い畜産農家も帰ってきて良好な経営だと思っている。

畜産農家からたい肥センターの牛糞の集荷が遅くなっていると聞いた。

昨年5000頭を達成したから次は5200にするとの事だが、今のたい肥センターはどうなるのか?

もともとどういう構想でたい肥センターを立てたのか?

産業振興部長.たい肥センターの処理量は日量38トン。たい肥の製品量は日量14トン。

繁殖雌牛5,200頭の目標が掲げられているが、達成した場合、現在のたい肥センターで対応可能か

市長.畜産クラスターによる整備が大きい。繁殖牛舎については新築部分は各牛舎で処理できると考えている。

Q. たい肥センターに行って聞いたが、1日に大体7トンを処理していると聞いた。

集荷は現在、なかなか早急にできていないと聞いている。今のままでは現状のままでいいのかという疑問が湧いてくる。

市長はどのように考えているか。

市長.牛糞などの排せつ物の処理だけでなく、本来は良質なたい肥の供給にある。現在271事業者が登録し31事業者が利用している。

増頭した分だけ増えるという訳ではない中で自家消費をお願いする形になると思う。

Q. 自家消費だけでは厳しいとの声もある中で、頭数が増えるとたい肥セターにお願いしているとも聞いている。

今は逆に多くなり、たい肥センターで処理できないという状況になっている。

将来的にたい肥センターで完熟たい肥にして各農家に販売することが適切だとも聞いている。販売はどうなっているのか?

産業振興部長.たい肥の販売は2088トン、袋詰めたい肥は18837袋。

Q. たい肥センター長に聞くと、販売されると回っていくとの事だが、必要とする農家が殆ど。

畜産農家が好調で推移していくことともに、野菜農家がうまくいくことも大切であると考える。それに対しては。

産業振興部長.野菜に限らず高所得の農家もあるので、たい肥で終了をあげていき農業振興を図っていきたい。

新型コロナウイルス感染症に係る経済対策について

第4波における五島市の経済対策について

Q. 3波の時よりも今の方が厳しいが、援助がないので厳しいとの要望が会派にも届いている。

港の土産品店からも「店は閉めたいけれど保証がないので、厳しい」との声もある。

「市長や市議がどのように動いているか見えない」との声もある。

5月18日、市長に緊急申し入れを行った。支援金の給付の申し入れを行い対応したいとの事だった。

6月の補正ではコロナのコの字も見えなかった。他の自治体も出しているところがある中で、

何か政策が出るのではないかと期待している向きもある中で、落胆した。

市長.市がどのように考えているか、内々で情報を集め、五島市への事業者への支援金とも想定している。

五島市の状況の中で、宿泊キャンペーンはないと思っている。商品券が必ずしもお店に届く状況でもない。

国の交付金の申し出もしたが、なかなか返答もない状況。20万円の市独自の分は全体の半分以下に留まった。

50%の支援金も7割にあたる件数であり、想定よりも少なかった。

支援金は国の方で8月に独自の経済対策・補正予算を見ながら支援金を必要であれば対応していく。

五島市独自の経済対策と市長の見解は

Q. 現場の小売店は非常に厳しい状況が続いている。国・県の動向を見ながらで良いのか。今の現状をどのように把握しているのか?

産業振興部長.各店舗を回るのは中々難しく、組合の代表の話ではさせて頂いている。

Q. その結果、今回何も出さなかったという事か。基金はこういう時にこそ出せないのか。五島市の一般財源は6千万しか出していない。

五島市独自の基金を取り崩してでも、救済すべきだと思うが、市長としては?

市長.国の交付金を含めて県内では50億の支援金が盛り込まれた。感染症は国と県の所管であり、市町村は何の権限もない。

やらなければいけないことは沢山ある中で、費用は国・県が責任をもって見るべきだと考えている。

補正予算があるのは心強いが、先行着手分は補填されないので、動向を見ていくべきだと考える。

6月~8月の状況を見ながら、十分でなければ市の財源で対応をしていきたい。

Q. ぜひ五島市の将来のために、今の事業者を守るために、スピード感を持って対応をしてもらいたい。

新図書館建設予定地から市役所周辺への道路交通整備について

新図書館完成後の交通量の増加の見込みは

Q. 市役所から図書館に行くまでの交通の計画は?

建設管理部長.周辺道路の整備計画はない。想定する台数から交通量の増加はないと考えている。

Q. 図書館が完成しても交通量がないと断言したが、再度答弁を。

建設管理部長.基本計画の諸条件の中で4万人。平日120名。土日が240名で半分が車の想定で検討した結果となる。アクセスが分散されるので、緩和される方向性であると考えている。

道路整備について今後の計画は

Q. 今後とも計画はないという事だった。図書館の議論は建物のことが中心だったが、交通アクセス面は議論が出来ていなかった。

しかし出来るからには、スムーズにアクセス出来ることも条件だと考えるが、計画はないのか。

市長.周辺道路については、3方向あり対応可能であると考えるが、問題があればその時点で考えていきたい。

Q. その時になったときにでは、また時間がかかる。例えば道路や空き家の問題があるが、できなければ動いていかないのか。

市長.どの程度の渋滞を想定されているのかともいう点もあるが、必要性があれば検討していきたい。

Q. 無駄な投資という事はないと思う。拠点的な場所を作るためには、人の流れを設計していかないといけないと感じる。

総合的に考えていかないと、図書館が生きたものにならないと考える。それで本当に良いのか?

市長.新図書館の基本計画に沿って需要予測をしている。需要が増えれば対応をする方針。

Q. 問題がなければ動かないという事で理解した。