こんばんわ。
いよいよあと3週間となりました。
短いようであっという間ですね。
本日は、「政策集には乗っていない、実現したい事」のご紹介です。
そのテーマはズバリ、「ベーシックインカム」です。
私はベーシックインカム推進論者です。
国政レベルで日本を見た時、真っ先に実行すべきテーマとしては、ベーシックインカムだと感じます。
過去に何度かブログやYouTubeでも取り上げているテーマです。
https://nakanishidaisuke.com/2020/04/08/basic-income-2/
本日は、Abemaの対談を基に、詳しく内容を見ていきます。
https://abema.tv/video/episode/89-77_s10_p85
働く意識の違い
日本とフランスとの働き方の違いの部分では、
- 日本:働いていないとバッシングされる
- フランス:バカンスのために働く
という形で、働く事に対する意識が大きく異なると紹介されています。
フランスは極端な例かもしれませんが、確かに日本人は「働く事」に対して勤勉すぎです。
それではなぜ、フランスはそこまで裕福なのか?
という問いには、
フランスは利益率の高い産業が多いから
とひろゆき氏が意見しています。
具体的には、「ワインのように原価が低い商品をブランド化し高値で出荷して儲けが出る」事が紹介されました。
ベーシックインカムの政策目的
本編、27分辺りから、ベーシックインカムの話になります。
日本もそろそろ導入した方が良いのでは?
という提案に対しては、橋本氏も大賛成である一方で、
ベーシックインカムの政策的な目的は?
がテーマになります。
ひろゆき氏の意見として、
- 日本の場合、お金のない若者が単調で利益率の低い仕事をしがち
- 今の世の中では、複雑な仕事の方が利益率の高い仕事になる
という意見(イノベーションを生む土壌を作る)でした。
それに対して橋本氏は、「人生における保険のような位置づけ」としてベーシックインカムがあれば、今よりもチャレンジする人が増えるのではないかと述べています。
私の意見
それを踏まえて、私の意見はこうです。
日本人は「そもそも働きすぎ」です。家族や自分の時間を犠牲にして、働く事が信奉されているとも言えます。
経済成長をしていた時代はそれでよかったのかもしれませんが、現在はそれもなくなり、全体としては人口減少&低成長の社会を迎えました。
その一方で、個人がSNSを始めとするネット空間で、会社や組織に依存せず、大きな力を持つ時代になりました。
しかしまだまだ、「働く事への意識」はあまり大きく変わっていないため、「働かざるモノ食うべからず」な空気を感じます。
そのため、生活保護の受給には後ろめたさがつきまとうというような、息苦しさも感じます。
社会全体として、多様性を認める雰囲気や、寛容さが足りないと感じます。
この雰囲気を変えるためには、仕組みを変える必要があると思います。
働く事が当たり前
ではなく、
働く事も選択肢の一つ
位になるには、一律の現金給付が一番手っ取り早いはずです。
国策としてのベーシックインカムに対して、「五島で」を付け加えると
- 五島は沢山の遊ぶ場所がある(自然を活かしたSUPなど)
- 五島には沢山の魅力的な場所がある(伝統・歴史・文化)
- 五島には自立的に経済を回す土壌がある(食・エネルギー)
- 五島は他の地域と物理的に閉鎖されている(島国)
ベーシックインカムが普及すると、ヒトは退屈します。
そうなった時、沢山の遊び・学問・芸術・暮らし・経済のモデルが生まれると予感しています。
これからは、国の号令を待っている時代ではなく、地方から良い変化をドンドンと起こしていく時代です。
五島で時代を先取りし、新しい社会を創っていきましょう。