皆さんこんばんわ。
最近は充実した睡眠が取れてる中西です。
本日は、五島市が今やるべき事、というテーマを考えていきます。
4月27日、五島市は
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた五島市の取り組みについて(第 4 版)
をHPで公開しました。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/s034/010/010/030/202/050/20200303190630.html
長崎市に停泊中の外国船籍のクルーズ船内において、多数の感染者が確認されている現状等を踏まえ、直近版との違いは
- 第三版:市民のみに島外への渡航自粛
- 第四版:市民+市外からの渡航自粛
を要請している点です。呼びかけの効果自体はともかくとして、この要請が遅かった点は否めません。
それだけでなく、
五島市新型コロナウイルス感染症対策本部
の活動自体が、市民の方に伝わっていないと感じます。
そのため、市民の間で根拠のないデマや噂が広がっている状態です。
スクラップ&ビルド
私も市役所に行って感じるのですが、どうも役所の仕組みそのものが、「平常運転」という感じです。
もちろん、コロナ対応としての現場の業務や、市民からの問い合わせは、非常に大変だと思います。
それは「既存の業務」に加えて、「コロナ対応の業務」が上乗せされているからです。
役所で働く方の労務管理・メンタルヘルスも心配です。
こうした時こそ、五島市は本腰を入れて、「今やるべき事」と「今やるべきでない事」を整理し、体制を組みなおすべきです。
以下、一旦中止した方が良いプロジェクトを列挙します。
- ジオパーク推進(不要不急)
- 新庁舎・図書館の建設(島外からの業者が多数来島)
- 移住・観光推進(方向性の転換)
これらのプロジェクトを中止する事により、予算と人員の余剰が生まれます。
その部分のリソースを、本来行うべき「コロナ対策」に振り向けるべきです。具体的には
- ICT化の推進(リモートワーク・窓口業務のオンライン化)
- 水際対策の強化(空港や港への要望や対策経費の予算化)
- 経済対策(現金給付・休業補償)
- 高齢者対策(コロナ自粛による健康リスクの緩和)
などです。
こうした非常事態に対して、スピード感を持って組織の体制を組みなおすことが出来るかどうか、自治体の首長の決断が求められています。