【2019.9/五島市市議会メモ】山田議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

記載分は、2019年9月9日の内容です。

https://www.city.goto.nagasaki.jp/s001/010/010/010/100/20190316160308.html#01

※内容は必ずしも全てを反映している訳ではなく、正確でない部分もありますので、ご容赦ください

がん検診受診率の向上について

がん検診(集団、個別)の受診率について

Q.日本の死因の1位はガンであり、2人に1人ががんに掛かっている。長崎県は罹患率が1位であり、死亡率のトップともなっている。検診を定期的に受診することで予防することが出来る。市民の健康づくりのために検診を奨励しているが、世論調査では受診率は40%であり、受けない理由は「時間がない」「健康状態に不安がない」「費用が掛かる」などが出ている。がん検診に対して受診しやすい環境づくりが課題であると考える。受診率と、向上のための対策は?

A.五島市は胃ガン、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんなど6つを実施している。受診率は五島市の場合、かなり低迷している。市民の皆様全員への干渉と、法人への干渉をしている。個別通知に加え、健康推進委員による干渉をしている。子宮頸がんは、福江産婦人科の協力により、直接受診できる体制を創り、受診権を送付する取り組みを開始した。子宮がんが3倍、乳がんが7倍になっている。

受診率向上のための現在の取り組みについて

Q.全国平均を大きく下回る中、受診率が大きく述べた要因に、直接医療機関に行き、スムーズに受診できるシステムづくりだったと感じる。今後はどのような対策を?

A.受診率を上げるために、これまでも一生懸命取り組んできたが、低迷している。今後は市民が受けやすい体制を作る事、メッセージを持って干渉をすることにし、市民の受診率向上に取り組んでいきたい。

Q.今後も啓発を行い、有効であると検証されている再干渉を行い、向上に頑張ってもらいたい。

乳がん・子宮頸がん検診の市外医療機関での受診について

Q.他の検診に比べて、対応が可能なのか?

A.集団検診と個別検診で実施し、集団の場合は地区を巡回し、個別の場合は中央病院と福江産婦人科で実施している。現在医療出来る機関は少ないが、対応をお願いしている。対応は女性医師の方が良いとの認識しており、原則女性医師に対応をお願いしている。集団検診は、女性医師の対応が出来ないので、引き続き女性の対応をお願いしている。

Q.市外での受診は可能か?

A.機会拡大は市民にとって有益と考える。市外では体制を取っている病院もあるが、現在は環境の整備を進めているので、市内の検診をお願いしている。

Q.他の自治体の取り組み状況も確認し、前向きに検討してほしい。中々受診しずらい部分もあるが、診察や検査内容の流れを分かりやすくして頂き、メンタルサポートもしてほしい。

がん検診の検査方法について

Q.集団、個別検診とあるが、胃がん検診がない理由は?検査方法がバリウムのみである理由は?

A.胃がん検診は胃カメラ検査とバリウム検診があり、推奨されている。現在、集団検診で、胃X-線を実施している。検診体制の条件が整わなかったため、胃がん検診は整っていない。

Q.胃カメラ検診は市民からの要望があるが、実現する考えはないか?

A.胃がん検診の受診率向上は当然だが、内視鏡検査の実現は重要であると認識。課題である検診体制の整備が進んでこなかったが、昨年末から消火器専門の医師と協議を行い、実現に向け取り組んでいる。

Q.胃カメラ検診の導入に向けて、新たな受診体制造りをお願いする。大腸がんと肺がんの検査について、大腸検査に胃がん検査に内視鏡検査の導入予定はないのか?便潜血検査の際にキットの無償配布が出来ないのか?肺がんのCT検査は出来ないのか?

A.内視鏡の検査は、厚生労働省の見解として、無視できない不利益があるため、住民健診としては進められていない。肺がんのCT検査も、同様の理由。大腸がん検診の郵送は、時間が取れない人や、離れている人にとって有効な方法だと認識。医療機関と協議をしているが、まだ実施には至っていない。

Q.医療機関との協力体制など課題が多いと感じるが、より受診しやすい環境の整備に向けて欲しい。市民にとっては大きな医療負担の軽減になるので、多くの市民に活用してもらうため、行政からの干渉だけでなく、市民の皆様の協力も得てほしい。

障害福祉について

身体障害者手帳等のカード化について

Q.現在3322名が障碍者手帳を持っており、種類には3種類があり、交通機関のサービスや支援が受けられる。日常から所持と提示が欠かせない。しかし未だにカード化されていない。厚生労働省が全国の市町村に推奨していたが、実施されていない。カード化の推進についての五島市の考えは?

A.カード化される利便性は期待できるが、長く使い慣れた手帳を望む人もいると思う。4月に厚生労働省が解禁したが、まだ県内では実施されていない。障碍者のご意見について、まずは研究から着手したい。

Q.自治体がシステム上の都合から進んでいないが、利用者の利便性の向上に繋がるので、カード化を推進してほしい。

障害者等タクシー料金助成券の対象者拡大について

Q.これまで以上に利用者が増えているという声を頂いているが、配布状況と利用率は?

A.在宅の支援として、500円の利用券を24000円分助成している。対象は1級、又は2級の方。タクシー料金の交付率はH30年度に全体の3割、交付された利用率は7割。総額は約230万円。

Q.実は軽度の障害の中にも、移動する際の不便を感じている。対象者拡大についても検討をいただけないか?

A.県内の他の市町村の状況を確認したところ、五島市が遅れている状況。障碍者団体の意見を聴きながら検討していきたい。

Q.障碍者支援について要望をさせていただいたが、他市にはない五島市独自の取り組みに感謝している。20年近く障碍者福祉に携わる中で、状況が改善していると感じる。子供や高齢者、弱者に対するいじめがないよう、行政から見守り体制の強化をお願いします。

五島市の奨学資金制度について

Q.H30、3月に貸与型の奨学金をお願いしていたが、周知徹底に努めて頂きありがとうございます。申し込みが増えなかったが、決定及び支給時期は?

A.対応型奨学金は、願書を提出することになっているが、4月31日までを〆切としている。その後の選考を経て、申請者に通知をしている。連帯保証人を含む証明書の後、交付している。

Q.五島市の貸与型奨学金は、5月中旬に選考を経て、6月になると思うが、早期の対応・支給が出来ないか?

A.貸与型奨学金の予約は本市では行っていないが、他の自治体では行っている市もあるため、早急に検討したい。

Q.大学進学を希望する親にとっては大きな負担軽減となる。今後は減少傾向になると思うが、給付型と貸与型を併用し、改めて見直し、教育環境の整備に努めてもらいたい。

広報ごとうの紙面づくりについて

Q.広報誌は市の情報を入手する上で欠かせない情報源。紙面づくりの新たな取り組みは?

A.①縦書きを活かして分かりやすく、右とじに ②写真やイラストを増やしてフルカラーに ➂市内外で五島市を盛り上げている人を紹介する

Q.市民の声を取り入れているのか?

A.広報アンケートを実施している。

Q.広報誌や情報伝達の多くの役割がある。紙面づくりは大変重要なので、読者である市民からより多くの楽しみやコメントや写真の投稿など、住民参加型の広報誌を要望する。

 

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