二次離島発の交通革命を推進で島を復活

二次離島探索

行ってきました。

赤島・黄島。

人口の少ない小さな島でして、二つを合わせても50人程度。

かつては小中学校や職場もありましたが、衰退の一途をたどっています。

現在は、学校と職場がないから基本的に年金世帯しか住んでいません。

そんな中で、島民の方から伺ったことと、私が考えていることをご紹介します。

釣りは副業

昔に比べると、漁師として生計を立てていくのが厳しくなっているそうです。

そもそも、ガッツリお金を稼がなければいけない方が少ないので、趣味の延長線上で釣りを楽しんでいる方が多そうでした。

黄島には現在、小さなお子さんを抱える夫婦が生活しているみたいですが、

保育園や幼稚園に預けるとなると、福江に行かなければいけません。

少なくとも、教育の場がありませんので。

リモートオフィスと教育環境

最近は「リモートオフィス」が流行っていて、

ネット回線さえ整っていれば、仕事は可能です。

それに加え、「リモート教育」の場がこうした小さな離島にあれば、

エンジニア世帯の方も仕事に精を出せるのではないでしょうか。

子育てエンジニアが田舎暮らしを楽しめる島

という方向性の基、

  • 通信インフラの整備とオフィスの整備
  • 保育所の整備と通信教育の環境整備

を推進すれば、こうした小さな島にも人口が増え、且つ生活コスト(衣食住)が最小限に抑えられます。

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交通革命の推進母体として

と、ここまでのプランだったら、「全国どこの過疎地でも同じ状況」です。

五島の二次離島でこれを行うメリットは、陸海空の「交通革命」とセットで最先端技術を活用し

  • 空飛ぶ車・ドローン技術(航空)
  • 自動運転車(陸上)
  • 自動運転船(海上)

の実証実験や開発が可能な点です。

行政的な役割は、いかに既存の規制を撤廃して特区化し、「実験がしやすい環境」を整備するかです。

この辺りは、先進事例となる福岡市に見習うべき点が多そうです。

更に言えば、交通革命とセットで「データ産業」と絡め、農業・漁業・エネルギーという生活に関わる分野でも技術を総動員し、いわゆる

「スーパーシティ」

的な構想を島で掲げる事が可能です。

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