五島市の有権者数の分布状況

  • 2019年1月28日
  • 2019年3月29日
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選挙イヤー

2019年は、全国的に選挙が多数あります。

本日はその中で、五島市の選挙事情についてご紹介します。

参考データは、平成30年2月の長崎県知事選挙の時のデータです。

(生データは五島市選挙管理委員会から頂きました:30円)

3月~4月に県議会選挙

参考記事はこちら。

https://nakanishidaisuke.com/2019/01/20/election-vote/

有権者数の分布

2018年2月4日時点での有権者数は、以下の通りです。

  有権者数 割合
福江 19,874 61.0%
冨江 4,062 12.5%
玉之浦 1,239 3.8%
三井楽 2,423 7.4%
岐宿 2,840 8.7%
奈留 2,136 6.6%

参考URL:長崎県HP

http://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kenseijoho/senkyojoho/senkyokekka/toukaihyo/39511.html

圧倒的に福江地区に票が集まっていますので、

市内の中心部での活動が、選挙の鍵を握ると言えるでしょう。

※図表は「県議会選挙」となっていますが、正しくは「県知事選挙です」

例えば、

  • シティーモール
  • エレナ、ドラモリ
  • ダイキョーバリュー
  • ツバキ屋

など、商店街での活動が非常に重要になります。

投票率の分布

更に同データによると、投票率の分布は以下の通りです。

  投票者数 投票率
福江 9,639 48.5%
冨江 1,864 45.9%
玉之浦 849 68.5%
三井楽 1,350 55.7%
岐宿 1,628 57.3%
奈留 1,234 57.8%
合計 16,564 50.9%

人口の多い福江と冨江の投票率が低く、

人口の少ない郡部では高い

という傾向があります。

これには、世帯の平均年齢も関係していまして、

  • 人口が多い地域:ファミリー世帯(小中学校の校区)
  • 人口が少ない地域:シニア世帯(小中学校が少ない)

という特徴があります。

期日前投票

期日前投票の集計は以下の通りです。

  期日前投票 期日前率
福江 5,074 25.5%
冨江 687 16.9%
玉之浦 305 24.6%
三井楽 633 26.1%
岐宿 739 26.0%
奈留 296 13.9%
合計 7,734 23.7%

地区ごとにばらつきが見られますが、

大体4人に1人の割合で、

期日前投票をする傾向があるみたいです。

※図表は「県議会選挙」となっていますが、正しくは「県知事選挙です」

効果的な選挙活動は?

上記の集計から、

票の6割以上が集まる福江中心部での選挙活動

が、勝敗を左右するカギであると言えます。

しかし、福江の投票率は低く、

県知事選挙の際は5割以上の方が投票を棄権しています。

この原因は、非シニア世代の事情にあり、

  • 選挙の投票に関心がない
  • 関心はあるが、選挙に行く時間がない
  • 選挙に行く理由がない(=面白く感じない)

など、非シニア世代特有の事情がありそうです。

そのため、全国の市町村と同様に五島市は、

高齢者票を大量に抱える現職が有利

な構図となっています。北九州と同じ感じですね。

関連記事:「北九州市長選、現職・北橋健治氏が4選」

https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20190127-OYT1T50076.html

投票率を高める活動

若い人に政治的な関心を持ってもらうためにも、

「投票率」を少しでも高める活動が必要です。

大村市のように、

「そうだ、選挙に行こう!」

キャンペーンを展開したいと考える今日この頃です。

参考URL:

http://www.sonoda-hiroshi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/09/2014_B.pdf

高校生とコラボ出来たら素晴らしいですね。

 

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