国境離島新法
離島の企業で役立つ「国境離島新法」のH30年度2次募集結果が発表されました。
国境離島新法関連の情報はこちら
そこで本日は、2次募集で採択された事業者の分析をしてみます。
採択率は?
五島市のHPによると、
平成30年6月25日(月曜日)から7月31日(火曜日)にかけて第2回公募を行ったところ、13件の応募がありました。
外部有識者を含めた審査委員会の審査を経て、以下のとおり11件(創業2件、事業拡大9件)を採択しました。
なんと今回は、11件中の13件。率にすると85%の驚異的な採択率となっています。
これはもう、書いたもの勝ちですね。
ただ、事業によっては「審査の前に足きりされる」応募も数件あったと考えられます。
採択された事業は?
事業者と概要はこちらに掲載されています。
その半分以上が、
五島の食品を活かして島外に販売する(製造~販売)
ビジネスとなっています。
残りの半分は、
五島の観光を促進する(宿泊~飲食)
ビジネスという感じです。
3年目の予測
自民党政権が続く間は、3年目も「雇用機会拡充事業」が続きそうです。
2年目の傾向を踏襲して、
いかに外貨を稼ぐビジネスか?
という点が、採択基準の鍵となりそうです。
SUPビジネスの2年目を終えた感想としては、
まだまだ遊べる場所が少ないヨ!
という観光客からの声を伺います。私もそう思います。
五島の観光は現在
- 夏場だけしか集中的に人が来ない
- 団体観光は主にツアー会社のバスツアー
- 個人観光はレンタカーで景勝地巡りが定番
という感じです。3年目も引き続き、インバウンド×団体というフィールドでの注目度は高いのではないでしょうか。