SUP事業2年目の振り返りと2019年に向けて

  • 2018年9月29日
  • 2019年11月3日
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SUP事業

2017年から始めた「五島SUP」。今年も皆様のお陰で大盛況でした。(HPInstagram

国境離島新法を使って始めたSUP事業ですが、2年の実績を振り返って見たいと思います。

ビジネスモデルと強み

SUP事業のビジネスモデルは至ってシンプルです。

  1. 機材の購入・スタッフの準備・会場の整備
  2. HP上で予約を受け付ける
  3. シフト作成・サービス提供

という流れです。強みとしては、

  • 仕入れがないから在庫を抱えない
  • 完全予約制なので、利益率が高い
  • 競争相手がいない(大事)

初年度と2年目の数字を見ていきます。

①売上推移

2018年は、4月~サービスをスタートしました。

  2017年 2018年
  客数 売上 客数 売上
4月 0   14 ¥77,000
5月 0   25 ¥97,500
6月 0   29 ¥100,000
7月 66 ¥83,000 91 ¥453,500
8月 172 ¥425,000 162 ¥731,750
9月 96 ¥272,500 62 ¥222,500
10月 6 ¥20,500 0 0
 合計 340 ¥780,500 383 ¥1,682,250

昨年との比較

  • 売上高は2倍以上にUP
  • 客数は10%増加
  • 客単価は2000円UP

客単価は、初年度に販売促進で超安売りしたせいもあり、低くなっています。ちなみに、2018年の客単価は4,400円でした。

そのお陰で7月~順調に売上が伸びましたが、今年は悪天候で9月が弱かったですね。

②経費推移

項目 主な内訳 2017年 2018年
消耗品費 SUP機材・備品 1,160,928 65,418
人件費 スタッフ人件費 883,981 550,000
維持管理費 倉庫+客用トイレ 159,970 67,049
広告費 サーバー代金・広告印刷、レース大会 121,500 124,300
販売費及び一般管理費合計 2,326,379 806,767

昨年との比較

  • 消耗品費は初年度は94%減(初年度のSUPボードが高額)
  • 人件費は昨年より40%減
  • 維持管理費は昨年より42%減
  • 広告費は2%増(レース大会を実施)
  • 費用合計は65%減

初年度はイロイロと経費がかかりました。主に設備投資としてのSUPボードですね。

更に人件費を抑えたり、高額な倉庫の契約を辞めたりと、経費の節減に取り組みました。

③利益推移

  2017年 2018年
売上総利益 ¥801,000 ¥1,682,250
販売費及び一般管理費 ¥2,326,379 ¥806,767
営業利益 ▲¥1,525,379 ¥875,483

初年度は大赤字でしたが、国境離島新法の補助金で何とかしのぎました。若い人は最初の資金がないので、こういうのがあると助かりますね。

まとめ

2018年は、以下の改善を試みて、何とか利益を出せました。

  • 高付加価値の商品開発(往復ツアー・シュノーケリング)
  • 人件費の抑制対策(常駐から完全予約サービスへの移行)
  • 維持管理費の抑制対策(リース倉庫から空き家への移行)

来年度(2019年)は

  • SUP商品のツアー化(旅行会社との提携)
  • 新商品の開発(SUPヨガ、無人島探検)
  • ドローン活用による魅力的なPR活動(インスタ映え)
  • SUPの地域行事化(役所も巻き込む)

あたりに注力していきたいですね。

 

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