不思議な名前の滝
今回は福江港から車で30分程度の場所にある、パワースポットを紹介したい。
案内板には以下のように記載されていた。
この渕は、水量が豊富で、滝の流れが枯渇することはなく、滝壺は格好の水遊び場となっていて、夏場は家族連れで賑わう。
少なくとも5月末時点では、全く賑わっている様子が想像できなかった。実際の写真↓
釜のような不思議な石垣
滝を取り囲む山間部には、まばらに石が敷き詰められていて、かつては人が行ったり来たりしていたのであろうことが推察された。
歩きやすい石を上ってみると、こんな穴のような場所を発見。
いったい何に使われていたのだろうか?
明らかに人が作ったであろう場所だが、その目的が分からない。
共同の風呂?
いや、それにしては水を運ぶのが大変すぎるし、何よりも風呂を沸かす設備らしきものもない。これは違う。
人が住んでいた?
いや、それにしては狭すぎるし、窮屈すぎるだろう。
それ以外の用途は何だろうか?
そんなことを考えては見たのだが、「コレ」と言った答えは見つからなかった。
川の流れを辿ってみる
岩場は程よい傾斜となっていて、上流に向かって歩くための足場もそれなりにちゃんとある。
クモの巣を掻き分けながら進んでみると、山間の石垣には確かに人の営為が見て取れる。
この辺りは集落として機能していたのだろうか。
石の道(半分獣道)は結構な高さまで続いていたのだが、あまり奥まで歩くと危険生物(猪や蛇)に遭遇しそうだったので止めておいた。
ドンドンはしていないけど
入り口の説明版にはこう書いてある。
水が勢いよく流れ落ち、岩にあたって太鼓を打つような「ドンドン」という音がするので、この名が付いたと言われている。
が、少なくとも私の耳にはそんな感じには聞こえなかった。
夏場は滝の水が溜まっている場所で水浴びが出来そうなので、試してみたい。
隠しているとしか思えない場所に石碑を発見。
まだまだ開拓の余地はありそうなので、万全の準備を整えてから山道を探検するのも面白そうだ。