4/8に告示された新上五島町町議会選挙の情報です。
候補者の顔ぶれ
選挙ポスターの写真です。
町議会選挙の論点は?
議員定数削減と議員の仕事量
今回の選挙から定数が16→14となり、議員1人あたりのこなすべき仕事量が増えます。
実際はそれほど目に見える変化ではないと思いますが、1人の議員が担うべき期待や責任は増していきます。そのため、「ちゃんと仕事が出来そうな人か?」という点が大きな判断基準です。
まずもって、ネットを使いこなせるか?という点が大きな分かれ目になると思います。社会人でれば当たり前ですが、ネットで情報収集して結果を分析する事は、未だ多くの議員が当たり前に出来ていない事のように感じます。
最近で言えばAIを使いこなせるかどうかが大きな分岐点になるかと思いますが、第一歩として候補者の「ITリテラシー」が大きいです。
新上五島町選挙では、30〜50代の候補者も複数いるのですが、QRコードを掲載している候補者は高塚候補だけです。
ネットで議員にメッセージを送れるか?
という点も議会と町民との距離感を縮める点で大きな判断材料になるかと思います。
子育て支援、当事者の声
全国的に少子高齢化が叫ばれる中で、子育て支援も重要な政策ですが、残念ながら地方議会の高齢化率は高く、新上五島町に至っては69歳という事です。
まずは当事者の声を政治に反映させるという点で、30〜40代の政治家が増える意義は大きいと感じています。
議会の情報公開
驚くべき事に、新上五島町では議会中継がなく議事録の公開も2ヶ月程度後になるとの事です。私も五島市議会でネット中継やケーブルテレビ放送があるおかげで、市民の方とのタイムリーな「議会の話」が出来ます。
が、これが公開されていないと、町民は今誰が何を行政に質問しているのか、知る術がありません。この点に関して強い危機感を抱いているのが高塚候補ですので、議会改革の一環として是非とも情報公開を推進してほしいと思います。
五島列島として
五島列島は、宇久島(佐世保市)、小値賀町、新上五島町、五島市という4つの自治体で構成されていますが、外から見ると1つの「五島列島」です。外から見た目線と、住民から見る「五島のイメージ」は大分かけ離れていると感じており、もう少し観光でも移住でも一体感を出せないかと考えています。
その辺りの連帯のためにも、地方議会同士の交流が今後より促進される事が望ましいと考えています。