五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。
YouTube機能の文字起こしを行い、それを校正して仕上げました。
日時 2025/3/13 10:00ー
目次
市長の政治姿勢について
市長の優先政策、重点政策は
おはようございます。 若い力で政治を変える、議会改革を進める会の中西大輔です。私は昨年の8月の市長選挙に出場いたしました。その中で五島市が良く なるためにはどうすればいいかというところを真剣に考えてそして 提案。政治活動で訴えてまいりました。
今回新たに出口市長が就任されて市民の皆様 の期待を背負って姿勢運営をされていくということで再び私は市議会議員としてこの 場に立てたことを大変光栄に思っております。理事者の皆様とそれから議員の立場では見えてる景色・立場が180°違うのではないかという風に思っております。しかし この人口減少著しい五島市でこの五島市をよくしていきたいというところは理事者の 皆様も議員も同じゴールを目指しているのだとそういう風に思っております。
さてそういった中で本日は出口市長就任されて半年が経ちましたがこれから どういったことに政策的に取り組んでいきたいのかということをお伺いいたします。就任後の今回3月の議会が初めての当初予算になるわけですけれど市長は当初 予算姿勢方針の中で90分そちらで姿勢方針を述べられました。私は聞いていてなるほどと思った部分もあったんですが今1つ政策の優先順位そして重点的にやりたい政策はどういったことなんだろうと いうところがちょっと分からなかったです。市民の皆様も市長の政策に期待して投票した方もたくさんいると思います。市長が何をしたいのか?そこを明確に簡潔にご答弁 いただきたいという風に思います。
残りの質問は壇上からさせていただきます
市長 おはようございます3番中西議員の質問にお答えいたします、私の優先政策についてお尋ねがありました。私は五島を護る、これをスローガンにしまして有人国境離島法の充実など10の 項目を出口太が目指すこととして市民の皆様にお示しして昨年9月1日の五島市長選挙で初当選9月5日から五島市長に就任いたしました。
私の優先政策は昨年9月の定例会の初心表明やそして3月7日本定例会初日の姿勢方針でも 申し上げておりますが先ほどお話ししました出口太が目指すことのうち有人国境 離島法の改正延長に向けての取り組みであります。この法律は航路航空路の運賃低廉会輸送コストの支援、雇用機会の拡充滞在型観光の促進など人口減少対策を最重要課題とする五島市にとって非常に重要なものと なっており ます。
この法律の改正そして延長に向けた取り組みを県そして関係市長と連携し全力 で進めてまいります。次に重要なことについてお答えいたし ます。重要なことは五島市役所の職員の皆様が行っている全ての仕事ということになります。この時期で言いますと税務科では来週の17日月曜まで確定申告住民税の申告を 受けています。朝から職員の皆様は市民の皆様をそれぞれの窓口にご案内しております。また玉之浦のある地区におきましては職員の皆様が夜19時から町内会の皆様と意見 交換をしておりました。私も同席いたしましたそして昨年12月14日土曜日のこと ですけれども九州交響学団の演奏会、そして今年2月22日の全国サミットこうした五島市のイベントにおきましても職員の皆様は市民の皆様を丁寧に案内し車の誘導から 駐車場の案内まで本当にいろんなことに携わっております。これは全てのことが重要 なことです。五島市役所にあります部そしてかそれぞれの持ち場で職員の皆様が担って おります政策の企画立案そして市民の皆様への住民サービスの提供その全てが重要だ と考えております。
市長公約に掲げた政策の当初予算や総合戦略への反映状況は
中西 市長が公約で掲げた10の項目も含めてがこれからやりたいということは今回の 当初予算や今検討されている総合計画に大体どれぐらい盛り込まれているのかというところをお伺いしたいと思います。今回 の当初予算に市長の思いが100%全部詰まってるのかそれとも まだ盛り込めてないことがあるのか、その 辺りをお伺いします
市長 はいお答えいたします。昨年9月に 行われました五島市長選挙の際に私は五島を護る(ウかんむりではなくごんベン)このことをスローガンにしまして 有人国境離島法の充実新たな雇用の創出、儲かる農林水産業の実現など10項目を出口太が目指すべきこととして市民の皆様にお示しいたしました。令和7年度 当初予算におきましてはそのうち8項目を反映しまして今回の定例会に提案 ををさせていただいております。それから総合戦略 おきましてはえ出口太が目指すことの10項目のうちえ9項目を 反映しております
中西 10項目のうち8項目だということで残りの2つについてお伺いいたします。市長 はえ10個のうちの1つに新たな雇用の創出ということで市長は五島を起業の 島にしたいというようなことをおっしゃって島の中でビジネスコンテストを企画 したいというようなこともおっしゃってましたが、非常に分かりやすい政策じゃない かとは思うんですがこれが盛り込まれてないように見えるんですが、その理由はどう いったことでしょう か。
市長 お答えいたします。えっとそのビジネス コンテストそのそのものにつきましては私は目指すべきことの中に明確には述べ ておりませんけれどもそのことも当然頭の中に入れております。すでにあの県の方で あのビジネスコンテスト離島のビジネ離島全体を対象にしましたビジネスコンテストをやっておりまして、五島としてもそれをそこと連携してきちんと後押しをしており ます
中西 分かりました県の方でやってるということなんでそことやっていくということで、あともう1つあったかと思います。住宅 密集地の無電中化ということで電柱が多いところを電柱を地中に埋めるかそういうことだと思います。9月の議会ではこちらについても言及されてまして防災 減災の観点からも中長期的な計画として詳細な検討を行って事業が適切と判断され た区間を無電柱実施することで、市民の皆様の生命財産そして生活を守っていき たいということがありましたが、これもま予算の中ではちょっと見つけることができ なかったわけですが、これについてはどう いう方針なんでしょうか。
市長 はいお答えいたします。住宅密集地の無電柱化につきましては今慎重に検討を 重ねているところでえ予算にまではまだ至っておりません。それからあのちょっと すいません先ほどきちんと答弁をすれば よかったのですがえ私が出口太が目指すこととしてお示ししました10項目のうち 2項目と予算化できなかった2項目というのはその無電柱化の話ともう1つあります。五島空港の機能強化です。これは現在国会参議院の方で給油施設の支援が 審議されております。これは令和7年度の国土交通省航空局の予算の1つでありまし て私も五島市長に就任してから霞谷関にあります国土交通省の航空局長に直接お願いをしてきたことがいくつかあるのですが、そのうちの1つとなっております。
けれどもこの給油施設の支援については国会の審議状況を注視しながら県や関係機関と調整を進めていきたいと考えております。
中西 機能強化については理解 いたしましたが無電柱化についてちょっと聞きたいんですけどその検討中という ことですが検討するにあたっても専門家の意見であったりとか有識者の会議とか そういたことで、機能強化も多分そういう 流れあったと思うんですけど検討すること自体にもお金がかかると思う んですけどそれは全く検討すること自体の予算というのも入っているのか分から ないんですがその辺りは何かそういう組織 で無電柱化を進めるための調査研究そういった予算はついてないということ でしょう か。
建設管理部長 現在あの無電柱化に つきましてはえ部内課内で検討をしておりまして必要な場所等の選定を行って いるところでございます以上でございます。
中西 まだそういう業者へ の委託とかそういった予算的なレベルでは発生していないということで理解いたしました。その辺りがですね今回の当初予算の中で言及がなかったのでそういった ところがですね、あれなくなっちゃちゃった のかなというようなそういう印象を受けましたので、その辺りもですねまあ10 項目を上げていいて2つについてはまそういう状況だということで市民の皆様にも あのお知らせをですねした方がいいんじゃ ないかという風に思います。次に市長公約と関わる部分ですけど政策方針発表会での発言についてお伺いいたします。市長は就任前JCさんが主催された討論会に おいていくつか具体的な政策を述べました。私は残念ながらインフルエンザに犯されて 参加できなかったのですがYouTube で内容を拝見いたしました。その中で一部を紹介します。市長がおっしゃったこととして医療や教育農業などの分野でデータを活用した新しいビジネスをというのが期待 されているのですが、地震の少ない五島市においてデータセンターの誘致についても 考えてみたいと述べてます。非常に具体的なお話かと思うんですけど企業誘に絡む データセンターとかそういったことが予算に含まれていないそのあたりはどう でしょう か。
市長 はいあのお答えいたします。企業とか 工業向上の誘致につきましては色々な会社と今相談しておりますのでまだ具体的な こと言える状況にありませんけれども 引き続きこれからも誘致に向けて取り組んでまいります。
中西議員 今取り組んでるということでそこは理解いたしました同じく討論会では漁業や農業の職業分野五島にリカレント教育学び直しを行うことや大学と連携して オンラインでリカレント教育を実施することも探っていきたいと述べてますが、これについては総合戦略の中で一部記載はありましたけど当初予算レベルでは ちょっと見つけることができませんでした。これについてはお考えはいかがでしょうか。
産業振興部長 原予算の中でですねできることは対応して まいりますので、予算に計上してないから何もしてないんじゃないか ということではないという風に思います。
総務企画部 お答えいたしますま議員のは総合戦略と予算を言ってますけども市長の 公約も4年間の総合戦略も5年間この中で私どもは成果を出していくということが大前提でありますので安易にも、大変失礼な言い方ですけども中西議員からも常々 言われているエビデンスの部分がやっぱし私どもは予算化するためには大切であると いう風に思っております。そこのデータが実証というかデータの集積というか聞き取りとというかそういうこと は大切にしながらあの予算化するべきもの であるという風に思っております。あの市長からは色々市長の公約をいただきました。事務的にも色々内部で協議 をさせていただいております。当然やれるものやれないもの当然予算も限りがあります。また過去の事例ともありますのでそこは私どもも市長の方にはこういう意見というか事務方的な意見また市長からのご指導そういうな意見交換をしてる ところでありますので、そういう風にご 理解いただければと思っております。
中西 議員 今の説明で分かった部分もあるんですが要するに議員から見た時にその市長の 公約がどれだけ進捗されてるかあるいは検討されているかというのが我々議員の 立場から見れば例えば当初予産であったり総合計画の案であったり、そこがいわば マスタープランと言いますか1番大きなお金とか予算の出所だと思いますのでそこを見ながら今質問してるわけです。そう いう意味で市長は掲げた10項目を市民に対してどうやって分かりやすく今の状況、これはちょっと無理でしたとかこれは進んでますとかそういうのを伝えていく予定な んでしょうか。
市長 お答えいたしますえ3月7日の定例会の初日に施政方針の中でもご説明して おりますし予算の来年の予算につきましても私の方から説明をさせていただいて おります。足りない部分もあるのかもしれませんが、私はあの説明すべき場面において きちんと説明はた果たしておりますのでその中であの市民の皆様にご理解いただけ たらと思っておりますもちろん。あの市の 広報五島などでもあの説明をしてまいりたいと思います
中西 その辺りをですねしっかり市民の方に伝えるんだというところをですね、意識されていただければいいのかなという 風に思っております。
市民との対話や意見交換会の実施状況は
次に市民との対話や意見交換会の実施状況についてをお伺い いたします。これは2つ分けてちょっと 話をしたいと思いますが1つはリアルな場。こういう形で面と向かってこうお話を するような場です。市長に就任してから今日で190日でもう早いもので半年以上 が経過しております。今日に至るまで市民との間で対話や意見交換会は実施されて いるのでしょうか。お伺いいたします。
市長 私が五島市長に就任した9月から2月末までにおきましてまず五島市の現状 を私なりにきちんと把握しようと思いました。そのために地域のイベントや各種 団体の会合などに積極的に参加させていただいてまいりました。その中で直接市民 や各種団体の皆様とお話をさせていただいております。電子メールや郵送 などでは市政への要望や提案をいただいております。この市議会におきましても議員の 皆様から市民のご意見など市民の皆様のご意見などを頂戴する場と私は考えております。今後もイベントや各種会合に参加させていただくとともにこれからは市政懇談会、市長が邪魔しますを開催しまして意見交換を行うことも考えております。市民 の皆様や団体の方々との対話をこれからも行ってまいり ます。
中西議員 イベントや会合に顔を出すという意味では私も色々なイベントに顔を出す中で市長がいつもいるなというところは理解しているつもりです。ただと市政懇談会と今これからやろうとしてるところですけど、それといわばイベントや会合にま市長が顔を出すというのは全く意味合いが 違うことなのかなという風に思ってまして、この市長がそのイベントや会合に顔出す ことと市民からの声を聞く場を設けるというのはやっぱり参加されてる方からしてもただのイベントと違うわけですので、そのあたりはですね。今後是非やっていただき たいと思うんですが、今現在どういう頻度や開催の予定あるいはどういう方を対象と してやっていくのか、その辺り具体性があればお伺いします。
総務企画部長 議員からありました通り市長の方につつきましてはま私ども事務的にも是非あの各地区のイベント等には積極的に参加していただきたいということでタイムスケジュール等につきましては配慮してるところであります。そこにつきましては行政の 事務に支障のない範囲で積極的に出ていただきたいと思っております。なおこれまでの取り組みですけども110回あまり地域のイベントや各種 団体の会合などの方には市長の方に参加していただいてるところであります。団体との会合で39回、イベントで65回、その諸々で6回というような形で2月末です けども110回あまりをの会合等に市長は出席していただいております。また市政への要望提案というのもま18件余り市民の皆様方からいただいておりますので、これにつきましても真摯に対応して いるところであります。合わせまして市長の方からもありました通り、市長がお邪魔しますということを開催して対話を 行ってまいりますということですので、これはあの今後順次、色々場を設けてやって いきたいということであります。
中西 その市長がお邪魔しますというなんですけど、あの前野口市長が就任され た当初の頃は私いなかったんで知りませんけどその集会というような形でまあの市政懇談会という形でそういう名目でやってたと思うんですね。それがだんだんこう市長が お邪魔しますという形で要するにすでにある会合やすでにある団体との集まりに市長がこう入っていくとさっき言ったように、それと市長が自ら市長と意見交換をするっていうのは全く意味合いが違うと思う んですけど、市長はこれからやってく市長がお邪魔しますっていうのはあくまですでにある会合やすでにある会議に参加するそこで話を聞くとそれで十分だと思いますか。その辺りをどういう位置付け で市民の声を聞く回としてやるのかあくまでお邪魔していくそこで聞くのか、 その辺りをもう少し詳しく教えてください。
総務企画部長 おそらく議員も参加されたご経験があろうかとは思いますけども 実態的にはあのこういうネーミングにはしてますけども私どもの方がご案内をしてる ところでありますのでそこにつきましては誤解なきようによろしくお願いいたします。
中西議 誤解なきようにとありますけど、名前がですね。今までと同じ ように市長がお邪魔しますて名前なので今までと同じだとそうなのかなと思ったん ですですけどじゃこれはままたちょっと 同じような質問ですけどどれぐらいの頻度やどれぐらいの回数で、さっきの話だと 110回イベントや会合にという話ありましたが、この辺りはどれぐらいやっていく 予定なのか市長の思いをお聞かせください。
総務企画部長 私の方からも申した通り可能な限り市民の皆さんとの機会、接触する機会を設けたいということは伝えたところでありますのでそこにつきましては通常の公務、業務の中で時間をあえて取りましてそういう場を 設けていきたいと思っています。新年度に入ってから具体的に地域また各団体との会合につきましては具体化されていくものという風に思っております以上 です。
中西 市長にお伺いしますけどま市長にとってこの市民の声に耳を傾ける 市民と対話をするそのこれも1つの政策になると思うんですが、そのこと自体の優先度 というのはどのように捉えているでしょうか。
市長 えっと先ほどごめんなさい。お答えいたします。先ほど答弁いたしましたが 私にとって全ての政策が重要ですのでこの市民の皆様からのご意見を頂戴するのも重要な政策の1つです。
中西議 重要であるのは分かるんですけど優先してこれをやるべきじゃないかと私は思ってるんです。要するに新しく市長に就任されてからまず市民との対話の機会を増やしていくと、その上で予算や政策を作っていくということが私は必要だと思うんですけど、重要なのは分かります。これを優先的にやっていくべきことかということをもう一度答弁お願いできますか。
市長 お答えいたします。市民の皆様とはあらゆる 機会を通じて 多くのご意見を頂戴しております。これまでもたくさんイベントや会合などでご 意見を頂戴しておりますしこれからも そういたことは続けていきます。
中西 議員 今のお話はこう対面でやる、そういう形での市民からの公聴という ところをお伺いしました。ただ実際に面と向かって話をできるというのも限られた人しかできないと思いますので、そこで 先ほどの市長への手紙というのが昨年の10月まではあったと思いますが昨年の 12月からは市政への要望という名前に変更されてます。まずこの要望したい人から すると全く市長への手紙と姿勢の要望ってなんか受け取る印象が違うと思うんです けど、なぜ名前が変更になったのかをまず お伺いします。
総務企画部長 総合的に判断したところでありますけども市長への手紙と いうことになるとちょっと幅がありまして、かなりまえまちょっとこの場で言うようなことがなかなか言えない部分もありまして、なかなか行政に対して私どももこう回答しにくい案件とかそういうようなご意見も結構頂いておりましたので、ここはしっかりあの政策提案と言いますかそういう要望を聞くという形でネーミングを書いたというところでございます。ただあの変えた 意向につきましてもどういうような市長への手紙にするようなことでご意見 いただいておりますので、総合的に判断して名前を変えたということでご理解して いただければと思ってます。
中西 市民からしたら市長へ声を届けたいというそういう市民はどうやって市長に声を 届ければいいんでしょうか。
総務企画部長 まずあの政策提案の部分、そういう手紙なんかにつきましては必ず市長にお見せいたします。で また担当の方ででもそのお返しと申しますかどういう対策をすればいいのかと いうことをまずやっておるところであり ます、ご理解いただきたいと思ってます。もう1つにつきましては先ほど言ったように いろんな会合に出席しいただくという 段取りはちゃんと取ります。それとこういう議会も含めまして議員さん方はま市民の代表であるという風に私は思っております。こういう議会の場で市民を代表して 議員さんの方から私ども理事者側に提案していただくということは大きなあの市民の声という風に理解をしてるところであります。
中西 私が言いたいのは、今までは市長 への手紙という1つそういう名前のものがあって直接ですね、市民が市長に何か物申せる、実態としては各科の係の方が回答とか考えてる部分あったと思うんですけど、市民から見た時に例えば今いる議員さんを通じてしか市長への声が届きづらいというようなことはこれはあまり良くないと思ってまして、市長はその辺り当然全ての市民の 声を聞くことは物理的に不可能ですが、市民との接点という意味で市長はこの辺りを どのように捉えているでしょうか。
市長 はいお答えいたします。市政への要望 提案についてですけれども私のところにも18件全て当然回ってまいります けれどもほとんどが五島市長出口太様宛でございます。名前は確かに変わったのかも しれませんが私にとっては市民の皆さ様からのご意見を頂戴する貴重な場だと 思っておりますし、これからも各種イベントなどで直接お聞きすることもし たいと思います。それからあの先ほど答弁もありましたけれども私にとってはやはり その市議会の議員の皆様、先日選挙もあったばかりですが、それはやはりあの市民の皆様のご判断に基づいて今の皆様がいらっしゃるわけですから、あの18人の 議員の皆様お1人お1人のご意見は きちんと真面目に耳を傾けていきたいと考えており ます。
中西議員 市長のスタンスについては理解いたしました。次に手紙から次オンラインに話が映るわけですけれど市長はX、旧 Twitterをでほぼ毎日更新されてて日々の活動を投稿しています。これは これで市長がですね日々どういったことにどういった行事に顔を出してるのかが 分かって情報発信としてはとても良いこと だと思っております。ただこれがですねまSNSっていうのはソーシャル ネットワークなんですけど総方向的な やり取りになっていないように見えますが、市長がご自身でこのSNSのXを運用する 目的についてをお伺いいたします。
市長 えっとはいお答えいたします。このSNSにつきましては私はXを確かにやって おります。これは去年の5月からだったと思うんですが5月から始めております。けれどももう始めた当初から私自身の活動、日頃のやってることとかそういったことを少しでも多くの方に見ていただけたらという思いで現在も運用しております。
中西議員 Xには当然市長の投稿に対して コメントや意見をすることができますがそれについて市長がまあ1回1回と言い ますか、要するにさっき私が言った市民との接点ということで市民だけでは なくて誰でもコメントできますが、そういう市民との接点を作るという目的ではなくて あくまで発信する手段としてXを捉えてるそういう理解でよろしいです か。
市長 私はXを去年の5月だったと思いますけれども始めた時から先ほども 申し上げが私自身の活動を少しでも多くの方に見ていただけたらという思いでXを 運用しております。
中西議員 要するに回答というかコメントに 対して何かをするというそういう目的ではないということで理解をいたしました。市長が今おっしゃった要するに情報発信ですよね、情報発信でSNSを使うと いうのは非常に今大切なことだと思ってますが他にも例えばInstagram Facebook、LINE たくさんのSNSがありますがそういったものは使う予定はないんでしょうか、逆に言うとなぜXだけを運用されてるのかが気になるんですがいかがでしょう か。
市長 お答えいたします。正直申し上げますと現状Xの運用で手いっぱいでございます。少しでももし 余裕ができましたら他のSNSについても 考えてみたいと思います。
中西議員 手一ぱいということで理解をいたしましたが、 情報発信だけだったら同じ内容をですね、上げればいいだけかなとは思うんですが、難しいのは回答ですね。Xが特にそうだと思いますけど、色々な方が色々なことを 言ってくるのでなかなかこれ回答するとなると大変だと思いますが、情報発信専門 ということで理解いたしました。ところで市長はイベント等でその投稿の写真 でですね、あの他人の顔写真をxに投稿してますがこれ1回1回その載せられる方の許可は取ってるんでしょうか。
市長 写真にお子様とか例えば名前とか映らないようには配慮しております。ただその全員に映り込んだ方に1人お1人に撮ってるかどうかって言うとそれはあの呼びかける時も写真撮りますよって呼びかける時もありますし、そうじゃない時もあったと思います。それで あまりよろしくないなと思う時にはちょっとぼかしたりするような配慮はして いるところ です
中西議員 何が言いたいかというとですね、あの他人の顔写真をその取ります よっていうのは取ることの許可であって、載せるというのはまた違う話だと思うんですね。写真のSNSの無断掲載は肖像権侵害における民事上の問題にとまらず、場合によっては刑事責任も問われる可能性がありますが、そのことはご存知でしょうか
市長 はいあの今後細心の注意を払いたいと思います。
中西 議員 そういった点も含めてあの市長に対してですね、こう市長が個人的に情報発信 してることに対して誰かこう周りの職員さんの方でもちょっとこれはやめといた方 がいいよとかそういうことを言う方は いらっしゃらないんでしょうか。
総務企画部長 すいませんあの私もあの市長は個人的にXやられておりますけども、いろんな職員からのこう聞き取りまた私も見る中で、私が気になった部分に つきましては市長の方にはあのまご助言というのは大変失礼ですけども、そういなことはお 伝えしたことがございます。
中西 私は助言するのは失礼な事ではないと 思いますし、今のこのインターネットSNSの時代においては本当にですね、1つの投稿が命取りになると、拡散力があるという中では市長としてはやっぱり慎重に、情報発信する姿勢はすごく大事なんですけど、そこはやっぱり慎重にやって いった方がいいんじゃないかなということ で私からの質問でした。次にその市長の公聴のあり方についての提案をさせていただきます。今その公聴という意味で市民の声を聞くということを言ってる わけですけど、今公式アカウントでLINEの公式アカウントで五島市の登録者数1万 人以上いるという風に理解しておりますが、そこであのブロードリスニングというのを 提案したいんですけど、市長はこのブロード リスニングという言葉をご存じでしょうか。
市長 お答えいたします。私はちょっとそのことは聞いたことありません
中西 それではちょっと簡単にさせていただきます。ブロードリスニングとは ブロードキャストというのの逆の概念です。ブロードキャストっていうのは1人の声 をコピーして大勢に拡散するのが ブロードキャストで市政方針とかそういったものはブロードキャストに当たると 思います。ブロードリスニングというのは その逆で大勢の声をAIの力で効率的に要約を作ることです。日本ではAIの エンジニアで2024年の都知事戦にも出馬した安野たかひろ氏のチームがブロード リスニングの手法を紹介しテクノロジー を使って多くの声を収集しそれを見える化するという取り組みを実践しています。是非 こうした手法なんかも研究しながら市民の声を最大限聞き取り、市長が9月の議会で おっしゃった幅広い職種・年齢層の声に誠実に耳を傾け解決の糸口を探って いただきたいと思いますがいかがでしょうか。
市長 お答えいたします。関係する部局の職員と協議します研究してみ ます。
公共交通の充実について
政策全体での優先度は
中西議員 是非研究していただければという風に 思います。次に公共交通の充実についてお伺いをいたします。政策全体での優先度はということで先ほどの質問では優先度とそれから重点度を聞きました。優先する政策 は国境離島の延長ということで、重点政策は全てだということでした。その優先する政策として公共交通が入っているのか市長の公約も含めた上で総合的に見て市長の思いを聞かせ ください。
市長 お答えいたし ます。先ほども答弁いたしましたが五島市でやっていることは全て重要であると思って おります。公共交通につきましては全国的にも共通した問題を抱えており関心も高い分野であります。五島市でも取り組むべき重要な政策の1施策の1つであると認識し ております。
中西 議員 重要度については分かりましたで。ちょっと一応補足で説明しますと優先度 と重要度は全く違うことだと思ってまして、言うまでもなく優先っていうのは早く やらなければいけないことだと思ってます。それが市長の当初予算含めて 総合計画含めてどれだけその公共交通の優先度が高いのかというところを私は疑問 に思っております。昨年もあったその今進めてるライドシアの件ですが、これは前野口市長の頃から検討が進められていた案件だと捉えてます。玉之浦の交通空白地の公共ライドシア、これは非常に大切なことではありますが五島全体に関するお困り度合から見れば今の政策ではやっぱり不十分だと思ってます。出口市長になってその従来の方針以上に公共交通の政策を強化していくそういうお考えはあるでしょうかお伺い いたします。
市長 お答えいたします。先ほどと繰り返しになりますけれども五島でも取り組むべき 重要な政策の1つとしてえ公共の充実については考えております。
中西議員 少なくともですね、私あの4年前に議員に当選してま4回、予算書とか計画とか見させていただいてますけど今回出てきた五島市の予算と総合計画の案だけ見るとですね、今までの延長戦上のことをやろうとしてるということで、市長が変わってよりここに力を入れていくというところがはっきり言って見えないと いうことがありました。その上で私は最優先でやるべきことは公共交通の充実だということを訴えてます。
富江地区に市営マイクロバスを導入できないか
具体的な提案をさせていただきますが、富江地区に市営のマイクロバスを導入できないかということで、今まで何度も公共交通のことを問題提起してました。幸いなことに昨日も富江出身の田口議員川口議員が一般質問で公共交通のことを取り上げました。それくらい今富江の 状況は深刻なんです。何かしら対策を打つ必要があると思いますがこの例えばですね 富江地域の市営のマイクロバスこれは検討できないのか、お伺いし ます。
産業振興部長 お答えいたします。議員ご提案の富江地区にマイクロバスの 導入でございますが困難でございます。ご存知の通り富江地区には以前富江半島を 巡回する路線バスが運行されてえおりました。しかし利用者の減少によりまして 廃止となっております。現在はちょいそこが運行されていますが利用者は当時の路線 バスの2倍となっております。現状ですね、冨江地区では定時運行より区域内自由運行の方が適しているという風に判断しております。
中西議員 産業振興部長から困難であるという回答でしたが、聞くまでもないことかもしれませんが市長も同じ認識だということでよろしいですか。
市長 お答えいたします産業振興部長が答弁 した通りです
交通弱者へのタクシー補助券を支給できないか
中西 議員 市長としてやるべきこと は市民の生活の足を護るために、今ある事業を見直して財源を面すること、これが市長の政治力ではないかと思ってます。次行きます。交通弱者へのタクシー補助件を支給できないかということで、五島市の地域公共交通計画によると市民アンケートやってますね。市民アンケートの中で公共交通への今後の意向等で上から3つ目の要望としてタクシー代の一部助成、これ30%の方が 必要だということで回答しております。こうしたことからもタクシー代の助成というのは交通弱者が望むサービスだと思い ますが、これについては見解はいかがでしょうか
産業振興部長 お答えいたします。タクシー券の配布については配布対象者を どうするかによっては莫大な額が必要となってまいります。現時点で実施する考え はございません。現在ですねチョイソコを運行しておりますが、割とタクシーに近いような形で運行できるという風に考えております。よって新たにですねそういったことを導入するという考えはございません。あのちなみに障害のある方に対しては交通費助成としてですね、障害者交通女助成事業を実施しているところです。
チョイソコ導入区域で利用者アンケートの課題解決に向けた方針は
中西 あくまで従来通りちょいそこでカバーをしていくという方針だということで理解をいたしました。そのちょいそこなんですけど、これは富江に限らず福江、奈留、岐宿でもやってるちょいそですが、これは定期的に利用者アンケートというのを実施しているという風に理解をし ております。可能であればですね、今いるこの全ての議員の方にそのちょいそこアンケートですね、共有していただきたいと思うわけですが質問いたします。そのちょいそこアンケート直近の結果の中で要望が高い 項目はどういったことか。そしてまたそれをどう改善していくかお伺いいたします。
産業振興部長 お答えいたします。アンケートの結果では土日の運行である とか あの運行時間の延長、こういったものが非常にございます。ただえっと以前もあの答弁したと思うんですけれどもそれに取りかかった時に事業者さんのご協力が得 られないということで断念した経緯がございます。あくまでこれあの事業者 があってできる事業、失礼しました事業者の協力があってできる事業でございますので、まあの大変失礼な言い方になるかもしれますませんけれども要望があったからと いって全てができるわけではないと、あのちょっとそこはあの予算も含めてですね、 検討しないといけないのかなという風に 判断しております。以上でございます。
中西 当然できることとできないことがあるというのは何度もこの議会でやらせて いただいた案件だという風に理解をしております。そうした中で1つじゃ具体的にそのアンケートの中で要望としてあった申し込み方法ですね、昨日もFAXからの申し込みはどうかという話ありましたが福岡市ではですね、Web上からも 申し込みがちょいそこできるということでして、利用者のニーズにあった改善をお願いしたいわけですけれどこういったところはいかがでしょうか。
産業振興部長 お答えいたします。WEB予約についてですけれどもアンケートでですね、利用したい人26に対して利用しない人48%と、利用しない人の割合が大きいところではございました。ただえっと予約法法のですね、選択肢を増やす取り組み についてはま利便性の向上につながるということで、これはあの事業者と導入に向けてまこれもあの同じなんですけど事業者が対応できるかどうか、ここが非常に大きな問題ですので検討しているところでございます。
中西議員 できるところは対応していただきたいというのと、再三繰り返しになりますが私はこの公共交通の問題が五島市最優先で取り組む課題だと思ってますので、そういった声本当にたくさんの市民の方困ってますので、この議場を通じて市長にという訴えをさせていただいております。
雨の日でも遊べる子どもの遊び場づくりについて
なぜ事業着手に向けたアンケートを実施しなかったのか
中西 雨の日でも子供が遊べる遊び場作りについてですが、これはですねあの市長選挙 の前の公約を見て私は各候補者全員がですね、この雨の日の子供の遊び場をなんと かすると公約で掲げてたので、嬉しく思いました。ああこれでやっと雨の日の子供の 遊び場が整備されるんだと。ところがこの雨の日の遊び場に向けたアンケートが開始 されたのが1月の24日、昨日の答弁では今その全天候型の整備については急 ピッチで検討し視察とかニーズ調査とか意見交換会を行いながら基本構想案を作成しているということでしたが、私だったらですねまず、その基本的な構想を作成する前 にアンケート調査を実施すると思うんですけどなぜこのアンケート調査が9月に就任 してから4ヶ月遅れたのでしょうか。
市長 お答えいたします。なぜアンケートが遅れたのかということですけれど、私は6年間、霞が関にあります人事院という国の機関で国家公務員として働いてまいりました。一般職の人気付職員の採用及び給与の特例に関する法律や国家公務員 の採用試験について定めております人事規則の改正をしまして、外交官試験、○○試験(?)の廃止をしましたが、その国家公務員の経験からしましても 決してスピードが遅いとは思っておりません。むしろ早いと考えております、だからと言って子供の遊び場作りの検討について手を抜いたりはしておりませんし、これからも 丁寧に取り組んでまいり ます。
中西議員 ご自身の経験からスピード感が遅いわけではないという答弁 でしたが、物事のその進め方の話ですね。まずアンケートをやって市民から声を 聞くというのが私はこれがまず最初の一歩だと思ってます。でも昨日の話を聞けば、上五島に視察に行ったりとか、内閣府に行ったり国に行ったりとかっていうことで色々、そのなんて言うんですかね、水面化で の調整とか検討とかをされているという、そういう答弁でした。まず市民の声を聞くていうのがファースト ステップじゃないかと思うんですが、進め方として今の進め方が最適だったとお考えでしょうか。
市長 お答えいたします。ごめんなさいお答えいたします。雨の日でも遊べる子供の遊び場作りにつきましては、初めに市内の候補地となります廃校や市有地の状況把ですとか、先進地の視察などをしてました。そうしたことを通じまして既存施設を活用する場合、それから新設する場合のメリットやデメリットをまずしっかり検証することが重要であると考え、丁寧に整理してまいりました。その上で実際に利用する方々のご意見や関係者からのご助言もいただきながらアンケートも通じて計画の骨子を作っていく作業を現在進めておるところです、11月には先ほどもお話ありましたように新上五島の先進地域視察ということで屋内遊戯施設、子ども未来交流センター今準備中の施設でありますけれどもこういったところをちょっと私はいけませんでしたけれども視察しておりますし、1月には内閣官房のデジタル田園都市国家構想実現会議の事務局を訪問しまして、どのような交付金があるのかそして どういう使い方ができるのか相談してまいりました。そして帰ってきてから担当者の方を子供未来課にも引き継いで おります。必要なことを着実に積み重ねながら事業着手に向けて進めておりますのでご理解を いただきますようお願いいたします。じっくりと時間をかけて合意形成をすることが大切だと思っておりまして、その結果実現することができたらと考えております。
中西議員 私は決してスピード感がというところだけを言ってるわけではないんです。進め方の問題として今、様々な検討を含めて準備をされる中で、そのとっかかりと して1番最初に市民の声を聞くべきだったのではないかということを言ってるんです。が改めて聞きますが、今市長がおっしゃったスピード感を持って進めてるこの事業の進め方は最適だったとお考えでしょうか。
市長 お答えいたします。繰り返しになります が雨の日でも遊べる子供の遊び場作りにつきましては、初めに市内の候補地となります廃校や市有地の状況を把握したり、先進地の視察などをやってまいりました。そうしたことを通じまして既存施設を活用する場合それから新たに施設を設ける場合の メリットやデメリットをしっかりと検証 することが重要であると考え、そうしたことをまず丁寧に整理してまいりました。
中西 繰り返しの答弁させてすみませんと思いますが、ちょっと私の期待する回答 ではなかったと思います。なんでこれをしつこく質問してるかというとこの プロジェクトの進め方が出口市長の政治姿勢そのものだと思ってます。今後の姿勢 運営における色々なことを多分進めていくと思いますけど、基本的なスタイルっていうことがこの雨の日の子供の話だと思ってます。つまりどの段階で市民の声を聞くのかというのが非常に大事であって、ある程度今の市長の話を聴けばですね、ある程度実現可能な枠組というのを検討した上でそこから市民にアンケートをするという風に聞こえ ましたけど、まだ何も決まってないけど、でもとりあえず市長、市長じゃない市民の声を 聞くというのは当然出てくる結果とか進め方っていうのも変わってくると思うんですね。まそういった意味で今2回質問しまし たけど、その最適な今回進め方だったのだろうかということを質問させて いただきました。この件については市長は おそらくこれが1番いい進め方だったと考えてると思いますので繰り返しは いたしません。
子育て世帯以外の声は聴かないのか
次の質問ですが市長は9月議会の答弁で、「保護者以外の方でもおじいちゃんおばあちゃんなど多くの世代の方が楽しめるような施設にできないかという 思いがある」とそう述べてました。そうであるならば今回アンケートは、お子さんが いる世帯だけが対象でしたけど、おじいちゃんおばあちゃんも対象ににどういった施設だっ たら楽しい楽しめると思いますかという、そういった声も聞くべきだったのではない でしょう か。
市長 多世代の意見を反映させるために子育て世代以外の声を 聞かないのかというお尋ねだったかと思います。今年1月に実施しております アンケートにおきましては就学前の保育園子供の保護者の方、子供未来課の公式LINEに登録をしている方を対象に アンケートを実施いたしております。アンケートの内容は子供の遊び場に求めるものや、年齢五島にあったらいいなと思うような遊具は何かなど、子供の遊び場に必要なものや具体的な機能として参考にするものでございます。まずは現在策定中の基本構想に利用の中心となる子育て世帯の意見をしっかりと反映するために今回のを実施したところです。ただしこれから 整備するであろう施設では多世代の方が子供たちと一緒に楽しく遊んだりゆっくりと過ごすことができるということも重要な要素であると考えております。もちろんお じいちゃんやおばあちゃんが孫の手を引いて一緒に子供の遊び場へ行って一緒に遊ぶ ことを私は頭に思い描いております。子育て世代以外の皆様からご意見を いただくような機会につきましては、子育て世代以外の皆様が年内に公表予定の基本構想をご覧いただきまして、気になる点お気づきの点などがありましたらきちんと お聞きしようと考えております。
中西議員 これが本当にあの進め方の 問題だと思ってまして、今の市長の答弁では子育て世帯のアンケートを基に基本構想、あと実現可能性含めて作るとでその基本構想を言ったらそのおじいちゃんおばあちゃんにどうですかっていう、そういう話になると思うんですけど私が言ってるのは、まず市民の声をおじいちゃんおばあちゃんの声をアンケートで聞いて、できないこともある、できることもあるっていう中で、それを ベースに考えていければ基本構想のあり方そのものももうちょっとご高齢の方に配慮したそういう遊び場にもできると思うんですがその辺りは改めてですが、こうしてごご高齢者の声を聞くというところも進め方としてステップとして盛り込むのか、そこをもう一度お伺いします。
市長 お答えいたします。事業を進めるにあたりましてはまず部内での共有、協議 あると思います。そして市役所内での調整もあります。もちろんアンケート調査もいたしますし、先進地の視察も行います。そうした必要なことを1つ1つ着実に 進めながら事業着手に踏切り、事業を完成に向けて進めていくものだと私は理解して おります。これからもじっくりと時間を かけまして関係者の皆様の合意形成を図り実現に向けて頑張って まいり ます。中西議員 今までの答弁を聞いて、市長がそこに対する思いがあって しっかりとやるべきことをしっかりとやってる、丁寧にやってるというのはそれはすごく理解できました。ただなんで私が冒頭に優先政策という話をしたかというと、進め方について、これがもし間違った進め方をすると、またもったいない部分であったりとか市民の理解が得られない部分があったりとか、例えばご高齢者の方からしたら、あんまりわしは行きたくないよとかそういうものができてしまう可能性もあるのではないかということで、市長の9月に述べてたそのご高齢者も含めて楽しめる施設にしたいのであれば、そういった方の声も当然最初の段階で聞いておくべきだったのでは ないかということでそれで質問をさせて いただきました。今後も進めるにあたって、進め方がやっぱり1番大事になってくるかと思いますので、そういう意味で の問題提起でした。
市営住宅について
- 入居要件を緩和できないか
最後の質問項目になります。市営住宅についてです。入居要件を 緩和できないかということで質問項目あげてますが、そもそも市営住宅というのは何 のために設置されているのかそのあたりを簡潔にお答えいただければと思います。
建設管理部長 お答えいたします。公営住宅法では健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備しこれを住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸しまたは転貸することにより国民生活の安定と福祉の増進に寄与することを目的としています。以上でござい ます
中西 今回私は入居要件の緩和ということで今ある入居要件を緩和できないか と言ってるわけですが、まずこの今の入居要件はいつ設置されたのでしょうか。
建設管理部長 お答しますえ入居要件の緩和につきましては平成26年に空き屋住宅の有効活のために公募して1年間入居申し込みが ない住宅については同居親族要件を見直し単身での入居も可能としております。
中西 緩和して単身でもということはありましたが年齢による制限というのも今の条件にはあったかと思いますが、そこの年齢の上限による入居要件その辺りは今どうなっているのでしょう か。
建設管理部長 お答えいたし ます。すいません単身での入居が可能なえものの資格要件については60歳以上のものになります。
中西 60歳以上ということであの 60歳以下の方がなかなか入りづらいと色々な要件はあると思いますがそういう風 に理解されています。これをですねあの更新して今五島市内では家が不足しているという問題が非常に大きくなってまして、単身の方でも移住の方でも地元の方の若い人 でも住める家がなかなか見つからないというところが問題としてあると思います。そこで1つ、この市営住宅というのをもっと利活用できないかということで入居要件の、特に年齢に関するところは見直していくべきではないかという風に思ってますが、市長その辺りの今住宅のですね、空がないということと施設の市営住宅の有効活用ということについて市長の考えはいかがでしょうか。
市長 はいお答えいたします。市営住宅の入居募集は空きが出た場合に年3回実施しておりますが、子育て世帯や高齢者の申し込み が殺到するためほとんどの住宅への入居が決まってしまいます。しかし玉之浦地区や奈留地区については1年以上申し込みのない住宅がありますので、単者や若年層の方にはまずこのような住宅 を活用していただけたらと考えております。今後空住宅が増加すれば要件の緩和も必要 になるかと思われますが現状ではその必要性はないと考えております。住宅に困って いる定額所得者で同居の親族がいる方を基本的に対象としております。五島市の市営住宅管理条例の精神をこれからも大事にしてまいります。
中西 現状では考えていないということで理解をいたしました。なんで私がこれを 取り上げたかというと、さっきの家が不足してる問題もありますけれど長崎市ではですね、この条例を変えてまして移住者や若年新規就労者向けの市営住宅の単身入居募集というのを令和3年度からですね、プロジェクトの一環として市営住宅の入居に関する制度改正を行い単身の新規就労者や移住者も市営住宅の申し込み資格 に該当するか方は入居可能となりましたということで、こういった全国的にも、全国って言っても長崎ですけどこういった規定の見直しでより今起きてる課題というのを解決していくことができるのではないかということで、随時ですね、これが本当に今時代の流れに適しているかというところは規定の見直しは常にしていただきたいという風 に思っております。
今回の一般質問では市長がやりたいことについてを明らかにし たかったです。そして市民の声をもっと収集した上で政策の優先順位を今一度考え て直して欲しいという、そういう提案をいたしました。市民との対話や意見公開を重ねれば、優先政策や重点すべき新たな政策も見えてくると思いますのでどうぞ若 さとフットワークを生かして今後もよろしくお願いいたし ます以上 です。