高齢化する議会
私が住む五島市に限らず、全国的に議員は高齢化の傾向が高く、なり手不足も深刻化しています。
本記事では、現在私が戦っている選挙区(五島市)で、35歳の私が訴えている事を紹介します。
演説時間は3分程度
今回、私は「名前連呼はせず、街頭演説の回数を最大化する」戦略で行動しています。
その理由やメリットはこちら。
とは言え五島市も面積が広く、且つ二次離島という非常に困難な地理的特性を有しているため、「回る計画と時間配分」は非常に大事です。
海がしけて船が出せない事も、冬の五島ではあるある話です。
そのため、街頭演説はどうしても、回数を増やすのであればコンパクトにまとめる必要があり、長くても5分以内に収まるように心がけています。
以下、私が演説で取り上げる主なテーマの紹介です。
主張1.若い人の声が政治に届かないとヤバい
端的にこれが一番大きいのではないでしょうか。
私の選挙区の場合、22名の候補者が出馬(平均年齢60歳)していますが、私が最年少という事で、若さをアピールしています。
UIターンや子育て政策を検討する上で、若い世代の声が政治に反映されなければ、その地域の将来にとって死活的です。
主張2. 経験がある
今回の選挙では、新人が10名立候補しています。
新人に対する期待票はどの選挙でも一定存在しますが、ベテランの安定感を求める声もあります。
私は1期の3年半しか経験しかないためベテランとは言えませんが、それでも新人に比べれば経験はあると言えます。
議会活動を通じて見えてきた事、改善すべき事、沢山見えてきました。
おかしな予算、市民のためになる?という事業、議会運営の在り方など。。。
その辺りの事を街頭演説に盛り込んでいます。
主張3. 議員としてのスタンス
議員として、活動をする上では是々非々のスタンスが大事だと考えています。
そうでなければ、議会のチェック機能は弱くなり、極端に言うと全ての議案がOKとなってしまいます。
私は議員として、是々非々の議論を今までしてきたという事を訴えています。
主張4.地域の課題
私は議員に就任する前から、地域を回って地域のお困りごとを聴いて回っていました。
共通する課題としては、やはり交通の問題が最も大きく、医療・買物で困っている高齢者が多い事は過疎地に共通です。
その次が猫の問題や、働き手不足など、地域の課題は共通項が多いのが特徴です。
テンプレは幾つかありますが、基本的にはその場で思いついた事なども盛り込みながら、即興で話す内容を考えています。
以上、少しでも新人候補者の参考になれば幸いです。