食料自給の確立を求める自治体議員連盟の学習会に参加しました

長崎県五島市、離島の地方議員として、食料の安定供給や農業の振興に関する提言活動を行っています。

先日はタネトの田中遼平先生を講師にお招きして、講演をして頂きました。

有機栽培農家と消費者を繋ぐ講演会を五島で開催しました。

そして本日は、食料自給の確立を求める自治体議員連盟の学習会にオンラインで参加しました。

五島にもお招きしたいと思っていた東京大学の鈴木宣弘先生に「食料農業基本法の現在地」というタイトルで講演して頂きました。

参考資料

https://www.jacom.or.jp/column/2023/11/231109-70545.php

https://www.jacom.or.jp/column/2023/06/230622-67522.php

閣議決定された新しい農業基本法は、新自由主義的な農業政策により、中小零細の農家が益々厳しくなり、大資本でバンバン輸出が出来る農業のみが生き残れる、そんな改正のように感じました。

食の安全保障・国防という観点からも、農業に対する公的な支援を国レベル・自治体レベルで見直し、有機農業の推進や給食費の無償化を推進し、小さな農家も含めて環境に配慮された農地が持続可能となる政策に転換する必要性があると感じました。

本来だったら、海を渡って宿泊費を払わないと会えない方とZoomで気軽に意見交換できるのは、非常に有難いです。

鈴木先生からお話できるのが嬉しく、つい2回も手を挙げて質問をさせて頂きました。

自治体の議員レベルでも、国に対する要望書の提出も行っていきたいと思いました。