こちらの番組を視聴しました。
一次産業が基幹産業 とされる島国、五島市にとっても非常に大きなテーマです。
第一回では、私も会派で視察した千葉県いすみ市の学校給食の事例が紹介されていました。
五島市の給食においても、かつては五島牛乳がありましたが、現在は島外から仕入れている状態です。
五島市の食料自給
日本全体で食料を海外の輸入に頼っている状態ですが、五島市の場合は本土からの輸送で更にコストがかかります。
更に、台風で船が欠航すると島外からパンが輸入できず、リアルな食糧危機も起こります。
島国だからこそ、生産から消費までを地域循環的に農と食をささえる「ローカル自給圏」が必要ではないでしょうか?
国だけでなく、地方自治体レベルにおいてもその枠組みが必要と感じます。
今までは国も地方も、大規模化を推奨し、グローバル競争に勝てる生産者の育成に力を注いできました。
スーパーも大型展が増え、車社会も相まって商店街がすっかり疲弊している状態です。
ところがここに来て、大規模化のデメリットが顕著になり、肥料の高騰で採算が取れず、離農する農家も増えているとの事です。
https://www.agrinews.co.jp/news/index/168517
パンデミック・ウクライナ・そして中東での戦争を通じ、日本の食料とエネルギーの自給は益々危ぶまれています。
だからこそ、政治的にも大きな方向転換が必要ではないでしょうか?
農業に関しては、12月13日の午前に網本議員が質問されるので、市政としての取り組みが注目されます。
網本 定信 議員(一問一答方式)
- 農業行政について
- 子牛価格低迷の現状と今後の対策は
- 水稲の生産状況は
- 水稲生産の担い手減少への対策は
- 市民文化活動の振興について
- 公共施設の利用状況は
- 施設の使用料について
- 福江文化会館自主事業の実績は
- 市民文化活動に対する助成を