五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。
日時 2023/9/19 13:20ー
子供の貧困対策について
五島市の取組は
谷川 あまり時間をかけずに簡潔をする。一言、新型コロナの位置付けが5類に移行して人の往来も増えて期待しているところだが、燃料が高騰して畜産の価格低迷によりクラスター事業、若者は困窮していると思う。五島市の積極的な支援、地元選出の衆議院議員には要望・陳情を強くお願いいたします。子供の貧困対策について、国は子供政策が強化されている。五島市では人口減少対策が議論されたが、今後の地域の担い手をどう確保していくのか。近年のコロナの物価高により困窮している世帯が全国的に問題視されているが、現状をどのように捉えて取り組みを行なっているのか。
市長 R4年1月に推進計画を策定。夢と希望を持って健やかに成長できる社会を目指し、生まれた環境で左右されないように子供の支援をしている。教育支援、生活安定支援、連携体制を柱に取り組んでいる。現在、子供政策の大綱を策定中とのこと。五島市でも取り組みを強化して心身ともに健康でいられるまちづくりに努める。
生活困窮世帯に対する食の支援の取組は
谷川 具体的に貧困家庭の把握は。
福祉保健部長 H31年4月に公表した調査だと、14.1%が貧困。相対的に長崎よりも高い。その後の調査はないが、相談の状況を勘案すると一定数いる。
谷川 現在も状況は変わっていない答弁。調査当時よりも厳しくなっていると感じること。社会情勢は変化している。新たな取り組みは。
福祉保健部長 国の特別給付金を支給し、子供の居場所づくり、支援事業をR4から実施している。生活困窮の支援をするもの。
谷川 一時的には支援になると理解している。地域のニーズに応じて子育て世帯へ支援しているということだが、昭和の世代では子供は自然に育っていったが、現在はそうではない。食生活の充実が欠かせないと思うが、食の支援の内容は。
福祉保健部長 子供食堂、日用品の配達を兼ねた学習支援、子育て世帯のニーズを踏まえて活動している。
谷川 フードバンクなど、事例が増えているように感じている。このような事業を進めることが大切と考えるが、新たな取り組みの検討は。
福祉保健部長 フードバンクは以前にもまして活動が注目されている。五島市においてもつなぐバンクの支援について準備を進めている。年度内の実施に向けて取り組む。
谷川 これは長崎で活動している、食品を無償でもらえると言うことだが、財源はどのくらいかかるのか。
福祉保健部長 もらう部分は無償だが、輸送費を負担したい。
谷川 無償で貰えるのは非常に良いことだと。スピーディーにやっていただきたい。
市内の防犯カメラの設置状況について
総務企画部長 正確には把握されていない。商業施設に設置されていると認識。交差点など15ヶ所には交通安全協会が設置した防犯カメラが設置されている。
谷川 各支所、本庁にはついているが、支所にはついているのか。
総務企画部長 本庁舎、玉之浦、三井楽、奈留は設置済み。富江、岐宿は工事の中で設置する。
谷川 この私が防犯カメラを調べたのは、五島市のHPで、交通安全協会から寄付を頂いていること。私が思うに、防災は総務管轄、防犯は警察と思う。防犯カメラの交付税はないのか。
総務企画部長 ないと認識。
谷川 教育長、学校には子供の安心安全のために防犯カメラは設置されているのか。門には設置されているのか。
教育長 学校には最近建設した岐宿、福江小学校、緑ヶ丘に設置されていると認識。不審者対策も言われているので、今後どのような場所に設置すべきか検討したい。
谷川 市長にお尋ね。高齢者の行方不明の質問があったが、五島市独自で庁舎だけでなく、郡部から出る道路。人通りの多いところには設置して、行方不明の人の捜索に五島市の財源でするか、国境離島法の中で、生命財産、住みよい街づくりが謳われている観点から要望した如何か。
市長 防犯カメラは行方不明や犯罪の捜査に繋がったりする効果はあると思っているが、知らないうちに映っていたり、映像が防犯以外に使用されるのではないかとか、不安に思っている方もいる。2つの方面で検討しなければと思う。お隣の国みたいになってしまう面もある。犯罪防止の有効性は考えられるので、必要な箇所は整備したい。今の所、補助制度は浮かばないが、これから検討したい。
谷川 3番街の奥街木場線を見たら、青少年育成協議会の看板が設置されている。痴漢に注意という看板がある。事案が発生しているのではないかと思っている。率先して、財源が無くてもカメラ1機くらい設置するようにお願いする。
市道正山1号線の拡幅工事を実施できないか
谷川 三井楽は1周40分で出来る地形になっている。高浜からきたら、浜さこで回って帰ってくる。旧学校地区には京の岳の裏が淵の元の周りを通ってくる。岳小学校地区は三井楽の第二の主要道路。浜さこ地区は国道を回る。
私は特に、自分から進んでいくが、慣れていないと下がって離合する。ここを是非拡幅工事をしていただきたい。最終の赤線があるが、大型車が侵入禁止。大型車は地図の右端にきたら、必ず遠回りをしなければいけない。早急にやってもらいたいが、考えは。
市長 三井楽の浜のクリ地区を交差部としている200mの路線。直角に曲がる角が2つあり注意が必要。建設課で現場を検討したが、基準に適合する計画を作るには厳しい条件。一部拡幅や部分改良は考えられるので、用地の協力が得られるか、関係町内会から聞き取りを始めてみたい。
谷川 市民の声を市政に届けたので、検討をお願いしたい。