【2022/11/8五島市議会メモ】決算委員会②

五島市の市議会(委員会)では、議事録が公開されておらず、委員会の中身はブラックボックスです。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではなく、個人的なメモです。

発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もありますので、ご注意ください。

日時:2022/11/8 10:00~12:15、13:15~14:35
参加議員:片峰議員、山田議員、三浦議員(午後から退席)、丸田議員、中西(以下、敬称略)

消防本部

全国操法大会の報告 10月29日、上崎山地区が10位入賞を果たす。全国大会に際し予算承認・ご支援のお礼を申し上げる。

山田.P94の報酬の分で3700万円と自動車運転の方は別途1400万円とあるが、消防団員と運転手は分けているのか?

A.1台につき1名運転手をあてがっている。常備消防の方は運転員手当を充てている。基本報酬+運転の支出を分けている。

山田.消防団員の人数は?

A.1,168名。

山田.消防車両の台数は?

A.消防車両92台(消防ポンプ車 6台、普通積載車62台、軽積載車24台)+広報車2台、指令車1台

中西.市内を見渡すと、福江市内の中心部でさえ竹やぶや雑草が繁茂している地区があり、火事が発生した場合の燃え広がりが懸念される。防火活動の一環として除草に対する指導は行っているのか?

A.空き家対策として、住宅用火災設置や、周囲に雑草などの除去を促している。直接的な補助制度は存在しない。

総務課及び選挙管理委員会

昨年の指摘要望事項.

【税務課】R3決算審査資料

山田.災害時の情報伝達手段について、8月31日からFMを試験的にされているとのことだが、機能性の高い防災ラジオを導入できないか。高齢者はスマホが使えない。防災無線は屋外用であり、今後は屋内の手段をどのように構築するべきか検討すべき。停電が多く発生し今年も富江から情報が入りづらかったとの声があり、ラジオが便利との声を聴いた。電波が入らないとの問題については国の補助事業もあるので勉強していただき貸し出しを検討していただきたい。

A.スマホ、LINEで情報発信を始めたが、ラジオも有効だと思うので、検討をしていきたい。

山田.防災行政無線で個別受信機を使っているが、ラジオは費用を抑えられる。より多くできると思うので、検討してください。

P95 嵯峨島の除草作業に対する経費を支出しているとあるが、実施の頻度は?場所は?

A. 嵯峨島は年に2回程度。ヘリポートの周り。

中西.ANA総研の委託事業の具体的な実績は?

A. ANAの方から文化観光課に1名委託。観光振興の推進に関すること。実績はジオパークの推進協議会のグループへの参加。世界遺産、日本遺産を一体的にアピールしていただいている。FBなどの情報発信。

中西.P22 採用に関して土木関係の募集に対して人が集まらない状況となっているが、理由と対策は?

A. 採用試験については計画を立てて実施しているが、土木職は1名の採用を立てたが結果として採用者がいなかった。技術者の確保が難しいことと、対象者へのPRが足りなかったこと。学校に訪問して努めていきたい。募集をかけるタイミングでほかの行政職も含めて情報提供をしている。

中西.一般事務の特別推薦枠とは何か?

A. 地元の優秀な人材を確保する観点から、高校卒業後に島に残ってもらうために、高校から推薦してもらう制度。

中西.市職員の二次採用試験を外部委託している理由は?

A. できるだけ優秀な人材を確保したい、客観的な視点で判断してもらいたい。

中西.P35 地域円卓会議、会議の結果内容と、今後はほかの地区でも開催しないのか?

A. 総務課の所管ではない。

中西.16項目 民間活力及び多様な人材の活用として、昨年は具体的な提案に至らなかったとあるが、この事業の趣旨は?

A. 過去に総務課の給与支払い、窓口ができないか検討したが、費用対効果を見たときに直営でやった方がよいとの経緯で見送ってきた。他団体を含めたところのBPOが課題だと思ったが、具体的な案の提案がなかった。

中西.ANA総研の件はBPOにはあたらないのか?

A. ANAの人材派遣は新たな部分の取り組みを期待しているので、市の今までの業務を委託するのではない。

政策企画課

【政策企画課(旧情報推進課分)】R3決算審査資料

【政策企画課】R3決算審査資料

山田.ふるさと納税、五島市の取り組みがあまり目立っていないように思える。収支としてはどれくらい利益が出ているのか。

A. 歳入額が2億8千万円。歳出が1億5千万で半分程度は残っている。

山田.イベントの中身として、五島市がこういった事業に使いますよという事業は決めているのか。市民からの要望・提案を受け入れているのか。

A. 大きく5つの分野で活用している。市民の方に発信しなければいけないが今後は発信していきたい。

山田.市民側からの要望があった場合は今後検討できる枠組みを拡充していただきたい。

A. 流れからいえば、予算編成の時期に各課に希望を聞いている。充当できそうな事業を充てている。場合によっては市民の意見を聞いている場合もある。納税者の方から具体的におっしゃる場合もあるのでそこは配慮をしている。

中西.自主制作番組をはじめ、時代の変化にあった情報発信の在り方を検討してほしい。と要望したが自主製作番組の必要性、公平性に関する検討は進んでいるのか。

A. 自主製作番組は内部で検討をした。結果として、契約件数が1万世帯ほどあり、情報発信ツールとして有効な手段であると考え、引き続き継続したいという結論。

中西.ふるさと納税の寄付金合計は昨年対比で400万円程度しか増えていないのに、委託料はスチームシップを中心に数千万円増えている。今後は増加した委託料を賄う分の寄付金額の増加が見込まれるのか?

A. 昨年度はスチームシップに委託した。それまでは物産協会に委託していた。今年度は昨対比150%という形になっているので、その文を取り返す形にはなっていると思う。

中西.P54 心のふるさと市民からの収入 22261名の会員のうち、年額1000円の心のふるさと市民は何名いるのか?

A. 1132名がコースの会員。

中西.税金を支出している以上、赤字であってはならないが、宣伝用の経費を上回る収入があるのか?

A. 会員については収支としては賄えている。寄付もあるので。

丸田.コンサルタントへの業務委託について、五島テレビに制作をお願いしているが、製作は入札か?

A. 随意契約となっている。番組の撮影・編集を行える事業者が1社しかいないため、五島TVしかできない。

丸田.放送業務の内容は違うのか?

A. 内容は全く同じ。

丸田.なぜ違いが生じるのか?

A. 放送設備の差異に基づき、1時間当たりの費用見積もりを提示していただいた金額。時間単価で140~50円ほどの開きが出ている。

丸田.合わせる話はないのか?

A. 事業者と話をしたところ、単価の算出根拠はそれぞれ異なるため、交渉が不調に終わっている。

丸田.1社の場合だったら費用は倍になるのか?

A. 単価が変わらなければ今のままで放送できると思う。

 

丸田.五島市としてまとめなければいけない重要な問題だと思っている。株主として双方マイナスにならないようにしてもらいたい。240万円を無駄にしないようにあらゆる努力をしてほしい。

未来創造課

【未来創造課(旧情報推進課分)】R3決算審査資料

【未来創造課】R3決算審査資料

未来創造課とは・・・再エネ推進の前業務、DX担当業務

中西.光情報通信整備に3億円かかり国庫補助金がないという事は、全額市の一般財源から出ているという事か?譲渡して削減された経費はどの程度あるのか?

A. 合併特例債で記載しており、のこりが一般財源。

中西.譲渡したことによる維持管理費の削減が達成できているのか?

A. 10億円にまで市の負担が削減されると試算された。4年間での交付により、予定通り10億で効果が出ている。

中西.旧情報推進課と旧再生可能エネルギー推進課が同じ部署になる事による相乗効果・メリットにどのような効果があったのか?

A. 今年度統合されてGXとDXが求められる中で、今後エネルギーマネジメントシステムが必要となり、DXが必要となってくると考えている。今後相乗効果が出てくると思う。

P107. DX推進について、これはこれで成果があるのかと思うが、まだまだやるべきことがたくさんあると感じる。もっと横串を指して展開をしていくことが大切と思う。DX推進に関する全ての部署での情報共有はどのように行っているのか?

A. 年に2回開催している。組織横断的に取り組むべき事案がある場合は関係各課の担当者を集めて部会を開催する。昨年推進本部を各組織のトップを集めて立ち上げた。利便性の向上、功利的な行政、デジタル社会の実現整備を掲げている。

(その後の協議事項について 11/10 追記)

不正確な記述箇所があったため、内容を削除いたしました。申し訳ありません。

財政課

市債 379億(5億減)、基金 155億(16億増)

質問なし

土地取得事業特別会計

公共用地の先行取得が必要な事業は発生しておらず売り払いを実施している。

R4年度以降に売り払う予定。

質問、討論なし、議案105号は認定。