【2022.9/五島市市議会メモ】江川議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。

 

江川.安部首相に対してご冥福をお祈りします。銃撃で人命を奪う事は許されない。弔意の強制もあってはならない。閣議決定で国葬を強要しようとしているが、法の下の平等を侵害する憲法違反であり、世論調査でも反対が過半数を占めている。国葬は中止すべき。

GIGAスクール構想におけるタブレット端末の持ち帰り学習について

事業の目的と必要な環境整備について説明を

江川.オンライン学習の通信費を支給する経費が計上され、全会一致で可決された。現在の状況では通信機器の活用は必要と認識し議案に賛成した。14%の世帯で環境整備が出来ていないとの報告があった。すべての児童生徒が学習できる方策を保護者に求めるだけでなく、教育委員会としても整理することが必要との思いで質問する。目的と環境整備の説明を。

教育長.学びの個別最適化を目的に行っている。時間空間の制約を超えた学び、創造的な学びが出来る。情報活用能力の向上にも繋がる。昨年9月、今年6月に整備についてお願いをしている。7月初めに行った整備の状況では、同意いただいた家庭のうち、121世帯で環境が整備されていない。1799世帯の6.7%に当たる。6月では354世帯であり、3分の1に減少している。7月から夏休みにかけてさらに環境整備が進んだとの報告がある。

江川.学びの個別最適化、情報能力を高めるとあったが、猶更すべての子供たちが環境整備された状態で、持ち帰りをしてほしい思いで一杯。121世帯が未設置で148人となっている。そのうち、準要保護世帯は34世帯48人。この状況の中で、本当に子供の平等・公平な環境が作られているのか。

教育長.準要保護世帯は34世帯48人。これは全体の11.3%になる。残りの88.7%は通信費の補助を行っている。一般世帯における未整備の倍近くが準要保護世帯となっているので、今後さらに環境整備が進むだろうと考えている。

各世帯の通信環境整備の状況は

江川.同意をしていながら未設置の所帯が121世帯。そのうち34世帯と言う事で良いか。

教育長.通信環境が整備されている、いないに関わらず、全世帯のうち若干通信環境の利用に同意を頂いていない家庭もある。同意しているすべての家庭のうち、121世帯、148名が整っていない。準要保護世帯だけを考えると34世帯48名で整備をされていない。

江川.148名の子供たちはこのままで仕方ないと考えているのか。

教育長.7月初めの調査では148名だったが、これからどんどん進んでいくと考えている。現在の状態がずっと続くことを良いとは思っていない。不平等感を持たない工夫をしていきたい。

江川.夏休みの宿題もオンラインとペーパーであるという事だが、どの子がどこで躓いているとか、タブレットで点検できると思うが、確認はされているのか?

学校教育課長.一般的な紙ベースの宿題、タブレットも同じで教員が状況を把握できるようになっている。夏休みも登校日を確認して指導している。

江川.私も関心があったので、我が家にもWi-Fiを取り、親戚の子供のタブレットを見せてもらった。どんどん進む子供と理解が進まない子も把握しながら、具体的な学習支援も出来るはずだと思う。そういう所も確認しているのか。

学校教育課長.夏休みの登校日、学習したい子供は指導しているが、各児童の困り、教科担任が聞き支援をしている状況。

江川.大規模校であれば担任のクラス、専門の生徒という中で指導にかかる時間が多くなると思うが、先生たちの労働時間は増えていると思うがどうか。

学校教育課長.教職員の勤務時間内の対応になるので、多くの生徒を抱える場合は対応できない状況が生じる。

江川.既に先行して持ち帰りが進んでいる所では対応が厳しく、持ち帰りを取りやめた所もあると聞く。注意深く対応して、教員数を増やすことも必要だと思う。何らかの理由で休校になった場合、オンライン出席もOKだったと。台風やコロナで休校になる場合があるが、こういう状況で自宅で有効に活用できる状況か。

学校教育課長.オンラインの学習は緊急時を考えているが、台風等はWi-Fiが繋がっていない生徒は学校に来てもらうとかになるが、臨時休校の場合は来てくださいとは言えないので、厳しい。感染症の場合は対策を徹底し、学校と自宅になると思う。

江川.オンラインで授業する場合、通信環境が整っている所といない所、同じ条件で学習できるのか。

学校教育課長.Wi-Fiが通っている所で行ってもらう。宿題は不平等感がないようにしていく必要がある。

タブレット活用の最終到達目標は

江川.今五島市は殆どが宿題を持ち帰らせているが、最終到達目標は。

教育長.活用する姿として、児童生徒が端末を有効に活用しながら、興味関心に応じて学びを広げていく事を目標としている。整っている家庭と整っていない家庭とあり、+αについては環境が整っていない家庭では出来ないので端末に入れて対応している。不登校や登校できない生徒の学力補助の活用、非常時の活用を考えている。教師と児童生徒とのコミュニケーションツールとしての活用も考えている。

出来る限り多くの家庭で進むことを期待している。

江川.猶更、すべての生徒に環境整備を。同意していながら未設置があるのは、そこに経済的な問題が関わっていると思う。設置を待つのではなく、出来ない所では市内の公共施設、公民館に設置する事も検討していかないと、設置できない状況が改善せず整わないと思う。その点については。

教育長.教員の働き方改革に逆行するので現時点では考えていない。Wi-Fi環境整備は公民館を利用する団体の必要性が認められる場合は設置をしている。利用状況や効果を測定し設置を検討したい。来年開館する図書館はWi-Fiと学習室を整備する予定。GIGAスクール構想で学びを進めどうぞご支援をよろしくお願いします。

江川.皆同じように授業・学習環境を整えなければいけないと思っている。予算要求をしながら進めていきたい。社会教育・生涯学習の観点からも活用されるべきと思うので、早い時期に設置して頂けるように強く要望するがどうか。

教育長.予算が絡むのでここでやりますとは言えないが、教育委員会としてそういう方向で進めていければと思う。

江川.市長の考えは。

市長.個別に整備するのが大前提だと思う。この間3分の1までに圧縮されているので、進んでいくと思う。どうしても整備できない場合は公民館という話もある。利用状況を見ながら検討したい。

江川.文科省のHPを見たが、コロナ対策でタブレット持ち帰りを認めたと言う事だが、緊急用のルーター貸し出しとか、事業者にも協力お願いしますと要請を出している。国の助成制度なども検討しながら早急に実現して頂きたい。活用範囲が広がれば先生の負担は増える。定数増も必要になるので、要請をして頂きたい。

インボイス制度について

五島市各会計のインボイス制度対応状況は

江川.免税事業者、シルバー人材の問題を質問したが、各自遺体に総務省から対応の要否を適切に利用する連絡があった。現在の対応状況は。

総務企画部長.一般会計の他、8つの会計が影響を受ける。診療所、財産区、港湾整備事業など。事業者が仕入れ税額控除できなくなることにより、登録を予定している。予定していない会計は4つある。土地取得事業は市の一般会計に限られるため対応する必要はない。

江川.水道事業はどうなっているか。

水道局長.一般会計とは異なり、地方会計法に基づく。適格事業者の申請をしている。

江川.考えられる市内への影響は。84%が免税事業者だったが、登録

総務企画部長.直接の影響はない。

江川.これまで通りに市の納品や工事が可能なのか?

総務企画部長.最初に申した通り、一般会計は消費税の支払い義務はないので直接には求めらえない。

江川.免税事業者への影響は。

総務企画部長.売り手と買い手の関係性である。その都度ケースバイケースと理解している。

江川.登録しなかった場合、どうなるか。

建設管理部長.水道局が買いになった場合、水道局自身が控除を受ける必要があるので、可能な限り求められる。毎日水質調査は個人に委託しているので、原則適格事業者になっていく事になるので、期間の中で最善策を探っていきたい。

江川.下請け、孫請け出てくると思う。事業者に登録しないと仕事が出来ない可能性もある。業者の所得もなくなるが、事業者が少なくなり住民サービスの低下に繋がると考えられるがどう考えるか。

建設管理部長.市の水道局としての話し合いとして、その中で決めて頂きたいと考えている。

江川.直接取引があれば関係があるが、それ以降は関知しないという事なんですね。検針の方も業務委託を受けている方がいるが、登録して消費税を払う事になれば、委託を受けなくても良いとなると思うが、検討はしていないのか。

水道局長.特に二次離島を考えた場合、ご高齢でメーターを見て回る作業をして頂いているが、借り手と売り手のどちらかが払えばよいので、個別に調整していきたい。

江川.前回と回答は同じだと思うが、全国から中止・延期の要望が届いているが、どうか。

市長.元々消費税は消費者が10%払うが、益税として今までは支払う必要がなかった。長い間解決しなければいけない問題であった。我々が払った10%を貰っているのに払わないとなると、踏ん切りがつかない。まずは適格請求書を働きかけるのが筋だと思っている。中身が難しい制度だと思う。中止・延期を求める考えについてだが、市町村にとっては貴重な財源となるので中止や延期を求める考えはない。

江川.地域の中小零細企業が疲弊する面もあるので、残念である。

五島市が登録されることによる市内事業者への影響は

各会計に納税義務が発生し財政負担増となるのでは

影響を受ける事業者への支援策は

インボイス制度の実施について中止、延期を要請する考えは

観光行政について

ガイド不足への対策は

地域振興部長.発掘育成はおもてなしガイド連絡会で郷土研修や他団体の研修実施を促している。高齢化や人材不足は市として課題と考えているので協議を進めていきたい。専門のバスガイドは事業者にしっかりと確保して頂きたい。

江川.事業者で人材を作っていただきたが筋だと思うが、市は一生懸命誘客はするが、ガイドが不足している状況。それと毎日ガイドとして添乗できないという声も聴いている。中々一般の方からは新しいガイドの参加者が少ない。なぜかというと、安定した収入がない部分があると思う。年金・退職がある方が多いが、解消として市の職員の方も現役の時から学習して退職してからガイドとなる対応策を考えても良いと思うがどうか。

地域振興部長.それも一つの案だと思う。今年はガイドが3名増えている。一定の評価は出来ると思う。登録ガイド数が45人。フリーもいれると68名。各ガイド団体と協議して進めていきたい。

江川.世界遺産、ジオなどいろんな所に観光の拠点があるが、オールマイティーなガイド作りも検討すべきだと思うがどうか。

地域振興部長.1人のガイドがずっと付いていく事は良いことだと思っている。

江川.これから観光客が増えたら足りなくなるので頑張ってほしい。

環境整備の充実について

イ 福江港ターミナルのデジタルサイネージの更新状況は

江川.本庁の1F、3Fにあるが、一番の窓口である港にない状況については。

産業振興部長.H22に国・県の補助を受けR3に廃止。R4は委託契約を結び情報発信をすることにしているが、モニターの納品が遅れている。再利用したいので残しているとの事。10月中旬までには設置する。

ロ トイレの増設と多目的トイレの設置を

江川.岐宿、荒川の足湯、大宝などは女性のトイレは1区画しかない。多目的トイレの設置は出来ないか。

地域振興部長.公衆トイレは大きさの問題がある。スペースに余裕がないため増改築が出来ない。現在の浄化槽の大きさが足りない場合は、増改築・浄化槽の改修も必要なので計画的に進めていきたい。水之浦、大宝は長崎県の所有になるので県にお願いをする。

江川.ゴミボックスの設置を男性用にもとの声があるがどうか。

地域振興部長.女性用には小さなごみ箱があるが、男性用はない。ごみ箱を設置した場合定期的な収集が必要になる。たばこの吸い殻を捨てたり、生活ごみの投棄も考えられる。公園等からごみ箱を撤去する事例もあるので慎重に判断したい。

江川.尿漏れパッドを活用する男性も増えてきているので、そういう観点で検討をお願いしたい。岐宿、水之浦を回りだいたい奇麗だったが、多目的トイレの設置をお願いしたい。三井楽はトイレがあるが多目的トイレではない。ぜひ検討して頂きたい。高崎下水も管理が古く、多目的トイレが使用不能であるため修理をお願いします。

ハ 運転免許のない観光客への対策を

江川.タクシーやチョイソコなどが検討できないか。

地域振興部長.まずは定期観光バスの利用をお願いしたい。チョイソコは市民のために利用され2800名となり、市民の足を優先させたい。五島自動車で市外在住・観光客を対象に乗合バスフリー乗車券を販売してる。島旅促進事業で、旅行会社が販売するフリープランのいっとくクーポンがある。観光客に対しては1日乗車券を周知していく。

久賀島の観光について

イ 五輪教会の教会守の配置は

地域振興部長.9月1日より久賀島在住の方にお願いして従事している。週に6日ではなく2日の配置。常勤可能な職員を募集していく。

ロ 久賀島観光交流拠点センターの活用について

地域振興部長.構成資産である久賀の情報発信施設として活用してきた。特産物の販売、昼食の提供、コーヒー提供をしている。地元の方が拠点を運営し、活性化に寄与していると感じる。情報を発信し、来訪者増につなげていきたい。キリシタン物語以外のツアーでも、来訪して頂いていたので、関係団体と連携しながら実施していきたい。

 

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