【2022.5/五島市市議会メモ】交通網対策特別委員会

五島市の市議会(委員会)では、議事録が公開されておらず、委員会の中身はブラックボックスです。

そこで、5月16日の議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではなく、個人的なメモです。

発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もありますので、ご注意ください。

日時:2022/5/16  13:30~14:30

出席議員(敬称略):荒尾、松本、三浦、柳田、中西、木口(傍聴)

五島汽船協業組合貨物船について

説明.社長から説明を聞いた。概要は別紙のとおり。

さくらで運ぶ場合、車に積んでの運搬となるので、1回で運ぶことが出来なくなり、運送に経費が掛かるかもしれない。

中西.船底のバラストを補修する事で対応は出来ないのか?

A. 水を仕切っているところが補修に金額がかかるとの事。

中西.現在の船は全額事業者が負担しているのか?

A. その通り。

中西.フェリーさくらⅡはいつ更新を迎えるのか?

A. 確認していない。フェリーさくらはリプレイス補助が入っている。貨物船は県への報告義務があるわけではなく、廃止の話に至った。

中西.3月まで運航した「おうしま」(42トン)が就航から26年たって老朽化していたため、国県市の補助を活用して新船を導入した経緯があるが、今回の場合は?

A. 旅客船に関しては支援機構があり、補助の仕組みがあるが、貨物船は国・県の方でも補助がない。これから県が情報収集をすることの事。

新規は6億かかるので、県としては新たな船を購入した場合、事業として成り立つかどうか、調査に入りたいと聞いている。

松本.廃線した場合、運賃の格差はあるのか?

A. 料金は調べていないが、今までコンテナだった部分を車で運ばなければいけないので人件費・車代がかかると思う。

松本.市からの補助はないのか?

A. 今のところない。

柳田.1船にして合理化できる部分もあると思うが、他の部分のデメリットはあるのか?輸送量が減らないか、運賃が上がらないかが心配。

中西.県が作るであろう支援スキームに対して、五島市はどのように関与していくのか。

A. 五島市としては今のところ対応を考えていない。

中西.どのような影響があるのか、整理して市民に知らせる必要があると感じる。

荒尾.五島汽船の方針を明確に出す必要があると思う。方針をまず確認し情報が入ったら連絡してほしい。仮になくなる事で、五島市民にとってどのような影響があるのか明確にして支援できる部分は単独でも支援してもらいたい。具体的に品目の調査もしてほしい。

議長.五島汽船がどのように考えているか、しっかり確認をしてほしい。

ちょいそこ五島

説明.登録人数の目標は達成済。スポーツ大会、特定検診会場での呼びかけ、イベントの開催を計画している。今の実施形態を完成形と考えずに改善していきたい。

中西.冨江の実証実験の時はアンケートをしていたが、現在は?

A. 今年度、全地区で利用者アンケートを想定している。全会員あてにとる予定。結果は法定の協議会で検討をする。

柳田.時間を延長してほしいとタクシーの運転手から聞く。時間帯の延長の考えは。

A. 今年の1月2月のアンケートで土日と時間延長の要望があった。委託料や負担金も増やさなければいけないので、すぐには出来ない。費用対効果を考えなければいけない。

柳田.病院が主な理由だと思うがどうか。

A. もともとの出だしの時に、15時までにと言う事でやっている。

荒尾.地域によっても利用時間のニーズは異なると思う。シミュレーションを幅広く行う事が必要があると思う。柔軟に対応は出来ないのか?

A. 週末だけちょいそこをしている事業者もおり、調整が前提となる。

荒尾.事業者は採算が取れるのか?

A. 当初予算の時に消費税は別にと言う事で、1台50万円/月で契約をしている。負担金という形で流しているが、地域貢献という意味での手出し分はあると思っている。

航路(陸海空)の利用状況について

説明.本土航路、航空路はコロナの影響でほぼ半減。R3は1.5倍くらいで推移していたが、年明け以降はオミクロンでコロナ前と比べて6割台。

今年の数字としてGWは多かったので徐々に持ち直していくと思う。

中西.補助を検討するタイミングは?

A. 県からの打診があり次第、連携して検討している。

ジェットフォイルの料金設定

説明.島民分の値上げは燃油高騰や事業の採算悪化ではなく、JR運賃改定に伴うもの。

島民以外は原油CIF価格に連動する。燃油の価格が上がれば上がるほど、負担が上がることになっている。

中西.どのくらい先まで料金が分かるのか?

A. 2か月先まで分かり、観光シーズンとなる7月に高くなる。

ORCのATR機材更新状況について

説明.機材が長崎の空港に10月到着予定。国の申請準備をしている。運航開始はR5の後半からの予定。パイロット、CAは1月から訓練をしている状況。

荒尾.順調に行っていると言う事か?

A. 3機目がコロナの影響で遅れた事もあり、県も逐一状況を確認しながら進めており遅れはないとの事。

荒尾.納期が遅れたら開始も遅れるので、市の負担(パイロット養成)も大きくなるのか?

A. R7の負担金はすでに示されているので変動はないと考えているが確認したい。金額は約束しているので、伸びた分はORCで対応できると思っている。期間が長くなっても費用は増えないと考えている。

ニューたいようの車椅子スペース

松本.奈留島から車いすで通っている人が多いが、多いときは3~4台。車いすを置くスペースはあるが、車いすから降ろさないといけない。

スペースがなく、介護する人の椅子もない。車いす用の椅子を撤去してもらってスペースを作ってもらいたい。役所の方から言ってもらいたい。

A. 五島市は認可権を持っていないので約束は出来ないが、事業者には伝えておきたい。たいようはR5に新船建造に取り掛かるので、会議の中で共有したい。

 

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