【2021.12/五島市市議会メモ】交通網対策特別委員会

五島市の市議会(委員会)では、議事録が公開されておらず、委員会の中身はブラックボックスです。

そこで、12月21日の議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではなく、個人的なメモです。

発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もありますので、ご注意ください。

日時:2021/12/21  10:30~
欠席議員:荒尾、松本、宗、三浦、柳田、中西(敬称略)

ORC機材更新

課長.ORC機材更新の機材についての報告が県議会、市議会でされている。

Q200は導入後20年が経過し寿命を迎える。中古機で運航しているが、R4年度以降にATR1号機を導入し、2号機はR5年度に購入しR7~運航になる。

ANAからリースしているQ400はそのまま。

国庫補助を活用しながらORCへの支援を行う予定。

  • 安全整備費   県と3市の折版。毎年度行う予定。
  • 運航費補助金  11億で国と県の折版で支援。

利用率を超えない場合、1社あたり2000万円の支援金補助があったが、利用率の改善がみられるため、今年度から廃止となった。

市の支援は過疎債が7割で措置される。

質疑

中西.従来の補助が切れるとの事だが、コロナで減収となった場合に事業者が苦しくなるのでは?

A. H20年、ORCが危機を迎えたときに支援をしたのがきっかけで導入された。H29~運賃低廉化によって利用が増えたので金額が下がってきているので、現時点では見込んでいない。

中西.2機目だけなぜ「0.5機稼働」の期間があるのか?

A. 免許があり、ATRに切り替えるとQ200機の免許では運転できないため。福岡や壱岐での待ちが発生する場合もある。

荒尾.パイロットの養成は現在のパイロットが訓練をするのか?新たに雇用するのか?

A. 今のパイロットを支援する。ATRはアメリカでなくても訓練が出来るので、鹿児島やシンガポールで出来るので費用の軽減が出来る。

荒尾.利用率保証が廃止された場合、毎年1000万を定額で支援すると言う事か?

A. そのように聞いている。過去の費用を元に算出していると県から聞いている。

荒尾.国境離島の運賃の低廉化で利用が入っているから、現在は負担していないと言う事だが、撤廃すると市の費用負担は減るのか?

A. R2年度のベースで1社あたり66万の負担でしかなかったので、1000万円は負担増になるが、ソフト面での措置も含めて総合的にみると、市には有利に働いた。安全整備にも過疎債が利用できるので、従来よりも23年分くらいは有利に働くと試算した。

柳田.安全整備費は県の負担ではなく、3市の合計でよかったのか?

A.  その通り。

宗.ソフト更新の費用でR4年度からR7年度で終わるのか?

A. ソフト更新は7年度までで終わると考えている。

中西.従来から機材トラブルが頻発している状態であり、市として事業者に対する経営改善に向けた取り組みは?

A. 再生協議会の中で協議して行っているので、経営改善はお願いしていくと思う。

柳田.ソフト事業はR7年度以降は安全整備費のみを負担していくという事でよいのか?

A. その通り。

荒尾.利用率補償がなくなった場合、市は負担をしないと言う事で、誰が負担をするのか?

A. 制度を復活させるという説明は受けていない。

中西.機材更新に関する市民への説明は?

A. 広報誌や新聞報道を活用して周知を図っていきたい。

 

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