合流新党になり、9月10日に党名と代表者の選挙が行われました。
党名と代表者については、今までと変更なく「立憲民主党」「代表 枝野幸男 氏」となりました。
本日は合流新党で何が変わったのか、分かりやすく紹介をしていきます。
国会議員数が1.7倍に増えた
大きく変わったのは立憲民主党の国会議員の人数です。
- 合流前:88名
- 合流後:149名
- 増減率:69%増
一方の国民民主党は
- 合流前:62名
- 合流後:14名
- 増減率:77%減
と、大きく数を減らしました。
両党の合流を巡る流れは以下の通りです。
政策的には?
以下、枝野代表の冒頭あいさつです。
~
新しい立憲民主党、その代表に選出頂いた枝野です。
喜びと共に、身の引き締まる緊張と責任を痛感している。
泉健太さんに感謝申し上げたい。
爽やかに論戦をすることで、新しい党の立脚点を知ってもらう事が出来たと思っている。
こうした選挙の後にはノーサイドと使われるが、私はノーサイドだとは思っていません。
いよいよプレーボール、本当の戦いが始める。
皆様と力を合わせて暮らしの声を届けていきたい。
地方組織の皆さん、党員・パートナーズには直接参加させて頂けなかったのでお詫びを申し上げたい。忸怩たる思い。
149名という大きな力ではあるが、私たちだけでは前に進むことが出来ない。
無所属の仲間・地域の皆様と一緒に戦っていかなければいけません。
出来る限り、地元・地域を訪ね、直接現場の声を聴かせて頂く。
これまでの地域で皆様の想いを受け止めていきたい。
私たちが今やらなければいけない事は、政治の緊張感を取り戻す事。
強かな自民党と緊張感・リアリズムを持って向き合っていかなければいけない。
共同会派として1年。
(立憲民主党には)国民との繋がりを国会に届け、政治を動かしてきた経験がある。
コロナ対策として家賃支援・雇用助成金など、国会で声を上げ、与党に迫り実現してきた。
検察庁法の改悪も阻止する事が出来た。
国会で戦う力は従来よりも増した。
国民生活の現場にこそ、足場がある。
国民生活の危機的な状況を打開するために、本格的な臨時国会を召集し、必要な法案の実現を与党に迫っていく。
自分勝手な都合で解散をするならば、正面から受け止めて、国民の皆様の選択肢になろうではありませんか。
総選挙は1年の間に行われる。
勝ち抜くために総力を決する覚悟で臨む。
国会・選挙で戦うためにも、今回参加されなかった皆様は残念だが、立場の違いを超えて引き続き深い連携をして戦っていきたい。
バブル崩壊から30年近く。政治だけが昭和のモデルに捕らわれて進んできてしまった。
現場の声こそ、転換させるエネルギー。立憲民主党はそのエネルギーで生まれた。
目先の選挙に右往左往していてはいけない。
現場に足を運び国会に持ち帰り、国民の生活を守るために戦っていこう。
新しい立憲民主党はあなたを見ている。
自信をもって、一人一人が全力で活動していこう。
推挙していただいた責任を重く受け止め、誰よりも汗をかいて現場に耳を傾ける。
国民のために、共に前に進んでいこう。